経営陣だって一肌脱ぎます!経営陣が本気で挑む社内イベントの事例

社内イベントは主に従業員を主役として行われるものがほとんどですが、

今回紹介する社内イベントは経営サイドが中心となったイベントです。

とあるサービス業の会社様は全国に支店がある業界でもその名の知れた会社様です。

 

この会社は、業務内容の理由から社員が一か所に集まってイベントを開いたりするということがなかなか難しいため

社内イベントとは無縁と最初から経営陣の方々は考えていました。

 

しかし社員の離職率という問題を解決するためだけでなく、

社員が周囲に自慢できるような会社にしたいという思いを抱かれていました。

 

業務内容を鑑み、物理的にも社内イベントの開催は厳しい業態ではあるものの、

それでも社内イベントの重要性とそこにおける波及効果を説明したうえで、

最終的にご提案させていただいたのが、経営陣自らが全国の支店を行脚するという‘社内イベント’です。

 

 

これを社内イベントと呼んでいいのか?という疑念もありましたが、

経営陣が手分けして全国の支店を一つ残らず回り、そこに勤務する社員とイベントを行うのです。

 

そのイベントは事前にアンケートを取り、何をするかを決めます。

ある支店はボーリング大会であったり、ビリヤード大会であったり、

有名な山がある地方支店ではハイキングになったり、海がある地域の支店では地引網大会になったり・・・

その決定権は完全にそこの支店の従業員にあります。

 

身体を動かすような活動を行った後は、その土地ならではの地酒をみんなで飲むという形が徐々に出来上がり、

次はこんなことをしてみよう、というように社員の方から積極的な意見が出るようになってきました。

 

もちろんそこに出向く経営陣は、スケジュールの関係もありますが「自分は身体を動かすのが苦手」と

言っている役員がいても積極的にサッカーや野球のイベントのある支店に出向くようにすることで、

新たな発見やつながりも出来てきました。

 

そしてさらに各支店に出向いた役員と従業員のミーティングでは、

率直な意見や改善点などの声が上がり、それまで支店の従業員だけでは解決できなかった問題も、

役員の裁量と権限でその場で解決したという事例も報告されるようになり、

年を追うごとにその内容は濃さを増してきています。

 

仕事内容から全員が一堂に集まることが難しい業種でも、

経営サイドが中心となって「社員を集める」のではなく「社員の方に出向く」ことで、

これまでとは逆の社内イベントが行えるようになった事例です。

 

社員からは「経営の顔が見えるようになり、透明性が増した」とか

「会社側の考えていることがはっきりと理解できた」という感想とともに

「自分の持てる力を会社にこれからも提供し行きたい」という声が上がってきましたし、

支店に出向いた経営サイドの役員からも「一体感、連帯感を醸成することができた」とか

「役員とは社員の一員であるということが実感できた」という声も聞かれました。

 

社内イベントとは、多くの社員が集ってゲームやアトラクションを行うというイメージがありますが、

何もそれだけではありません。

 

当社がご提案する社内イベントとは、少人数から行うものあれば、

イベントのイメージとは大きくかけ離れた内容のものまで準備しております。

 

大切なことは、その会社や組織にとって今何が必要であり、

その問題解決に向けてどこが最も近道であるかということをお伝えし示すことです。

これが働き甲斐のある会社にするためのインナーアプローチであり、手法の一つです。

この考えのもと私たちGROWSは今日も多くのお客様のご相談に耳を傾けております。

 

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社内イベントをもっと良くしたい。もっともっと成長の機会にしたい。

マンネリ化してしまっているなどの、ご相談は是非GROWSまで。

よろしくお願いします。

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