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ハイブリッド社内表彰式におすすめの配信ツール5選|失敗しない選び方ガイド


ハイブリッド社内表彰式に向いている配信ツールを、実務目線で整理しました。大切なのはツールの優劣ではなく、参加者の属性、表彰式で重視したい体験、配信の安定性、社内ルールとの相性といった基準から選ぶことです。イベント感を出したいのか、安定して届けたいのかによって最適な選択は変わります。配信ツールはあくまで手段。表彰式として何を届けたいのかを軸に考えることが、失敗しないポイントです。


ハイブリッド社内表彰式が当たり前になった今、配信ツール選びが結果を左右する

社内表彰式を「リアル開催のみ」で行う企業は、ここ数年でかなり少なくなりました。

会場には参加できない社員もオンラインで参加できるようにしたい。そんな背景から、リアルとオンラインを組み合わせたハイブリッド開催が当たり前になっています。

一方で、現場でよく聞くのが「配信ツールを何にすればいいか分からない」という声です。ZoomかTeamsか、あるいはYouTubeか。選択肢は増えましたが、表彰式という文脈で整理された情報は意外と多くありません。

ハイブリッド表彰式では、単に映像と音声を届けるだけでは不十分です。会場の空気感、受賞者の高揚感、称えられている雰囲気を、オンライン参加者にもどう伝えるか。その設計次第で、表彰式の印象は大きく変わります。

この記事では、ハイブリッド社内表彰式に向いている配信ツールを、現場目線で整理していきます。

社内表彰式の企画を双方向にするか?一方通行にするかなど企画によってツール選定を変える必要があります。ぜひこのブログを参考にしてください。


配信ツールを選ぶ前に押さえておくべきポイント

配信ツールの比較に入る前に、必ず整理しておきたい前提があります。それは「何を配信したいのか」という点です。

表彰式では、受賞者の登壇、スピーチ、映像演出、会場の拍手や歓声など、伝えたい要素が多くなります。これらをどこまでオンラインで再現したいのかによって、必要な機能や安定性の基準は変わります。

また、参加者の属性も重要となります。

社内メンバーのみなのか、内定者や外部関係者も含まれるのか。ITリテラシーに差がある場合、操作の分かりやすさは大きな判断材料になります。

さらに、社内ルールやセキュリティ要件も無視できません。どんなに使いやすいツールでも、社内規定に合わなければ使えないというケースもあります。

配信ツール選びは、機能比較ではなく「表彰式の設計」から逆算することが大切です。

ざっくりとらえれば、どのツールを使っても配信することはできるため、配信ツールの選定は企画が決まった後に決める形でも問題ないことも多くありますので、焦らずに行きましょう。


おすすめツール① Zoom

Zoomは、ハイブリッド社内表彰式で最も使われることが多い配信ツールのひとつです。理由は非常にシンプルで、参加方法が分かりやすく、配信が安定しているからです。

URLをクリックするだけで参加できるため、オンライン参加に慣れていない社員がいても、比較的スムーズに進行できます。表彰式のように「全員が迷わず参加できること」が重要な場面では、この分かりやすさは大きな強みです。

また、チャットやリアクション機能を使えば、オンライン参加者の拍手やコメントを可視化することもできます。これにより、会場とオンラインの温度差を埋めやすくなります。

一方で、大規模配信やセキュリティ設定については事前確認が必要です。運営側で設定をきちんと行うことが、安心して使うための前提になります。

周知の情報ですが、ミーティングとウェビナーがあります。それぞれにメリットデメリットがありますので、導入前に検討をしましょう。


おすすめツール② Microsoft Teams

Teamsは、社内イベントとの相性が非常に良い配信ツールです。特に、社内コミュニケーション基盤としてすでに導入されている企業では、安心感があります。

社内アカウントと連携しているため、セキュリティや管理面での調整がしやすく、情報システム部門との連携も取りやすいのが特徴です。社内完結型の表彰式であれば、Teamsは非常に安定した選択肢になります。

ただし、操作に慣れていない参加者がいる場合や、演出を多く取り入れたい場合は、事前リハーサルや運営体制の工夫が必要です。会議と同じ感覚で使うと、イベント感が出にくい点には注意が必要です。

Teamsに問わずですが、配信ツールのみでハイブリッドイベントを完結することは難しいです。外部のスイッチャーなどで映像を切り替えながら配信をするとダイナミックな演出が可能になります。


おすすめツール③ YouTube ライブ

YouTubeライブは、配信の安定性を重視したい場合に有力な選択肢です。視聴する側の操作は非常に簡単で、URLを開くだけで視聴できます。

ハイブリッド表彰式では、オンライン参加者が多い場合や、同時接続数が多くなる場合に、YouTubeライブの強みが発揮されます。映像が止まりにくく、音声も安定しやすい点は大きなメリットです。

一方で、双方向性は他のツールに比べて限定的です。リアルタイムでのやり取りを重視する場合は、別のツールとの併用を検討するケースもあります。

youtubeLIVEでの配信のケースは減ってきた気がしますが、それでもアーカイブとしては根強い人気です。


おすすめツール④ Vimeo(企業向け配信)

Vimeoは、企業イベント向けの配信に強いプラットフォームです。限定公開やパスワード設定など、セキュリティ面のカスタマイズ性が高く、社内イベントとの相性も良いです。

ブランドイメージを大切にしたい表彰式や、映像品質を重視したい場合には、Vimeoは有力な選択肢になります。ただし、コストは比較的高めになるため、目的と予算のバランスを見ながら検討する必要があります。


おすすめツール⑤ イベント専用配信プラットフォーム

EventHubやON24など、イベント専用に設計された配信プラットフォームもあります。これらは、配信だけでなく、参加登録、視聴管理、アンケート、分析機能まで一体化しているのが特徴です。

大規模な表彰式や、複雑な進行があるイベントでは、運営負担を減らせるメリットがあります。一方で、準備に時間がかかるため、小規模な表彰式にはオーバースペックになることもあります。


配信ツールの使いどころと選び方の基準

ハイブリッド社内表彰式の配信ツール選びで大切なのは、「一番高機能なツール」を選ぶことではありません。
今回の表彰式で、何を一番大事にしたいかを基準に選ぶことです。

配信ツールは、それぞれ得意分野がはっきり分かれています。
まずは、以下の4つの視点で整理してみてください。


判断基準① 参加者は誰か(参加ハードル)

最初に考えるべきなのは、オンラインで参加する人の顔ぶれです。

  • 社内メンバーのみか
  • 内定者や役員、外部ゲストが含まれるか
  • ITに慣れていない人はどのくらいいるか

参加者の幅が広いほど、「操作が分かりやすい」「事前説明が少なくて済む」ツールが向いています。
この視点では、参加URLをクリックするだけで入れる Zoom や YouTube ライブ が有利になります。


判断基準② 表彰式でどこまでイベント感を出したいか

表彰式は、単なる情報共有ではありません。
受賞者を称え、空気をつくり、感情が動く場です。

  • 拍手やリアクションを可視化したい
  • チャットでコメントを流したい
  • 司会進行と連動した双方向演出を入れたい

こうした「イベント感」を重視する場合は、リアクションやチャット操作が直感的なツールが向いています。
この点では Zoom が選ばれるケースが多くなります。

一方で、「演出は最小限で、式を安定して届けたい」場合は、双方向性より安定性を優先する判断も有効です。


判断基準③ 配信の安定性をどこまで重視するか

表彰式において、
「映像が止まる」「音が途切れる」
という体験は、それだけで満足度を大きく下げてしまいます。

  • 同時接続数が多い
  • 全国からアクセスがある
  • 社内ネットワーク環境に差がある

こうした条件がある場合は、視聴の安定性を最優先に考えるべきです。
この場合は YouTubeライブ や Vimeo(企業向け配信) のようなストリーミング型配信が向いています。

双方向性は弱くなりますが、「止まらずに見られる」こと自体が、オンライン参加者にとっては大きな価値になります。


判断基準④ 社内ルール・運営体制との相性

最後に見落とされがちなのが、社内ルールと運営体制です。

  • 情報システム部門の指定ツールがあるか
  • 社内アカウント連携が必須か
  • 運営スタッフは何人確保できるか

社内完結型で、IT部門との連携を重視する場合は
Microsoft Teams が最適解になるケースも多くあります。

逆に、運営スタッフが少ない場合は、操作が複雑なツールを選ぶと当日の負担が一気に増えます。


目的別・配信ツール選定の考え方(整理)

重視したいポイント向いている考え方
誰でも迷わず参加してほしい参加方法がシンプルなツール
表彰式らしい一体感を出したい双方向性・リアクション重視
大人数でも安定して見せたいストリーミング型配信
社内ルール・管理を最優先社内標準ツール
運営負担を減らしたい操作が直感的なツール

導入時のよくある失敗と回避方法

よくある失敗のひとつが、ツール選びだけで安心してしまうことです。実際には、配信設計やリハーサルが不十分なまま当日を迎えてしまい、トラブルが起きるケースは少なくありません。

事前にテスト配信を行い、音声や映像、進行の流れを確認することが重要です。また、当日の運営体制を明確にし、誰が何を担当するのかを整理しておくことで、トラブル対応もスムーズになります。


まとめ|ハイブリッド表彰式の配信は、ツール選びより設計がすべて

ハイブリッド社内表彰式において、配信ツールはあくまで手段です。大切なのは、表彰式としてどんな体験を届けたいのかを明確にし、それに合った設計を行うことです。

ツールの特徴を理解したうえで選べば、大きな失敗は避けられます。迷ったときは、「オンライン参加者に何を感じてもらいたいか」に立ち返って考えてみてください。

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このコラムを書いた人

株式会社GROWS

株式会社GROWS

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