企業の周年イベントはなぜ大切なのか?担当者になったら一度は読んでほしい記事

ほとんどの企業では、設立や創業から数えて5年単位、10年単位を

ひとつの節目として周年イベントを行います。

皆さんの会社でも一度は開催したことがあるのではないでしょうか?

その周年イベントの担当者に任命された場合、その担当者が戸惑うことが多くあります。

それもそのはずで、5年前や10年前となると前回のデータが無かったり、

前担当者からの引き継ぎもないことが多く、

前任者が在籍していたとはいえその記憶もかなり怪しいもの・・・

そんな状況下で「設立○周年イベント」の責任者になったあなたは

きっと右往左往することでしょう!

そんな時に読んでいただくために、今回は周年イベントの重要性について説明します。

周年イベントを開催する目的

周年イベントは、節目となる5年、10年単位の年に行いますが、

これまでその会社が歩んできた道のりを確認し、

未来に向けて会社一丸となって新たな気持ちで進もう、

という過去の確認と未来への決意を表明する場だからです。

そのため入社年次の浅い社員でも、この機会をきっかけに

会社の姿を改めて知ることにもなりますし、未来への方向性も認識することが出来ます。

節目という区切りは、これまでの歩みをたたえ、

今後の決意を固める、いわば会社の立志式のようなものなのです。

周年イベントの目的としてかんがえなくてはいけないポイントは、感謝です。

企業経営は、周りのサポートがなくては成り立ちません。

ここまでの事業運営の中で関わってくれた方々に感謝を伝えるということはとても大事なことです。

その感謝の伝える相手=ターゲット設定が大事なポイントです。

大きく分けると、外部向けの周年イベントなのか、内部向けの社内イベントなのかで

仕立は大きく変わってくるのです。

周年イベントの効果

では周年イベントをわざわざ行うことで、

どのような効果が期待できるのでしょうか?

先ほど「過去の確認と未来への決意を表明」とか

「これまでの歩みをたたえ、今後の決意を固める」と表現しましたが、

それは組織として会社全体の共通認識と団結力を醸成し、

社員間の連携を高め、経営側と従業員側のベクトルを合わせる、といったことを狙っています。

会社のこれまでの歩みを確認するという「過去を知る」という行程は、

その会社に所属することで全社員共通の項目であることからそこに

連帯性を伴った一体感が生じます。

そしてそれをベースにして、未来に向けたビジョンを示すことで

組織内におけるコアコンピタンスが育まれやすくなってきます。

コアコンピタンスは個人の能力だけで醸成できるものではなく、

組織としての多くの社員によるコンビネーションによってはじめて生まれるものですから、

会社としては圧倒的なコアコンピタンスが生まれることの効果を求めているのです。

周年イベントの考え方

この周年イベントは現在を基点として、

過去と未来を確認し合う場であり、そこに込めた想いや意気込みを表明する組織の

立志式でもあります。

そのため周年イベントの担当者であれば押さえておくべき考え方とは、

ズバリ「温故知新」ということです。

つまり過去を知って過去から学び、

それを未来に向けて新たな発想や知識で挑む、という姿勢です。

「温故知新」の考えをスタンスとして、時系列でイベントの企画を進めていくというのが

最もスタンダードでポピュラーな考え方です。

もちろんそこに奇抜さや、おもしろさ、笑いやユーモアというのもあってもいいのですが、

基本は余興やレクリエーションのような社内イベントと違って、

会社の儀式のような意味合いを持ちますので、

温故知新の中に「品性と格式」をもたせた方がベターと言えます。

歴史の長い会社の場合には、更に「伝統やしきたり」といった

厳かな雰囲気も加えることで、長年の歩みと先人諸先輩方への謝意を示せることにもなります。

周年イベントのコンセプト

会社の業態や業種、また歴史があるないなどといったことによって、

周年イベントのコンセプトは大きく異なります。

設立が間もないIT企業の場合などは、厳かな感じや重厚感などは全く必要なく、

むしろポップで雑多な感じの方が社員への効果は浸透しやすいですし、

経営のメッセージや会社のビジョンも届きやすいといえるでしょう。

一方で重厚長大産業などに代表される比較的歴史観のある会社の場合ですと、

その歴史に対して敬意を示すようなコンセプトでの企画である必要があり、

静粛さや厳格さが求められます。

周年イベントの考え方は共通でも、

このようにその会社の置かれている状況によって周年イベントのコンセプトは

異なってきますので、注意が必要です。

なぜなら周年イベントは、過去の確認と未来への決意を表明する立志の場であるからです。

周年イベントの企画ご紹介

周年イベントの企画を考えていく際に、何をやればいいんだろう?

考えてしまうこともあると思います。

目的の整理や構築はとても大事な要素です。

しかし、それと同じくらい、何をするのかも忘れてはいけないことになります。

10年に一度、20年に一度のイベントでは、なかなか前例を探すのも難しく。

社内にナレッジが少ないケースもあるかもしれません。

少しご紹介させて頂きます。

こちらが参考の一覧となっております。

周年イベントは、大きく社外向けと社内向けに分かれます。

もちろん目的も変わってきますので、何をやるのかも大きく変わってくるのです。

一つ一つのアイデア出しから行うと結構時間がかかる部分もあります。

一つ参考にしてみてください。

周年イベント企画の進め方

周年イベントの担当者になったら、何からすればいいのかもご紹介させて頂きます。

会社によって進め方は変わってくると思いますので、一例としてご覧いただければと思います。

①目的を整理しよう

まずは、前述した通り、目的も含めた開催概要を整理することから始めましょう。

担当者がまずやる事としては、日程の決定、会場の押さえ、同時に目的の整理が必要になってきます。

②イベント会社に相談しよう

一度、イベント会社に相談してみるのもありです。

会場選定の段階から相談する子も可能なので、早めに相談してしまい、概要を整理していく事もお勧めです。

もちろんGROWSはWELCOMEです!

参考事例はこちらから→

③プロジェクトチームを発足しましょう。

一人の担当者で周年イベントを成功に導くのは至難の業です。

社内のプロジェクトチームを発足し体制を作りましょう。

座組みの仕方は色々あります。

  • 若手から部長陣までの各階層を巻き込む
  • 各部署毎集めて拠点を巻き込む
  • 経営層も巻き込む

などです。

多すぎても意見がまとまらず、意見も出しずらくなります。

集まるのも難しくなったりしますので要検討かと思います。

テレビ会議での参加等にもなってくると思うので、一度はキックオフという形で顔合わせをすること

をお勧めします。

④ざっくばらんに意見交換から始めよう

色々な進め方はあるかと思いますが、まずはざっくばらんに意見交換から始めてみてはいかがでしょうか?

顔合わせも含めたキックオフの食事会などを開き。意見を交換をしたり、

やってみたい企画や、思って要ることなどを集約し、企画を練り込んでいくことが

参加感のある、意思の入ったプロジェクトになりやすくなります。

最後に….

周年イベントは、企業にとって節目となるとても大事なイベントです。

いつものイベントともしかしたら少し意味合いも違うかもしれません。

なのでそれほど。しっかりと考えること、練り込むこと、実現することが求められます。

悩みを抱えながら進むイベントの準備程不安なことはないかもしれません。

会社の想いを実現する為にも、一度ご相談いただければと思います。

GROWSでは、専門のスタッフがご対応させて頂きます。

社内イベントはコミュニケーションの場

社内イベントは、メッセージが伝えやすい最高の場面です。

この機会を活用しないことはないので、是非有効活用してみましょう。

GROWSでは、今回ご紹介しきれなかった社内イベントの企画コンテンツを多数そろえております。

是非、企画に悩んだり、もう少しグレードアップさせたいなどのご要望の際には、ご相談ください。

社内イベントは、社内のコミュニケーションの質を向上させたり、チームワークの醸成。

愛社精神やロイヤリティなどを向上させる一つの施策に当たります。

このイベントは、「何故行っているのか?」「何を成し遂げたいのか?」

次のステップではどのような世界を描いているのかを考えることがとても大事です。

社内イベントを開催することで、何が動き出し、何がちょっと変わるのか?

是非、よく考えて企画してみてはいかがでしょうか?

社内イベントをもっと良くしたい。もっともっと成長の機会にしたい。

マンネリ化してしまっているなどの、ご相談は是非GROWSまで。

よろしくお願いします。

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