社内懇親会で盛り上がる!社員同士の交流が深まる抽選会アイデア15選

第1章 社内懇親会で「抽選会」を取り入れるべき理由

懇親会といえば、食事と歓談、そして最後に盛り上がる「抽選会」。
しかし近年、この抽選会は“景品を当てるイベント”から、「社員同士の会話を生み出す仕掛け」へと進化しています。

抽選会の魅力は、誰にでも平等にチャンスがあること。役職や部署を超えて、同じルーレットを見守る瞬間には、自然と一体感が生まれます。「○○さん当たった!」という歓声や拍手が、職場では見られない笑顔を引き出すのです。

さらに、抽選会は企画を追加することで「会話のきっかけ」を生みます。
景品の話題から趣味の話に発展したり、「さっき隣で応援してくれてありがとう」など、普段接点のない社員同士の交流が生まれる。これは何よりの効果です。

つまり、抽選会は“運試しではなくコミュニケーションのきっかけになります。
懇親会の目的である「リレーション強化」や「社内文化の醸成」に直結するコンテンツなのです。


第2章 まず押さえたい!抽選会の基本構成と進め方

抽選会を成功させるカギは「テンポ」「演出」「公平感」の3つ。
どれか一つでも欠けると、盛り上がりにムラが出てしまいます。

進行の基本構成は以下の流れです。
①開幕トークで期待感を高める

②当選のテンポをつくる

③中盤に一度盛り上げ演出

④最後に特賞で締める。


特に中盤の“ひと山”をどう作るかで、会場の一体感が変わります。

時間配分は、100名規模で20〜30分が目安。長すぎると飽き、短すぎると印象に残りません。
また、スクリーンやルーレットアプリを使った「視覚的演出」も重要です。名前や番号が動くだけでもワクワク感が倍増します。

進行台本を事前に用意しておくと安心です。誰が、どのタイミングで、何を言うかを決めておくことで、現場のテンポが崩れません。
偶然を演出する”のが、プロの抽選会運営なのです。

第3章 抽選会企画15選

No企画名実施オペレーション
1社長の一声抽選会スクリーンにルーレットを投影。社長がボタンを押し、止まった名前(番号)の人を当選に。
2ペアジャンケン抽選会各テーブルから代表1名を選出→全員でジャンケン→勝者が抽選ボタンを押す。短時間で進行しやすく、会場全体が応援で盛り上がる。
3名刺ガチャ抽選会受付で名刺をBOXに投入→MCがその場で1枚引く→引かれた本人が当選。
更に当選した人がペアを引く。
4感謝メッセージ抽選会受付で「ありがとうカード」を配布し記入してもらう→BOXに入れてもらう
MCが読み上げ→書かれた人を当選。誰でも参加でき、温かい雰囲気に。
5社長のサインくじ抽選会受付で配布するくじの中に1枚だけ社長直筆サイン入り。当日一斉に開封し、当たった人が特賞。
6チームカラーくじ抽選会受付で色分けされたストラップを配布→MCがカラーボールを引く→該当色チーム全員が景品獲得
7スピード質問抽選会MCが会場のランダムな人に短い質問
答えた人が抽選対象→その場で抽選スタート。
8写真抽選「この一枚が当たり!」懇親会中にスタッフがスマホで撮影→後半にスライド投影
写っている人を当選となります。
9リレー抽選会最初の当選者が「次に当てたい人」を指名
その人が次の当選者を選ぶ形式のリレー型
10タイムカプセル抽選会入場時に「今年の抱負」カードを記入→BOXに投入
終盤でランダムに1枚引き、書いた人を当選。準備が簡単で意味もある。
11スタンプラリー抽選会他部署3人と話してサインをもらう→コンプリートしたカードを受付提出→達成者の中から抽選。コミュニケーションのきっかけになります。
12社内ヒーロー抽選会スタッフが懇親会中に“盛り上げ上手”を3名ピック→終盤にMCが発表。
当選はその場決定します
13コミュニケーションビンゴ抽選会ビンゴカードに「話した人の名前」を記入→MCがランダムに名前を呼び出す→ビンゴ達成者から抽選。
14バックストーリー抽選事前に社員の「意外な一面」アンケートを収集
MCが読み上げてクイズ形式→該当者が当選
15デザートくじ抽選会ケータリングに協力依頼→デザートの底に“当たりシール”を数枚貼付→「当たりが出た方、ステージへ!」で発表。

第4章 抽選会を「演出」で盛り上げるテクニック

どんなに良いアイデアでも、「演出」が弱いと伝わりません。
プロが意識するのは、「わずか5秒の高揚感」です。

例えばルーレット演出。止まる瞬間にBGMを止め、司会が間を取って「さぁ、誰だ!?」と声を上げるだけで、会場の空気が変わります。
音響・照明・テンポの組み合わせが企画を一段引き上げます。

また、当選者コメントをうまく拾うのもポイント。
「実はこの方、〇〇部でも活躍中なんです」とMCが一言添えるだけで拍手が自然に起こります。

映像・照明・司会が連動することで、抽選会はイベントのハイライトになります。
一瞬の運試しを“思い出の時間”に変えるのが、演出力の力です。


まとめ 抽選会はくじではなく“つながりの仕掛け”

抽選会は単なるお楽しみコーナーではありません。
社員同士の関係性を深め、笑顔を生むコミュニケーションツールです。

人は「偶然の共感」でつながります。
同じ番号を応援したり、同じテーブルで喜び合ったり。そこに生まれる笑いが、職場の空気を柔らかくします。

GROWSでは、こうした“つながりをデザインするイベント”を数多く手がけています。
抽選演出・映像・進行台本・司会手配まで一括でサポート可能です。

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