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社内イベントの委託

社内イベントの目的、ちゃんと説明できますか?迷わなくなるための考え方

社内イベントの目的、ちゃんと説明できますか?

社内イベントの打ち合わせ中や、企画書を提出したあと。
ふとしたタイミングで、こんな一言をかけられたことはないでしょうか?

「で、今回の社内イベントって、何が目的なの?」

責められているわけでもなく、
深い意味があるわけでもない。
ただ確認として聞かれているだけだと、頭では分かっているのに、なぜか言葉に詰まってしまう。
ちゃんと考えてきたつもりなのに、「盛り上げるためです」と答えてしまい、あとから少しだけモヤっとする。

この感覚は、決して珍しいものではありません。
むしろ、社内イベントを担当したことがある人なら、一度は通るところだと思います。
準備不足だったわけでも、考えていなかったわけでもない。
ただ、社内イベントという仕事そのものが、目的を一言で言い切りにくい性質を持っているだけなんです。

本質的なことを聞かれたときに、聞かれても迷いすぎなくなるための考え方を、少しずつ整理していきましょう。

社内イベントの「目的」が曖昧になりやすい理由

社内イベントの目的が言葉にしづらい一番の理由は、
この仕事が兼務で任されることが多い点にあります。

人事や総務、広報、本来の業務を抱えながら、社内イベントも担当する。
明確な職務定義があるわけでもなく、「とりあえず今年もお願いします」という形で始まることも少なくありません。
その中で、じっくり目的を整理する時間を取るのは、正直難しいものです。

さらに、社内イベントは前例踏襲になりやすい。
去年と同じ時期に、同じような内容で。
そうやって進めているうちに、「そもそも何のためにやっているのか」を考える機会が、いつの間にか後回しになってしまうのです。

もう一つ大きいのは、「目的には正解がある」と思い込んでしまうこと。
一文でビシッと言えなければいけない。
論理的に説明できなければいけない。
そう思えば思うほど、言葉は出てこなくなります。

社内イベントと一言で言っても、色々な企画があります。目的も様々ある背景としては、働く人たちがそれぞれの思いを持って、それぞれの環境にいるからです。その全体感を捉える必要があることが重要です。

「盛り上げるため」という目的が悪いわけではない

「目的は盛り上げることです」
この言葉自体が、間違っているわけではありません。

社内イベントにおいて、盛り上がりはとても大切な要素だと考えます。
拍手が起きる。
笑顔が増える。
空気が少しやわらぐ。
それだけでも、普段の業務とは違う価値があります。

ただ、「盛り上げるため」だけだと、
その先の説明が止まってしまうことが多いのも事実です。

なぜ盛り上げたいのか。
誰にとっての盛り上がりなのか。
盛り上がった結果、何が少し変わればいいのか。

この一段深い部分が言葉になっていないと、上司からの「で、何が目的なの?」に詰まってしまいます。盛り上がりは目的でもあり、結果でもある。
その整理がついていないだけなのかもしれませんね。


社内イベントの目的は「一文で言えなくてもいい」

目的を聞かれたとき、一文で完璧に答えようとする人ほど、苦しくなります。

実際の社内イベントには、複数の目的が重なっています。
社員に感謝を伝えたい。
会社の方向性を感じてもらいたい。
部署を越えたつながりをつくりたい。
新しい期に向けて、気持ちを切り替えてほしい。

どれか一つだけ、ということはほとんどありません。
だから迷うのは、むしろ自然なことです。

大切なのは、「目的が一つに定まっていない=ダメ」ではないということ。
整理できていない状態に気づいているからこそ、言葉に詰まってしまいます。
それは、ちゃんと考えようとしている証拠でもあります。


迷わなくなるための考え方①

「誰に、どんな変化が起きれば成功か」を考える

目的を考えるとき、「全社員にとって意味のあるイベント」にしようとすると、一気に難しくなります。
そこで視点を少しだけ変えてみます。

誰に向けたイベントなのか。
全員でなくても構いません。
現場スタッフなのか、管理職なのか、新入社員なのか。
まずは一つ、思い浮かべてみる。

その人たちに、どんな変化が起きたら「やってよかった」と言えるか。
考え方が少し変わる。
会話が一つ増える。
行動がほんの少し前向きになる。

成果ではなく、変化で捉えると、目的はぐっと言葉にしやすくなります!

全員に対しての最適解を見つけようとすればするほど、企画のエッジは聞かなくなっていきます。誰にメッセージを届けたいか?センターピンをどこに置くか?を決めることが社内イベントを成功させるポイントでもあります。


迷わなくなるための考え方②

イベント当日ではなく「翌日」を想像する

もう一つのヒントは、イベントが終わった瞬間ではなく、
翌日の職場を想像することです。

翌日の朝、どんな会話が生まれていたらいいか。
「昨日の表彰、よかったよね」
「あの話、ちょっと考えさせられた」

そんな一言が出るなら、そのイベントには意味があります。
拍手の大きさよりも、翌日に残る余韻。
そこをイメージできると、目的は自然と整理されていきます。

イベントの本番前は緊張もあり、確認事項も多くあり大変だと思います。でも実はイベントにおいて大切なことは、イベントの翌日の姿です。イベントは生ものです。分かりやすく次の日に変化が現れます。その翌日の変化を感じられるかが企画において大切なことだと思います。


目的が言語化できると、企画は自然に整理される

目的が少し言葉になるだけで、企画の判断は驚くほどラクになります。
この演出は必要か。
この企画は削ってもいいか。
その判断基準が、自分の中にできます。

上司への説明も変わります。
自信満々でなくていい。
「こういう変化が起きたらいいと思っています」と言えるだけで、会話は前に進みます。

何より、担当者自身の迷いが減ります。
正解を探し続ける状態から、
「この会社にとっての意味」を考える状態に変わっていきます。

たくさんある業務の中で、目的意識を持ちながらプロジェクトを進めることは大変です。決めなくてはいけないタスクに追われながら、本質を見る。難しいからこそチャレンジする価値がありますね。って思いたいです(笑)

まとめ

社内イベントの目的に迷うのは、担当者としては当然です。

むしろ、「このイベントに意味を持たせたい」と思っているからこそ、言葉に詰まる。
正解を探すよりも、自分なりの言葉で整理してみる。
それだけで、社内イベントは少し前向きな仕事になります。

GROWSでは、企画を考える前に、
そもそも何を大切にしたいのかを一緒に整理するところから始めています。
まだ形になっていなくても大丈夫です。

「うまく言えないんです」
その一言からでも、十分に話は始められます。社内イベントにお悩みの際にはぜひご相談ください。

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このコラムを書いた人

株式会社GROWS

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