【実例あり!】ハイブリッドイベント&オンラインイベントの進行台本の制作のポイントをご紹介。

進行台本に始まり、進行台本に終わる。

と言っても良いほど社内イベントにおいて台本の制作は大切です。

 

特に最近のハイブリッドイベントやオンラインイベントは、映像のシーン展開が細かくしっかりと設計しないと参加者の満足度の高いイベントにはなりません。

オンラインイベントのライバルは、テレビ番組やネットフリックスなどの映像コンテンツです。

同じ画面を見るという行動に対しては、全てのコンテンツがライバルになり得ます。

多くの予算・多くのスタッフが関わってできている映像コンテンツは、やはり脅威です。

それらコンテンツと戦い、参加者にしっかりと情報を届ける為には飽きさせず、

グダグダせず、全員が集中して参加できる仕掛けや進行が必要になってきます。

オフラインの時と比べるとより進行台本の大切さが際立ってきたといえます。

 

今回は、そんなハイブリッドイベント・オンラインイベントに役立つ進行台本の制作の仕方をご紹介させて頂きます。

 

進行台本は誰の為に制作するのか?

まず、そもそも進行台本は誰の為に制作するのでしょうか?

司会者の為?テクニカルスタッフの為?上司の為?社長の為?

全部違います。

 

進行台本は、「参加する全ての人」の為に作成します。

当日参加してもらう一人一人に届く言葉の選び方、ステージ上の立ち居振る舞い、司会進行のフレーズ選びなどが全て

進行台本には詰まっています。

適当な台本程価値のないものはありません。

 

制作段階でのポイントは、このシーンで誰からの賞賛を誰に届けたいのか?

一つのメッセージは誰に届いているのか?だれに届いてないか?

しっかりと時系列で理解することが大切です。

 

一つの物語を作成するように台本を書いていくとメッセージ性のある良い台本になっていきます。

もちろん当日のその辺のオペレーションにおいては、テクニカルスタッフも理解する必要がありますので、

台本へはなるべく細かく情報を落とし込むようにしていきます。

 

テクニカル部分はどのように考えることが良いのか?

進行台本には、ストーリー部分はとにかく大切です。

台本の言葉をMCは追うことになりますので、言葉選びは慎重に行いましょう。

 

そして同時に進行台本は、当日は、イベントのテクニカルスタッフも同じものを見ながらオペレーションします。

例えば、どのタイミングでVTRを流したいのか?PPTデータを投影したいのか?BGMは流したいのか?ボリュームはどのくらいなのか?

照明の演出は行いたいのか?どのような雰囲気感を作りたいのか?

などなど、ありとあらゆるテクニカル情報を進行台本には落とし込みを行います。

 

MCのセリフに合わせて動く全てのステージスタッフの情報を一つに集約することが進行台本の最終形とも言えます。

テクニカル部分は、とくに大切でVTRのタイミングなどの記載は必ず行っていきます。

 

事例をご紹介します。

実際台本を制作するには、かなりの時間を要します。

一度自分でやってみるとわかるのですが決めないといけないことがありすぎて、なかなか前に進まない!

そんなこともあります。

フォーマットは各社違いますがまずは基本形を理解していきましょう。

 

こちらは、オンラインイベントの事例です。

一番左から、画面に投影されるスクリーンの映像、

音源。ステージ上の人の動き、MCのセリフを入れて時系列に並んでいます。

 

テクニカルのオペレーターはMCの各フレーズのきっかけを追っています。

台本の制作段階で、VTRのタイミングやイメージが共有できるよりスピード感のあるイベントにすることが出来ます。

 

 

特にオンラインイベントやハイブリッドイベントの際には、画面上の展開がスピーディーです。

進行の余白になるような部分は限りなく少なくなるので、進行に合わせた画面の設計はとにかく大事です。

参考画像で言うと、一番左の「SCREEN」の欄になります。

 

オンライン・ハイブリッド型のイベントの際には、この部分は強く意識して台本を作ると、

誰が見てもわかりやすい台本にレベルアップします。

 

 

 

進行台本の書き方

色々な制作の方法は各社によって、フォーマットも違いますが、一般的な制作の方法をご紹介します。

参考にしていただければと思います。

 

まずは、会の初めから終わりまで一気にMCのセリフ部分を書いてしまいしょう。

会の目的や、企画の背景など考えていることをまずは一旦自分が司会者になった気持ちで書いていくことが最初のステップです。

あまり難しいことは考えず、どんどん言葉を落とし込んでいきます。

 

ある程度落とし込みが終わった段階で次にステージ上の人の動きを整理していきます。

上手から上がって、下手から降りる。など舞台上の動きを司会者のセリフと重ねながら考えます。

実はここまでくればほぼ70%出来上がりです。

 

次に、VTRのタイミングやBGMのタイミング、照明の演出効果などをイメージしながら

台本に加筆していきます。

 

ここまで来れれば、もうプロフェッショナルといっても良いくらい完成度の高い台本が仕上がってきているはずです。

 

まとめ

今回は進行台本の実例をご紹介させて頂き、台本作りの流れを解説させて頂きました。

台本の制作はイベント全体の進行の中で一番大切なツールです。

企画担当者の思いや意図がダイレクトに反映されるものでもあるので制作には時間をかけてしっかり向き合うことをおススメします。

 

私たちも社内イベントを制作する際に台本作りに一番力を入れます。

映像1本の紹介の仕方も言葉一つで全然変わります。当事者の気持ちになり一つ一つの言葉を大切に台本作りをしていきます。

イベントの制作や台本作りにお悩みの際には一度ご相談ください。

 

社内イベントの課題解決と企画提案ならお任せください

 

社内イベントをもっと良くしたい。もっともっと成長の機会にしたい。

マンネリ化してしまっているなどの、ご相談は是非GROWSまで。

よろしくお願いします。

 

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