2024.12.22
ご担当者様必見!社内表彰式の事例から見る表彰式の設計方法を解説します
勤務する会社が周年イベントを開催することになり、担当としてあなたが任命されました。
企画立案から式典当日の運営まで任されたとして、あなたはきっと次のことを感じることでしょう!
「立場によってこんなに温度差があるなんて・・・」
そしてそのあとこう思うことでしょう!
「こんなに温度差がある人たちをまとめるのは至難の業だ・・・」
例えば経営陣、特にCEOクラスになると対外向けとしても露出度が高くなるため、それなりの意気込みになるのは当然です。
しかし出席する社員に至っては、自分たちが主役でないという思いからか、どちらかというと当事者意識が低く、受け身になりがちです。
この両者を引き合わせるのですから、水と油をミックスさせるようなものです。
そんな現実に対して、先述のようなネガティブ感情を抱いてしまうのは、ある意味当然と言えます。
でも会社の大切な行事であり、またとないチャンスととらえればその感覚も変わって来ることでしょう。
この問題を解決するには、立場における視点、すなわちビューポイントを知り理解する必要があります。
イベント担当者とは、全体を俯瞰的に見ながらもそれぞれの立場に目線を合わせ、
そこから見える視界(ビューポイント)を観察することができるかどうかが鍵となってくるのです。
まず経営サイドから見える周年イベントの世界は、おおむね次のように映ることでしょう。
①自社のアピール、プレゼンの場
②現経営サイドが評価される審判の場
③自社の将来的価値の判断材料となる場
④社員および取引先に向けて感謝の意を伝える交流の場
①から③は自分自身を含めた経営全体へのジャッジとしての要素が強く、現在の経営陣に会社運営を任せられるのかが問われる場でもあると言えます。
従ってこれまでの実績や成果を強調し、未来志向で成長戦略を描くという構図になって行くのが一般的です。
一方、従業員サイドのビューポイントを見てみると、次のようになります。
❶経営理念、今後の事業展開を知る場
❷現経営陣の考えや想いを知る場
❸会社の方向性、将来性を知る場
❹経営と従業員(いわゆる労使関係)の関係性を知る場
このように経営サイドが比較的未来志向であるのに対し、従業員サイドは現場志向(現在志向)という時間軸の違いが浮き彫りになります。
さらにこれは❹にもあるように、労使関係という絶対的な位置関係から従業員サイドは、周年イベントに対し受動的に感じてしまう傾向にあります。
しかし④にもあるように、従業員の活躍によって経営陣は経営に特化できるのですから社員への感謝を伝えたいと感じていることを理解してください。
この部分を強く意識することで、両社の混じり合うことが難しい水と油の関係が薄れ、適度にミックスされやすくなっていくのです。
例えば経営側と社員との握手会(ハグしあうという企画も過去にありました!)や肩を組んで合唱するといった企画などは、まさにお互いの距離を縮め目線とベクトルを合わせることが可能となる企画の一例です。
周年イベントは、立場の違いからくる視点(ビューポイント)を理解して企画をすることでその効果を高めることができます。
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