2024.11.21
社内イベントは意味がない。とお考えの企業様へ!企業成長へのきっかけ作りを解説します。
私たちGROWSは社内イベントを年間多くサポートさせていただいています。
多くの企業様と企画をご一緒させていただく事が多くあります。各社様色々な企画を考えたり実行したりしています。私たちも一緒に伴走させていただきクライアント様の描く世界観を演出すべくご協力させていただいております。
そんな社内イベントに多く携わっている中で感じる社内イベントの本質をご紹介させていただきたいと思います。
まず1番考えたいことは、社内イベントの特に本番日はゴールではなく通過点であるという事です。社内イベントの本番日に向かって準備するという観点においてはゴールになりますが、企画の本質的にはゴールではないことが多くあります。
そんなの分かってるよ!
と思う方もいるかもしれません。しかし意外と見落としがちなことであったりもします。
例えば、今年より来年をよりよい会にしよう!などの企画の時系列はありますが、それ以上に企業の事業活動におけるポジションとしてこの社内イベントがどのような価値を生み出しているのか?
数値貢献しているのか?などをきちんと効果検証・数値改善していくことは重要です。数値化が図りずらいものではありますが、一度KPIを設定し追ってみることで見えてくることもありますので、トライしみてることをお勧めします。
私たちのクラインと企業様の事例をご紹介させていただきます。年間100名単位の新卒採用をしている企業様です。入社式のお仕事をさせていただいておりますが、入社式の企画も大事なのですが実は採用段階から人材育成・理念浸透は始まっているという事で、内定式の段階から入社式につなげる企画に進化いたしました。内定から入社までの辞退率を低減させる+入社時に会社をより好きになっていてもらう。という2軸でKPIを設定し連続性のある企画を実施しています。
内定式から入社式に企画を連続させることで、当初10名ほどの辞退がいたところ5名に低減しました。採用コストを考えると5名の改善は大きく、採用単価が高騰している中ですのでより高い効果を出すことができていると感じています。
ある企業様の新入社員様向けの社内イベントの企画設計をご紹介させていただきました。内定式だけ・入社式だけというシーン単発のサポートではなく時系列でつながるイベントを設計することで企画の効果を最大限発揮することが可能になります。
こちらの企業様の場合は、入社後も密着取材などをさせていただき翌年のコンテンツ作りにしたりなどと採用+育成をセットで予算設計されている企業様となります。思想一つで社内イベントが大きく進化する事例です。
おそらく多くの企業様で実施されている年間表彰式・Q毎の表彰式などもイベント単発というよりは、前後策で考えると事業活動との接続が可能になります。多くの企業様で表彰を行うと思います。受賞者におめでとう!という思いを伝えることは当然ですが、同時に参加者に学びの提供・ナレッジの蓄積を企画し、会社全体の生産性向上を考える・業績向上を考えるなどすると社内イベントと事業活動が接続されます。
ある企業様では、授賞式に必ずナレッジプレゼンテーションを実施しています。そのナレッジプレゼンテーションをTEDのように演出し社内コンテンツとしてアーカイブし新人育成ナレッジとして活用しています。現場の生きたナレッジが「○○さんメソッド」のような形で人ベースで蓄積されて行っています。毎年開催されるプレゼンテーションですので会を重ねる毎にナレッジも蓄積されていく。
そんな事例の積み重ねをコツコツすることで社内の人材育成コストを削減するという大テーマを掲げ取り組まれています。
前述させていただいた内容と重複する部分ではありますが、社内イベントにおいて大切なことは時系列を意識した企画設計です。イベント本番を中心とした前後でどのような企画が立案できるのかを考えることでイベントが立体的になりより参加者のマインドに企画を届けることができます。
最近は、ネタバレ世代とも呼ばれるほど事前の情報取集に関して関心が高いといわれています。イベントはサプライズ感も大切ですが、興味関心を向かせるという意味ではティザー広告のように少し情報を出すことで参加者の気持ちを高めていく仕掛けも良い効果を生みます。
事前企画の例としては、
【事前にプレゼンテーションのアジェンダを共有し、ご自身の意見を整理してきてもらう】
【発表の機会やQ&Aのコーナーがあるなど伝え、事前準備をしてもらう】
【抽選会の内容を事前告知し、ワクワク感を募る】
【スペシャルゲストのシルエットのみ公開する】
など企画の一部を公開していくことで参加者の気持ちにイベントがあるというメッセージや気持ちの整理をしていただく事で価値を高めることができます。
事後企画としては、
【受賞者へのインタビュー企画や社内報での追っかけ取材】
【イベントレポートの発行・事務局メンバーの苦労話・裏話】
【社長インタビュー】
大掛かりな企画ではなくても、小さなコンテンツを継続的に発信し続けることが、時系列企画では有効な手段です。
社内イベントをもっと良くしたい。もっともっと成長の機会にしたい。
マンネリ化してしまっているなどの、ご相談は是非GROWSまで。
よろしくお願いします。
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