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島田の独り言

社内イベント担当者って、なぜ孤独になりがちなんだろう

社内イベントの担当者って、結構孤独じゃないですか?

社内イベントの担当者って、結構孤独じゃないですか。

プロジェクトのMTGではワイワイ進むことも多いと思います。
でも実際の作業は、意外と一人で黙々と進めることが多い。
一人で考えて、一人で作り込んでいかなきゃいけないことも、かなりありますよね。

台本を一人でコツコツ書いたり、
残業しながら備品を整理したり、
会場の椅子をひたすら並べたり。

分かります。
本当にいろいろありますよね。


僕自身も、社内イベントの担当者でした

僕も会社員時代、社内イベントの担当者をしていました。
そこそこ規模のある会社だったので、会議やイベントの準備はなかなか大変でした。

今でもよく覚えています。
翌日にフロア全体を使った大きな会議があるのに、
前日は社内の会議室がすべて埋まっていて準備ができない。

結局、20時頃まで待ってから準備をスタート。
椅子を何百脚も並べて、
プロジェクターやスクリーンを設置して、
配布資料を一席ずつ置いていく。

気づいたら22時を回っていました。
そんな経験、何度もありました。


裏方になって初めて気づいたこと

もともと営業部にいたあと、間接部門に異動した経緯もあったので、
「裏方って、こんなに大変なんだ」と正直驚きました。

営業部にいた頃は、
当たり前のように椅子が並んでいる会場に座って、
何も考えずに会議に参加していました。

でも、その“当たり前”が、
誰かの地道な準備で成り立っていることを、
その時に初めて実感しました。

プロジェクターが映らない。
配布資料が足りない。
何かトラブルが起きれば、すぐに動かなきゃいけない。

運営業務の大変さは、この時に身にしみて感じました。


今も変わらず、孤独に頑張っている人がいる

その後、社内イベントをアウトソースする会社を立ち上げ、
さまざまな企業のイベントに関わるようになりました。

すると、
「あ、これ、昔の自分と同じだな」と思う場面に何度も出会います。

社内イベントの担当者って、やっぱり孤独なんですよね。
本番が近づくにつれて、夜遅くまでメールを返してくれる担当者さんの姿が、自然と目に浮かびます。


なぜ、孤独を感じてしまうのか

理由はいくつもあると思いますが、
一つは、社内イベントやインナーブランディングが
「重要だけど、緊急じゃないこと」だからだと思っています。

緊急で重要なことは、
誰の目にも入りやすく、話題にもなりやすい。

でも、重要だけど緊急じゃないことは、
どうしても後回しにされがちで、理解もされにくい。

さらに、イベントは
「楽しそう」「華やか」というイメージを持たれやすい分、
実際の業務がとても地味で大変だというギャップもあります。


こだわりは、担当者に委ねられている

イベントの最後のスパイスや細かなこだわりは、
ほとんどの場合、担当者さんに委ねられています。

いい会にしたい。
せっかくやるなら楽しんでもらいたい。
ちゃんとやりたい。

その想いが強いほど、
業務は増え、作業は深夜まで続き、
最後は一人で粛々と進めることになる。

これは、決して珍しい話ではありません。


僕たちができること

僕は、社内イベントを専門とした会社をやっています。
これまで、本当にさまざまな企画を実施してきました。

おそらく、日本で行われている社内イベントの
ほとんどのジャンルは経験してきたと思います。

だからこそ、できることがあります。

ナレッジや経験を情報として発信すること。
企画の壁打ち相手になること。
作業の一部を引き受けること。
「それ、前にもありましたよ」と言えること。

孤独に戦っている担当者さんは、
まず一度、相談してもらえたらと思っています。

話してみたら、
意外と何とかできることって、たくさんあるんです。

このコラムを書いた人

株式会社GROWS

株式会社GROWS

社内イベントに関する情報発信を行っています。

ワクワクが、会社を強くする。

ご依頼内容や課題をヒアリングのうえ、最適なご提案をさせていただきます。
お見積りや、ご相談は無料で承りますので、お気軽にお問い合わせください。