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社内表彰式で使われる照明演出とは?盛り上がる定番機材を解説


社内表彰式の照明は、会場を明るくするためのものではなく、誰が主役なのかを自然に伝えるための演出です。ムービングライトやスポットライト、カラー照明などの機材にはそれぞれ役割があり、使い方次第で表彰の伝わり方は大きく変わります。大切なのは派手さではなく、表彰の意味を邪魔せず、そっと後押しすること。照明を知ることで、表彰式の設計はぐっと楽になります。


「照明で盛り上げたい」と思ったときに、まず迷うところ

社内表彰式の準備を進めていると、あるタイミングで必ず出てくる言葉があります。
「照明、どうしますか?」という一言です。

この瞬間、多くの担当者が少し困ります。
派手にしたほうがいいのか、最低限でいいのか。そもそも何を選べばいいのか分からない。照明の話になると、一気に専門的な世界に入ったような気がして、判断が止まってしまうケースは少なくありません。

ただ、ここで最初にお伝えしたいのは、機材名を知らなくてもまったく問題ないということです。
照明は「詳しい人が選ぶもの」ではなく、「どういう表彰式にしたいか」から逆算して考えるものだからです。

この記事では、社内表彰式でよく使われている照明機材を、役割ごとに整理して解説します。
派手にするための話ではありません。
表彰をきちんと伝えるために、照明がどう役立つのか。その整理を目的にしています。

照明機材とか音響機材とかわからない言葉ってたくさんあると思いますが、それはわかる人に聞けばよいだけです。どんな世界観にしたいとかどんな場面を作りたいかのイメージを考えることが一番大切です!


表彰式における照明の役割は「明るくすること」ではない

照明というと、「会場を明るくするもの」と思われがちですが、表彰式における照明の役割はそれだけではありません。
むしろ、明るさだけを基準にすると、表彰式は一気にやりづらくなります。

照明の本当の役割は、
視線を集める
空気を切り替える
誰が主役かを明確にする
この3点にあります。

たとえば、受賞者が呼ばれた瞬間に自然と視線が集まる表彰式は、照明がきちんと整理されています。逆に、会場全体がずっと同じ明るさのままだと、どこを見ればいいのか分からず、空気が散ってしまいます。

司会、音楽、映像と同じく、照明も「進行を支える要素」の一つです。
ここが整理されていると、表彰式全体が驚くほどスムーズに進みます。

照明演出の有り無しの考え方は、派手にするか?の議論ではなく注目をつくったりメリハリをつくったり、進行の流れを整えたりと様々な考え方があります!


まず押さえておきたい基本照明|会場全体を支える土台

表彰式の照明を考えるとき、最初に整理すべきなのが「ベース照明」です。
これは演出用の照明ではなく、会場全体を安定させるための照明を指します。

よくある失敗が、演出照明ばかりに目が行き、会場の明るさのバランスが崩れてしまうケースです。
明るすぎると式典感がなくなり、暗すぎると表彰の緊張感が出ません。

基本照明は、
・司会が見やすい
・受賞者が安心して歩ける
・参加者がストレスなく過ごせる
この状態をつくるためのものです。

ここが整っていないと、どれだけ良い演出照明を入れても、表彰式は成立しません。
まずは「土台を安定させる」。これが照明設計の第一歩です。

一般的には、会場の天井に設置されている照明を指します。会場の見積もりの中に含まれていることがほとんどです。演出向きというよりは会場内の明るさを調整することに用いられることが多い照明です。


表彰式で一番よく使われる照明機材① ムービングライト

ムービングライトは、表彰式で最もよく使われる演出照明の一つです。
名前の通り、光の向きや形、色を自在に動かせる照明で、登壇や発表のシーンで効果を発揮します。

受賞者が呼ばれた瞬間に、光がステージに集まる。
この動きがあるだけで、会場の空気は一段階引き締まります。

ただし、使い方には注意が必要です。
ムービングライトは非常に目立つため、使いすぎると表彰そのものより照明が印象に残ってしまいます。

大切なのは、「ここぞ」というタイミングに絞ること。
発表、登壇、フィナーレなど、役割を決めて使うことで、表彰式と非常に相性の良い照明になります。

ムービングライトが入ると一気に表彰式感を作ることができます。照明灯数を増やすと演出の幅も広がっていきます。BGMと照明の動きを合わせることでより感動的な演出も可能になります。


表彰式で一番よく使われる照明機材② スポットライト

スポットライトは、シンプルですが非常に重要な照明です。
受賞者を「主役」にするための、もっとも分かりやすい手段と言えます。

ムービングライトが演出要素だとすると、スポットライトは「役割を明確にする照明」です。
登壇中の受賞者をしっかり照らすことで、会場全体の視線が自然と集まります。

スポットがある表彰式と、ない表彰式では、安心感が大きく違います。
受賞者にとっても、「ちゃんと見られている」という感覚が生まれ、立ち姿や表情が変わってきます。

派手さはありませんが、失敗しにくく、表彰式には欠かせない照明です。

注目を作ることに長けた照明です。誰がそのシーンの主人公なのかを明確にすることができます。またサプライズ間の演出などにも効果的です。


表彰式の空気を変える照明機材③ LEDパーライト・カラー照明

LEDパーライトは、会場全体の色味をコントロールするための照明です。
ステージの背景や壁面を照らすことで、表彰式の印象を大きく変えられます。

色の使い方で注意したいのは、「使いすぎないこと」です。
カラフルにすれば盛り上がる、というわけではありません。

会社のトーンや表彰式の目的に合わせて、
・落ち着いた色
・明るさのグラデーション
を意識するだけで、式全体の品格が保たれます。

色は感情に直接影響します。
だからこそ、慎重に、でも効果的に使うことが大切です。


演出効果を高める補助的な照明・関連機材

表彰式では、ストロボやブラインダー、スモークマシンなどの補助的な機材が使われることもあります。
ただし、これらは必須ではありません。

大切なのは、「なぜ使うのか」を説明できるかどうかです。
なんとなく入れると、表彰の邪魔になってしまうこともあります。

特にスモークは、映像や照明との相性を考えないと逆効果になることがあります。
入れるかどうかは、会場サイズや演出内容を踏まえて判断するのが安全です。


照明演出で失敗しがちなポイント

よくある失敗は、「とにかく派手にしよう」としてしまうことです。
盛り上げたい気持ちが先行し、表彰より演出が目立ってしまうケースは少なくありません。

また、リハーサル不足も大きな原因です。
照明は当日の動線や立ち位置と密接に関係するため、事前確認が非常に重要です。

照明は、主役ではありません。
表彰を支える裏方です。この意識を持つだけで、失敗は大きく減ります。


初めての表彰式でも失敗しにくい照明の考え方

初めて表彰式を担当する場合、すべてを完璧にやろうとしなくて大丈夫です。
まずは、
・主役が分かる
・空気が切り替わる
この2点を押さえることを意識してください。

分からないことは、プロに相談するのも一つの選択です。
その際は、「盛り上げたい」ではなく、「どう見せたいか」を伝えると、話が一気に整理されます。


まとめ|照明は主役ではなく、表彰を引き立てる存在

照明は、表彰式を派手にするためのものではありません。
誰を、どう称えたいのか。その想いを、静かに後押しする存在です。

機材を知ることで、判断は楽になります。
迷ったときは、「この光は、表彰を邪魔していないか」を基準に考えてみてください。

それだけで、照明は表彰式の心強い味方になります。

照明の組み立ては技術も必要になりますので、是非ご相談ください!

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このコラムを書いた人

株式会社GROWS

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