よし、全社員集まろう！

そんな号令の基、全社総会を開催。

しかし、何をやるのかや何を伝えたいかなどのコンセプトが不明確なまま実施していまい、

結局メッセージがバラバラに・・・。

 

たまにそのようなお声を伺うケースがあります。

これはイベントの大小に関係なく同様の事が起こり得ます。

 

会社の大事な予算を割いて行う社内イベントの中でも人が「集まる」ということの価値について考えてみたいと思います。

 

人が集まる目的とは

昨今、ネット環境の整備の発達により人が集まるという行動に関してネガティブにとらえる考え方も増えてきました。

例えば、全国展開をしている企業様で全社員が全国から集まろうと思った時には、多額の移動交通費が発生します。

また、移動時間を含めた時間も労働時間としてみなしたり、会社にとっては実質的なキャッシュアウト以外にもかなりの

時間的コスト、見えないコストが発生しているという現状があります。

その為、なるべく集まらないで同じ効果を得よう。と考えていくのはごく自然の事だと思います。

 

①多様性を感じてもらう

人の一人の力という物には限界があります。

どんなに優秀な方でも時間という限られた制限の中で行動している為、個人という限界値を突破していく為には、

他力が絶対に敵に必要になってくるものです。

例えば、チームが必要になったり、他部署との関係が必要になったりするのもそれにあたると思います。

色々な人たちと顔を合わせ情報交換をしたり、様々な議論をしたりしてもらう場をリアルに作るこ戸も大事になります。

 

②プロセスを共有し理解してもらう

組織が仲間を、社員を巻き込んでいこうと考えたときに、一緒に活動をしている仲間をその活動の渦に巻き込むということは、

とても大事なことです。

その為に、会社のビジョンやミッション、様々な事業の目的や事業の内容や構成を同じ時間、同じ空間、同じ空気感の中で共有して

昔でいう所の「同じ釜の飯を食う」的な経験をしてもらう事で、当事者意識を醸成することが出来ます。

また、遠隔やTV会議だけでは得ることのできない一体感も作り上げることが出来ます。

 

社内イベント２：６：２の法則

ここまで、「集まる意義」を開設してきました。

２：６；２という数字をごぞんじでしょうか？

 

コストをかけて全員に集まってもらってもなかなか全員に１００％の思いを伝えることが難しいのです。

それは何故なのか？

その答えが2：6：2の法則にあります。

 

例えば100人の組織の場合

凄い人20人

普通の人60人

とびぬけている人20人

と分布されます。

これはどんなに優秀な人だけを集めてもこの分布に自然となっていくそうです。

不思議なことですが、凄い人20人が抜けても普通の人から凄い人が登場してくるといいます。一般的な組織論として

常に組織はチャレンジさせるということの価値はこういう所にあるのでしょうね。

社内イベントでも実は同じで、

内容を理解した人が20人だとすれば、

まぁまぁ理解した人が60人

理解できなかった人が20人

出るのは、しょうがないと考えて企画を作成したほうがより効果を上げることが出来ます。

例えば、当日の舞台上だけのスピーチではうまく伝わらないと考えれば、手元に配布資料を用意したり、

メモを取れる環境を作ったりと工夫をすることで、全体の底上げを行うことが出来る訳です。

つまり、イベントを設計する上では、人を集める上では、必ず2：6：2が発動すると思っておいた方が企画としての抜け漏れが減ってきます。

 

遠隔で行うというイベントもあり？

冒頭、記述した遠隔地同士での開催というのも、実は多くなってきています。

例えば、

大阪と東京で同時中継をしながらのイベント。

東京の本会場でのイベント内容を各遠隔地のスタッフのPCや店舗PCなどで閲覧。

などなど。

ネット環境も整備されつつあるので、かなり予算を抑えた形でも実施が可能です。

税ん員で集まるメリットもありますが、TV会議などを利用しライトに行う社内イベントも今後増えていくと思います。

その際に、大掛かりなシステム導入をする前に一度こちらの記事をご覧ください。

なんと、無料のUstreamを使っても実は可能なんです。

 

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