社員同士の交流が深まる!写真を使ったコミュニケーション抽選会「フォトde抽選会」

1. 写真を使った抽選会とは?企画の概要

社内イベントの定番といえば「抽選会」。豪華景品を用意して社員を盛り上げる企画は多くの会社で取り入れられていますが、どうしても「当たる人」と「外れる人」で体験に差が出やすいのが難点です。
そこでおすすめしたいのが、参加型の「写真を使ったコミュニケーション抽選会」。

参加者は3~5人程度のチームになり、テーマに沿って写真を撮影・投稿。その写真を使って抽選を行うという新しいスタイルのイベントです。

この方法なら「ただ待っている抽選」ではなく、「仲間と一緒に参加する抽選」になり、自然と交流が生まれます。さらに、投稿された写真を会場スクリーンに映せば、ユーモアあふれる瞬間をみんなで共有でき、イベントの思い出もより鮮やかに残ります。

2. 3~5人チームで写真を撮るメリットと交流効果

人数設定はとても重要です。2人組だとペア感が強すぎ、関係性が固定化しやすい。一方で6人以上だとまとまりにくく、誰かが参加しづらくなることも。そこで3~5人程度が最適です。

この人数なら「どう撮ろうか?」「どんなポーズにする?」といった相談が自然に生まれ、役割分担もスムーズに進みます。また、普段話す機会が少ない同僚や、他部署の社員とも気軽に打ち解けるきっかけになります。イベントの狙いが「コミュニケーション促進」である場合、この仕掛けはとても効果的です。

さらに、写真という「形に残る成果物」があることで、イベント後にもSNSや社内報に活用できるのも魅力です。

3. 実施の流れ(準備から本番まで)

実際にどのように進めるのか、ステップごとに整理してみましょう。参加人数や企画趣旨などに応じて設計可能です。一例をご紹介させていただきます。

ステップ内容ポイント
1. チーム分け歓談中などに自由に回遊していただき、3~5人で写真を撮ってもらう仕立て部署をまたいだ編成にすると交流効果が高まる
2. 写真テーマの発表「春を感じるポーズ」「数字を体で表現」などを提示誰でも挑戦しやすいテーマが盛り上がりの鍵
3. 撮影・投稿スマホで写真を撮影し、slackやアプリに投稿
アナログな設計も意外といいかも!
投稿方法をシンプルにしてスムーズに進行
4. 抽選会の実施投稿写真をランダムに抽選して当選チームを決定。抽選の仕方も様々です。景品はチームで分け合えるものが効果的
5. 会場共有写真をスクリーンに映して紹介ユニークな作品にコメントを添えると会場が一体に盛り上がる

事例のご紹介

ある企業様では色をテーマに写真を撮る企画としました。このようなカラフルなパネルを用意し、その前で写真を撮っていただきます。スタッフがチェキで撮影をし、そのままその写真が抽選会への参加権となりました。

4. 写真テーマのアイデア

企画の楽しさを左右するのが「テーマ設定」。ユニークでわかりやすいテーマを選ぶと、写真のバリエーションが広がります。

  • 季節を表す(桜・紅葉・雪のポーズ)
  • 社名やスローガンを体で表現
  • 全員同じ表情をしてみる
  • 社内グッズ(名札・ペン・PCなど)を使って工夫
  • おもしろい「ジャンプ写真」
  • 「未来の自分」を想像したポーズ

テーマは難しすぎると参加のハードルが上がるため、「誰でも挑戦できる簡単さ」と「ちょっとした遊び心」のバランスが大切です。

5. 抽選会の盛り上げ方と演出のコツ

抽選そのものをイベントのクライマックスに仕上げるためには、演出が欠かせません。

  • スクリーン投影

    投稿写真をスライドショー形式で映し出すと、会場全体が一体感に包まれます。

  • 司会者のコメント

    「これは息ぴったり!」「最高のチームワークですね」といった一言で盛り上がりは倍増。

  • 景品の工夫

    個人用ではなく「チームで分け合えるお菓子」や「体験型ギフト」にすると、当選後の会話も広がります。

  • 特別賞の設定

    「ベストスマイル賞」「チームワーク賞」などを追加すると、外れたチームも楽しめます。

こうした小さな工夫で、ただの抽選会から「参加者全員が楽しめる体験型イベント」へと変わります。

6.写真抽選会で役立つツール・備品解説

カテゴリツール・備品おすすめポイント
写真投稿・管理LINEオープンチャット、Slack、Googleフォーム、イベントアプリ、もしくはアナログにチェキ社員が使い慣れたものを活用するとスムーズ
抽選抽選アプリ、オンラインルーレット、Excel乱数、くじ引きボックス規模や雰囲気に応じてデジタル/アナログを選択
会場演出プロジェクター/LEDビジョン、マイク、音響、照明演出写真を大きく映すことで会場の一体感を演出
景品チームで分け合える景品、体験型ギフト、ラッピング当選後の会話を広げるアイテムを選ぶ
サポートタイマー、進行スライド、予備デバイス運営トラブルを防ぎ、テンポよく進められる

【まとめ】写真を使った抽選会が生み出す効果

「写真を使ったコミュニケーション抽選会」は、単なる抽選企画にとどまらず、参加者同士の心の距離をぐっと縮める仕掛けです。チームで写真を撮るというシンプルな行為の中に、

  • チームワークの醸成(誰とどう写るかを相談する過程で自然に協力関係が生まれる)
  • 部署を超えた交流(普段の業務では接点が少ない社員とも会話が広がる)
  • イベント後も残る思い出作り(撮った写真がそのまま会社の財産になる)

という3つの効果が凝縮されています。

また、抽選会の進行中にスクリーンへ映し出される写真は、会場全体を笑いや拍手で包み込みます。そこに司会者のコメントや景品演出が加わることで、会場の一体感はさらに高まり、参加者一人ひとりに「楽しかった」「また参加したい」というポジティブな体験を残します。

懇親会や周年イベント、社員総会といったフォーマルな場はもちろん、少人数のチームビルディング研修でも応用可能で、規模や目的を問わず幅広く活用できるのが大きな魅力です。

もし自社で導入をご検討されるなら、写真のテーマ設定や抽選演出、景品選びまでを一貫してプロデュースできる GROWS にぜひご相談ください。豊富な実績とノウハウをもとに、御社ならではの「心に残る抽選会」をデザインし、イベント全体を成功へと導きます。