2025.02.23
社員向け周年イベントの企画アイデア30選!企画の考え方や成功ポイントを徹底解説
『オンライン表彰式』を取り入れたいけれど、実際のところどうなんだろうか。
そのような疑問を抱いている企業も多いかもしれません。
この記事では、昨今注目を集めているオンライン表彰式について前半・後半の2回にわたって解説します。
前半となる今回は、概要やメリット・デメリットについて見ていきましょう。
オンライン表彰式とはオンライン上で行う表彰式のことで、以下の2パターンに分けられます。
それぞれの特徴について、見ていきましょう。
オンデマンド形式とは、あらかじめ作成した動画をYouTubeをはじめとした動画配信サイトにアップロードし、一定期間視聴可能にする形式のことです。
参加者側が好きなタイミングで視聴できることに加え、動画をあらかじめ作成していることから配信リスクの少ない方法といえるでしょう。
また、動画自体もエフェクトや音響にこだわり、手の込んだ作成ができるのもメリットのひとつ。
その一方で、注意点として事前に撮影した映像を使うことから、臨場感および高揚感の出る演出が乏しくなることが挙げられます。
表彰者に賞賛を送ることを大きな目的としたオンライン表彰式には、後述するリアル配信形式のが適しているといえるでしょう。
リアル配信形式(ハイブリッド形式)とは、リアルの会場とZOOM等の配信ツールを組み合わせ、リアルタイムで進行していく形式のことです。
生放送のテレビを見る感覚に近く、臨場感や特別感を味わえます。
また、インターネット上で生中継の映像を見ながらお祝いコメントを送ったり、受賞者に質問ができたりと、リアル配信形式ならではの工夫ができるのも魅力でしょう。
昨今ではこの形式でのオンライン表彰式が増えており、今後もその傾向は続いていくものと考えられています。
オンライン表彰式が増加した背景のひとつに、新型コロナウィルスの感染拡大が挙げられます。
感染拡大によって大人数が一同に会するイベントの実施が困難となったことで、密を避けて実施できるオンライン表彰式への需要が高まりました。
また、従来のリアル型表彰式の違いとしては運営側の負担軽減に繋がることが挙げられます。
会場に配置するスタッフが少ない人数で済むことに加え、人件費や会場費を削減できる場合もあるでしょう。
表彰式を開催する意義として、主に以下3つの理由があります。
表彰式は会社が受賞者の活躍・成果を褒める場であるだけでなく、愛社精神をはぐくむ場でもあります。
日常業務の中で成果を褒めることも大切ですが、表彰式という特別な場で表彰されることは受賞者にとって忘れられない体験となるでしょう。
また、立派なステージで表彰されている社員を見て、自分も頑張って表彰されるぞといった目標を抱く人も少なくありません。
表彰式では全社員に対し、受賞者がなぜ賞をもらえたのか、企業が求めているのはどういった人材なのかを明確に伝えられます。
そうした説明が他の社員に受賞するためのヒントを与えることはもちろん、工夫やナレッジを共有することで社員教育の一環ともなるでしょう。
表彰式は企業理念や経営方針を全社員で再確認する場としての役割も果たしています。
定期的な表彰式の開催は、社員の企業に対する愛着(エンゲージメント)を向上させます。
なぜなら、表彰式という場で認められることにより、会社が企業理念に則って正当に社員を評価していることが確認できるからです。
会社と社員の信頼感が増すことはもちろん、社員同士のモチベーションも高められるでしょう。
また、表彰式に内定者を参加させる企業も多く見受けられます。
内定者を参加させることで、自社についての理解を深めてもらう機会となるだけでなく、入社後のビジョンを具体的に描きやすくなるでしょう。
オンライン表彰式の概要や意義についてお伝えしましたが、オンライン表彰式にはメリットとデメリットが存在します。
それぞれ、確認していきましょう。
オンライン表彰式を開催するメリットは、主に次の4つです。
オンラインでリアルタイムに配信できるオンライン表彰式では、受賞者だけでなく視聴者の反応も楽しめます。
また、視聴者はチャット機能を用いて積極的に発言したり、リアクションを取れるため、その場にいるような気分を味わえるでしょう。
コスト面でも人件費や会場費を削減でき、従来のリアル型表彰式よりも安価で済ませられます。
対するデメリットは以下の通りです。
オンライン表彰式を成功させるには、ある程度Webツールに詳しい技術担当者が欠かせません。
昨今では代行業者も増えていますが、それ相応の費用がかかるため注意しましょう。
また、オンライン表彰式では従来のリアル型表彰式以上に、参加者を飽きさせない工夫が必要です。
ここまでオンライン表彰式の概要やメリット・デメリットについてお伝えしました。
自社でもできるかもしれないと感じた方も多いのではないでしょうか。
記事の後半では、実際の実施手順について解説します。
社内イベントをもっと良くしたい。もっともっと成長の機会にしたい。
マンネリ化してしまっているなどの、ご相談は是非GROWSまで。
よろしくお願いします。
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