多くの企業が接客コンテストを開催するワケ。敢えて作ろう賞賛のステージ

弊社は、社内イベントに特化したイベント会社です。

クライアント様の業種は多岐に渡り、特にこの業界のクライアントが多いなどという事はなく、

色々な業界のクライアント様がいます。

その中で、一つカテゴリーをご紹介させていただくと、社内コンテストを開催する企業様が増えています。

販売・飲食業界では、接客コンテスト。

BtoB系のビジネスの業界では営業マンのナレッジコンテスト・業務改善コンテスト。

多くは、こういった社内イベントに大分類されています。

今回は、販売・飲食業界で多く実施されている接客コンテストについてご紹介させて頂きます。

 

接客コンテストとは何なのか?

企業の主催する接客コンテストとは、どんな企画なのでしょうか?

主には、接客販売スキルを競い、No1を決定するというのが表向きかとおもいます。

しかし、一般的に接客コンテストの本当の価値は、これだけにとどまらないのです。

 

接客コンテストは、意味がないという議論もありますが、私たちは意味があると断言が出来ます。

おそらく、そういった議論が生まれてしまう企業様には、本来の目的を見失っていたり、議論が至っていないなどの

別の課題があると思うからです。

接客コンテストは、スキルコンテストという側面は持ちながらも、実はチームビルディング的な側面を持っています。

出場する店舗や組織の代表を皆で応援し、優勝できるように寄り添ってあげる。

その過程でチームが形成され、強い組織になる。

もしかしたら、コンテストで優勝する以上のインセンティブはそのチーム形成の中にあるといっても過言ではないかもしれません。

弊社のクライアント様の中にも、チームビルディング要素は欠かせない目的としてイベント全体の企画に盛り込んでいます。

接客コンテストは、一人一人の戦いではなく、組織戦なのです。

 

もう一つ接客コンテストの持つ側面としては、褒める文化の醸成です。

「いいね!」を積み上げ、組織に褒める文化を作る。

意外と褒める文化を作るというのは、一朝一夕でできるものではありません。時間をかけ、企画を練り文化を醸成していきます。

その一つとして接客コンテストが活用されています。

接客コンテストの採点で間違えてはいけないポイントは原点方式にしてはいけないということです。

接客コンテストは、○×を付けるイベントではありません。

今日まで頑張ってきたスタッフの良いところを伸ばし、良いとこをと他のスタッフに横展開させることに意味があります。

もし、ご自身の会社の接客コンテストの採点表が原点式になっていた場合には、採点表の見直しをすることをお勧めします。

採点表の組み方一つで会社の文化が変わったりもします。

仲間が仲間をほめる文化を作る。

そのきっかけとしての機能を接客コンテストは持っています。

 

何故、多くの会社が接客コンテストを開催するのか?

名だたる大手企業で、接客コンテストが開催されています。

JALやANAなどの航空会社、ソフトバンクやドコモなどの携帯電話会社、

大手ショッピングセンターなどなど。

挙げだしたらキリがありませんね。

 

何故開催しているのか?

シンプルに考えれば、そこに意味があるからです。

企業文化として接客コンテストに価値があるので、開催が継続して実施されているのです。

弊社のクライアント様でも、毎年開催している企業様がいらっしゃいます。

もうすぐ開催10回近くになりますが、毎年毎年レベルが上がり、毎年毎年受賞者が涙します。

それくらい、皆が真剣に取り組み、真剣に優勝を狙い。仲間と一緒に組織を作っています。

それが継続的に実現するのなら、接客コンテストの価値は必ず生まれると思うのです。

 

ちょっと考え方の側面を変えてみましょう。

年々、カスタマーやお客様の要望は上がっていくものです。

期待値が一定ということは基本的にありません。

世の中が便利になり、買い方の自由が生まれ、選択する楽しさを顧客得ています。

そんな外部環境を考えると自らの販売スキルを磨くということは、とても当然の行動です。

良いスタッフの知識や経験を、他のスタッフにインストールしたいと思った時に、接客コンテストは力を発揮します。

1一人のナレッジを、その他参加者。イベント本番には参加できないが、映像で学ぶ。

などその後の展開を企画することで、一つの力にレバレッジが利き、とても大きな力となるからです。

大企業になればなるほど、、現場のナレッジを横展開したときの効果は計り知れません。

 

ある会社で100円の単価を上げるナレッジが接客コンテストでありました。

そのナレッジが全国展開している店舗に展開されると、300店舗の現場で一気に実装。

あっという間に、何億円規模の効果に生まれ変わるのです。

それだけ、接客コンテストの持つパワーは計り知れません。

 

全ては、企画担当者次第

いかがでしたでしょうか?

接客コンテストは、活用が軌道に乗れば大きな効果を生む素敵な企画です。

今、接客コンテストが動いている企業様で展開に悩んでいる場合、これから新設していきたい場合。

接客コンテストにお悩みの場合は、GROWSにご相談いただければ、全体構築から設計させて頂きます。

自社完結も一つの手ですが、外部ソリューションとミックスさせるというのも、ビジネスにおいても大事なことです。

弊社の様々なナレッジと自社の強みを掛け合わせ、よりよい企画にしてみませんか?

 

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