社内イベントの作り方
社内表彰式のステージ装飾で失敗しないために知っておきたい基本と考え方
社内表彰式のステージ装飾は、見た目を華やかにするためのものではなく、誰を主役として見せたいのかを伝えるための設計要素です。バックパネルやスクリーン、フラワー装飾などにはそれぞれ役割があり、種類を知ったうえで必要なものだけを選ぶことが大切です。感覚で足していくのではなく、全体の構造を整理することで、印象に残るステージが自然と形になります。
ステージ装飾は「最後に考えるもの」ではないということ!
社内表彰式の準備を進めていると、終盤になってこんな会話が出てきます。
「ステージ、何か足りなくないですか?」
「装飾、どうしましょうか?」
この流れ自体は珍しくありません。ただ、ここに表彰式がうまくいかなくなるヒントが隠れています。
多くの場合、ステージ装飾は、最後の仕上げとして考えられます。
でも実際は、装飾は仕上げではなく、表彰式の設計そのものに関わる要素です。
何を称える場なのか。
誰を主役として見せたいのか。
どんな空気でその瞬間を迎えたいのか。
これらが曖昧なまま装飾を考えると、「とりあえず華やかに」「何か置いておこう」という判断になりがちです。その結果、予算はかけたのに印象に残らない、写真を見るとチープに見える、という事態が起きます。
「なぜその装飾が必要なのか」を説明していきます!
ステージ装飾は、大がかりなものからコンパクトな仕上げなものまで多くあります。大切な予算を有効に使うために是非参考にしてください!
社内表彰式におけるステージ装飾の役割
ステージ装飾というと、「見た目を良くするもの」「華やかにするもの」と思われがちです。
もちろん見た目は大切ですが、それだけでは役割を半分しか捉えていません。
ステージ装飾の本当の役割は、
誰が主役なのかを一瞬で伝えることです。
受賞者が登壇したとき、その背景に何が見えているか。
写真や映像で切り取られたとき、何が記憶として残るか。
ここに、ステージ装飾の価値があります。
装飾が整理されている表彰式は、空気がぶれません。
司会の言葉、照明の動き、映像の切り替え。それらが自然につながります。
逆に、装飾が整理されていないと、どれだけ良い演出を入れても、どこか落ち着かない印象になります。
まず考えるべきは「ステージの情報量」
ステージ装飾でよくある失敗が、情報を詰め込みすぎてしまうことです。
ロゴ、周年ロゴ、コピー、装飾パネル、スクリーン、花。
一つひとつは意味があるのに、全部並ぶと「何を見ればいいのか分からない」ステージになります。
ここで大切なのが、情報量のコントロールです。
ステージは広告スペースではありません。
主役はあくまで受賞者です。
何を見せて、何を引くのか。
どこを“無地”にするのか。
この引き算ができるかどうかで、ステージの完成度は大きく変わります。
装飾は足す作業ではなく、整理する作業。
この意識を持つだけで、判断が一気に楽になります。
ステージのデザインは華美にすればよいものではなく、情報を整理し参加者にしっかりと視認性良くメッセージを届ける必要があります!
よく使われるステージ装飾の基本パターン
社内表彰式でよく使われるステージ装飾には、いくつかの定番があります。
定番が選ばれ続けているのは、それだけ理由があるからです。
代表的なのがバックパネルです。
会社ロゴやイベントタイトルをシンプルに配置し、背景として機能させます。
ここにスクリーンやLEDビジョンを組み合わせることで、情報と演出の役割を分けられます。
また、立体装飾やフラワーを使うケースもありますが、これは使いどころが重要です。
装飾自体が主張しすぎると、表彰より目立ってしまいます。
大切なのは、「なぜその装飾を入れるのか」を言語化できるかどうかです。
| 装飾の種類 | 特徴 |
|---|---|
| バックパネル(背景装飾) | ステージ背面に設置する基本的な装飾。会社ロゴやイベントタイトルを常設表示でき、写真や映像に必ず映り込むため、表彰式全体の印象を左右する重要な要素となります。 |
| バナー・タペストリー | 布やパネル素材で制作される装飾です。設置場所やサイズの自由度が高く、会場条件に合わせて調整しやすいのが特徴。比較的コンパクトな表彰式でも使われやすい装飾です。 |
| スクリーン | 映像や資料を投影するための設備です。装飾というより機能要素に近いのですが、ステージ構成の一部として存在感があり、背景や照明との組み合わせで印象が大きく変わります。 |
| LEDビジョン | 画面自体が発光する映像機材です。明るい会場でも高い視認性を保ちやすく、演出性が高く重宝されます。ステージ全体の印象を強く左右するため、装飾計画と一体で考えます。 |
| 立体文字・ロゴ造作 | 発泡材や木工などで制作される立体的な装飾です。平面装飾にはない奥行きが生まれ、写真映えしやすく、周年イベントや記念性を強調したい場面で使われることが多い装飾です。 |
| フラワー装飾 | 生花や造花を使った装飾で、ステージに柔らかさや温度感を加える役割を持つ。無機質になりがちな空間を和らげ、表彰式に華やかさを添える要素として用いられます。 |
| オブジェ・モニュメント | テーマやコンセプトを形にした造作物。イベントの世界観を視覚的に伝えることができまる。装飾としての存在感が強く、全体設計とのバランスが重要になります。 |
| ステージ前面装飾 | ステージの縁や正面部分に施す装飾。ステージの輪郭を明確にし、客席からの視認性を高める役割を持つ。照明演出と組み合わせて使われることが多くあります。 |
| 床装飾(カーペット等) | ステージ床や登壇導線に敷く装飾。色や素材によって印象が大きく変わり、受賞者の動きや立ち位置を自然に強調できる。足元の演出として使われます。 |
| サイド装飾(袖幕・パネル) | ステージ左右に配置する装飾。空間を引き締めたり、視線を中央に集めたりする効果があり、会場の広さやレイアウトに応じて使われることが多くあります。 |
ステージ画像のイメージご紹介します!是非参考にしてください。
まずは何も装飾なしのステージです。

これにまずは照明を足してみたいと思います!一気に華やかになりますね!

さらに、ステージバナーとしてデザインを追加してみたいと思います!

ステージが一メッセージ性が追加されました。このようにエッセンスを追加していくとステージがより価値のあるものになります。
照明とセットで考えないと失敗する理由
ステージ装飾は、照明と切り離して考えることができません。
どれだけ良い装飾を用意しても、照明が当たらなければ意味がありません。
色、素材、反射。
これらはすべて照明の影響を受けます。
写真映りや映像映えも、装飾単体では決まりません。
よくある失敗は、「装飾は装飾、照明は照明」と別々に決めてしまうことです。
その結果、当日になって「思っていた色と違う」「暗くて見えない」ということが起きます。
装飾を考えるときは、必ず「どんな照明が当たるのか」をセットで想像する。
これができると、失敗は大きく減ります。
会場規模・レイアウト別の装飾の考え方
会場の規模やレイアウトによって、適切な装飾は大きく変わります。
小〜中規模会場でやりすぎると、圧迫感が出ます。
逆に大規模会場では、装飾が弱いとステージが遠く感じられます。
客席との距離は、装飾サイズを決める重要な判断軸です。
後方席から見たときに、何が見えるのか。
そこを基準に考えると、自然と必要なボリュームが見えてきます。
オンラインやハイブリッド開催の場合は、カメラ映りも重要です。
実際に会場で見る印象と、画面越しの印象は違います。
「どこからどう見られるか」を想定することが欠かせません。
ステージ装飾の費用はどこで差が出るのか?
ステージ装飾の費用は、非常に分かりにくいと言われます。
その理由は、単なる装飾物の価格ではなく、
・デザイン制作
・出力
・施工
・撤去
といった工程がすべて含まれるからです。
ステージ装飾の費用には、施工費や運搬費などがかかってきます。人件費あたる部分でもあります。オオがかかりな場合は撤去の費用もしっかり読み込んでおく必要があります。
費用をかけるべきポイントは、「残るもの」「映るもの」です。
写真や映像に残る部分に予算を使うことで、満足度は大きく上がります。
すべてをオリジナルにする必要はありません。
使い回せる要素と、今回だけの要素を分けて考えることが、現実的な判断につながります。
初めてでも失敗しにくいステージ装飾の進め方
初めて表彰式を担当する場合、装飾を一人で決めきるのは難しいと思います。
そのときは、「お任せします」と丸投げするのではなく、
表彰式で一番大切にしたいことを一つだけ伝えてください。
誰をどう見せたいのか。
その答えがあれば、装飾の方向性は自然と定まります。
確認すべきポイントは多くありません。
「当日、写真を見返したときにどう残るか」。
この視点を持つだけで、判断は大きく変わります。
まとめ|ステージ装飾は、表彰を引き立てるための舞台装置
ステージ装飾は主役ではありません。
主役は、表彰される人です。
うまくいく表彰式ほど、装飾は自然で、目立ちすぎません。
でも、記憶にはしっかり残ります。
迷ったときは、
「誰を、どう見せたいのか」。
そこに立ち返れば、装飾は必ず整理できます。
社内表彰式のステージ装飾を検討の場合、是非GROWSまでご相談ください!
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