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【社内イベント相談コーナー】社内イベントの相場って、いくらですか?

社内イベントの担当者になりました。予算を作っていきたいのですが全く相場がわかりません。どのように考えていけばよいでしょうか?

社内イベントの担当者になって、頭を悩ませるポイントは予算です。イベントの予算?と言われてもイメージできないと思います。専門的なことも多く、わからないことも多くなると思うのでベースの考え方となる部分はしっかり理解しておきましょう。最後は信頼できる人に相談するのが一番です。

イベント企画会社によって見積もりも項目もバラバラです。「ディレクション費」とかわかりづらい英語で表記していたり、何をしてくれる費用なのかが曖昧なものも結構あります。

相場を知りたい本当の理由

「社内イベントの相場って、いくらですか?」
この質問の裏にあるのは、単なる金額確認ではありません。

本音はこうです。「高すぎたら怒られないだろうか?」「安すぎてショボくならないだろうか?」「自分の判断が間違っていないか確かめたい!」などです。

つまり、相場が知りたいのではなく、自分の決断の基準がほしいのかなと思います。

担当になった瞬間、予算責任を持つことになります。

大きな金額になるので怖いですよね。業界の相場観。いわゆるベースとなる考え方は身に着けていきましょう!怪しいところに騙されなくなりますよ(笑)

まず!前提ですが見積もりを取って項目が「一式」だらけの会社は止めましょう。はっきり言って訳が分かりません。詳細まで出してくれる会社を選ぶように心がけるだけで予算を見る目が養われます。


社内イベントの一般的な相場感

目安としての金額は存在しているので参考にしてください。

50〜100名規模の懇親会なら一人あたり5,000円〜20,000円ほど。

200〜300名規模の表彰式なら総額150万円〜600万円ほど。

500名を超える周年イベントなら600万円以上。

まずベースとなる金額は理解しておきましょう。企画の内容によって上にも下にも変動しますのであくまでも参考値となります。あくまで中央値として考えていただいて良いかなと思います。一人当たりの単価の計算の仕方も企画や人数によって全然ベースが変わってきます。このあたりは過去の他社見積もりなどと比較する方が良いと思いますので、まずはイベント制作会社などに聞いてみるとよいと思います。GROWSでもいつでも相談OKですよ!

水は1本100円~150円程などと大体のものの相場というものはあります。イベントにおいても相場がわかるからこそ、判断ができます。ぜひ基準を持つように考えてみましょう。


金額から入ると失敗するかも!

多くの担当者がやってしまうのが、「このくらいの金額でできることを探そう」と考えることです。

一見堅実ですが、実は危険です!

なぜなら、イベントの目的ではなく金額が主語になってしまっているからです。例えば、本来は理念浸透が目的だったのに、映像を削り、演出を削り、結果ただの食事会になる。

すると翌年、「やる意味あった?」という空気が生まれます。

安く抑えたのに、価値が残らない。これが一番もったいない結果となります。社内イベントは消費ではなく投資です。投資である以上、「いくらかけたか」ではなく「何を実現したか」で評価した方が絶対に良いです。なので予算感覚も大切ですが、目的を達成するという意思も同時に大切になります。

車を購入するときとかも同じかもしれないですね。安ければOK,走ればOKということはないと思います。やっぱり好きなメーカーや、乗り心地、これから始まる生活。いろいろな要素を意識して購入を検討すると思います。イベントの企画も一緒です(笑)


では、どう予算を考えるか?

僕が担当なら、まず社長や役員に聞いちゃいます。

「今回、このイベントで一番伝えたいことは何ですか?」ここが曖昧なまま、金額だけ決めても意味がないからです。目的が定まれば、必要な要素が見えてきます。

理念を深く届けたいなら、ストーリー設計や映像は削れないですし、交流が目的なら、会場と飲食の質を優先すべきとなります。優先順位が決まれば、予算配分が決まっていきます。そのうえで相場と照らし合わせる。順番が逆にならないこと。これが設計の本質かなとおもいます。


予算を管理する担当者として持つべき視点

相場は「安心材料」ではなく「判断材料」です。

平均的な金額に合わせることが正しい選択ではないと思います。自社のフェーズ、自社の課題、自社の文化に合っているか。それを説明できるかどうかがとても大事です。

予算の根拠を言語化できれば、承認は取りやすくなります。

「この金額は高いです」ではなく、「この金額で、これを実現します」と言えるかどうか。

この担当者の役割は、最安値を探すことではなく、最適解を設計することです!

社内イベントの項目一覧
以下は、社内イベントで発生する代表的な費用項目と、その考え方を整理したマトリックスです。

費用項目主な内容目安レンジ価格が変動する要因担当者が確認すべきポイント
会場費ホテル宴会場、貸しホール、公共施設利用料数万円〜数百万円立地・曜日・時間帯・規模音響・控室・搬入導線が含まれているかなど
飲食費コース料理、立食ビュッフェ、ドリンク1人5,000円〜20,000円メニュー内容・サービス形態最低保証人数・キャンセル規定
企画費コンセプト設計、構成作成、台本制作10万円〜イベント規模・難易度企画修正回数は含まれるか・どこまで伴走してくれるのか?
制作物費スライド、映像、オープニングVTR、表彰映像10万円〜100万円超映像尺・撮影有無・編集工数撮影費は別途か、修正対応範囲・過去実績など
人件費ディレクター、進行スタッフ、司会者1.5万円〜10万円/人人数・拘束時間リハーサル日も計上されるかなど
音響・映像・照明マイク、スピーカー、スクリーン、プロジェクター、照明演出10万円〜数百万円機材グレード・オペレーター数会場常設か持込か・スペックなど。確認事項がかなり多くなります。
施工・装飾バックパネル、看板、ステージ装飾5万円〜100万円超サイズ・素材・設営難易度デザイン費が含まれているか・素材やいめーじなど
運営管理費事務局対応、進行管理、当日統括総額の10〜15%前後イベント規模見積書に明記されているか
その他警備、保険、宿泊、交通費、システム利用料内容による地方開催・大規模開催見積もり外項目がないか

見落としがちなポイント

イベント費用を考えるうえで担当者が見落としやすい点は、以下の3つです。注意しましょう!

◆ 製作物の種類と必要性

単にスライドを作るだけでなく、工程表・運営マニュアル・進行台本など、当日のオペレーションの基盤になる制作物が重要です。

◆ 人件費は「職種ごとの単価 × 日数」で積み上がる

ディレクション、現場進行、アシスタントなど役割によってコストが変わるため、安易に人件費を過小見積もりしないことが大切です。

◆ 隠れコストになりやすい「その他費用」

造作や警備、運営管理システム利用料など、当初の見積もりに載っていない項目が後から必要になることが多いため、事前にチェックしておくべきです。

■ まとめ

社内イベントの相場はあくまで目安です。大切なのは「いくらか」ではなく、「何を実現したいか」。目的から逆算して内訳を理解すれば、適正予算は見えてきます。数字に振り回されず、意味から設計すること。それが成功への近道です。予算設計や見積もりで迷ったら、ぜひGROWSまでご相談ください。

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このコラムを書いた人

株式会社GROWS 島田忍

株式会社GROWS 島田忍

株式会社GROWS代表。企業の周年イベントや社内表彰式、キックオフ、内定式など、インナーブランディングを軸としたイベントプロデュースを多数手がける。単なる「盛り上がり」で終わらせず、組織の想いをカタチにし、人と人をつなぐ企画づくりを信条に、現場第一でプロデュースを行っています。

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