忘年会コンテンツ完全ガイド|盛り上がる企画・余興・ゲーム20選【幹事必見】

1. はじめに|忘年会にコンテンツが必要な理由

年末恒例の忘年会。社員同士の親睦を深め、1年を振り返る場として欠かせないイベントです。とはいえ、飲食だけでは「結局ただの飲み会だったね」と終わってしまいがちです。

そこで重要になるのが“コンテンツ”。ゲームや余興、映像演出などを取り入れることで、会話が自然に生まれ、部署や世代を超えた交流が活発になります。さらに、会社として感謝の気持ちを伝える機会にもなり、参加者の満足度はぐっと高まります。

2. 忘年会で盛り上がるコンテンツの選び方

幹事にとって悩ましいのが「どんな企画を入れるか」です。選び方のポイントを整理すると次の通りです。

  • 【規模感】小規模なら参加者全員で一つの企画、大規模ならテーブル対抗戦がおすすめ。
  • 【年齢層】20代中心ならアクティブなゲーム、幅広い世代ならクイズや抽選など誰でも参加しやすい内容が無難。
  • コストと準備時間】豪華な演出を取り入れるより、準備が簡単で全員が楽しめる内容を優先すると幹事の負担も軽減できる。

この3点を意識するだけで、企画の成功率はぐっと上がります。

3. 定番で外さない!盛り上がるゲーム・余興コンテンツ20選

① ビンゴ大会

忘年会の王道。大人数でも公平に楽しめるのが魅力です。景品は豪華なものに加え、「ちょっと笑えるアイテム」や「日用品」などを混ぜると最後まで盛り上がります。進行をスムーズにするには、アプリやデジタルビンゴを活用するのがおすすめです。

② クイズ大会

会社の歴史や今年の出来事を題材にするとオリジナリティが出ます。「今年最も売れた商品は?」「新しく入社した社員数は?」など、参加者が答えやすい問題を中心にすると自然に会話も生まれます。

③ カラオケ・歌自慢大会

歌が得意な社員が披露すると場が一気に和やかになります。審査員を設けて点数をつけたり、拍手の大きさで順位を決めたりする仕組みにすると観客も参加できます。歌自慢は集まれ!

④ ○×ゲーム

「Yes or No」で答えるシンプルなクイズ。大人数でも一斉に参加できるため、短時間で盛り上がります。「社長の趣味は釣りである ○か×か?」など、社内ネタを入れると笑いも生まれます。

⑤ ジェスチャーゲーム

お題を身振り手振りで伝えるゲーム。誰でもできる簡単さが魅力です。「今年の流行語」「社内でよく見る光景」などをお題にすると親近感が出て盛り上がります。

⑥ チーム対抗ミニゲーム

風船割りリレーや早飲み対決など、ちょっとした体を使う競技。制限時間を設けてテンポよく進めると白熱します。安全性を意識してルールを工夫するのがポイントです。

⑦ 社員紹介スライドショー

1年を写真や動画で振り返る映像コンテンツ。真面目なシーンに加えてオフショットを混ぜると、笑いと感動が同居します。最後に全員の集合写真で締めると一体感が増します。

⑧ 表彰式との連動企画

「今年のMVP予想クイズ」や「受賞者を当てた人に景品プレゼント」など、表彰を絡めると参加意識が高まります。真剣さと遊び心を両立できる企画です。

⑨ ビデオメッセージ上映

地方支店や海外拠点からのメッセージ動画を流すと、普段会えない仲間との一体感が生まれます。事前に各部署に依頼して編集しておけば、心温まる演出になります。

⑩ 豪華景品付き抽選会

番号を引くだけでも会場全体が盛り上がります。豪華景品に加えて「おもしろグッズ」や「ちょっと困る賞品」を入れると笑いが起きます。

⑪ イントロクイズ

流行曲や懐かしの名曲を数秒だけ流して曲名を当てるゲーム。世代を超えて盛り上がりやすく、音楽好きが多い会社には特におすすめです。

⑫ 社員当てクイズ

赤ちゃん時代や入社当時の写真を出して「この社員は誰?」と当てる企画。意外な一面がわかり、会話のきっかけにもなります。

⑬ 早押しゲーム大会

早押しボタンやスマホアプリを使ってクイズ形式に。スピード感が出て観客も楽しめます。

⑭ お絵描き伝言ゲーム

お題を絵で表現して次の人につなげるゲーム。最後まで伝わらず珍解答が出ると大爆笑に。

⑮ 社長・役員ものまね大会

少し勇気がいりますが、和気あいあいとした雰囲気でやると意外と盛り上がります。役員自身が参加するのもアリです。

⑯ 社内流行語大賞

1年間で社内でよく使われた言葉やネタをランキング形式で発表。笑いながら1年を振り返ることができます。

⑰ オークション形式ゲーム

不要品や小物を景品に見立ててオークション形式で落札する企画。仮想通貨(お金の代わりになるチケット)を配れば誰でも参加できます。

⑱ 即興コント・一発芸大会

有志の社員が短い芸を披露。あらかじめ希望者を募ると進行もスムーズです。場が温まりやすく、社内の意外な才能が見つかることも。

⑲ チーム対抗知恵比べゲーム

制限時間内にパズルやブロックで形を完成させる頭脳ゲーム。体力に関係なく誰でも楽しめます。

⑳ 社員ネタ漫才・寸劇

チームごとに社内あるあるを題材にした寸劇を披露。身近なテーマなので笑いが起きやすく、準備時間があれば大いに盛り上がります。

忘年会は「ただ飲むだけ」ではなく、ちょっとした企画を取り入れることで一気に記憶に残るイベントになります。今回紹介した20のコンテンツは、すぐに取り入れられるものから少し準備が必要なものまで幅広いラインナップです。幹事としては「参加者全員が関われるかどうか」を基準に選ぶと、失敗なく盛り上げられます。

4. マンネリ解消!最新トレンドコンテンツ10選

① 謎解き・脱出ゲーム風企画

数人ずつのチームに分かれて、テーブルごとに謎を解いていくゲーム。紙の問題集でもよいですし、スマホアプリや映像を使えば本格的な演出も可能です。制限時間を設定し「誰が一番早く答えにたどり着けるか」を競うと白熱します。協力が必須なので、普段あまり話さない同僚とも自然に会話が生まれるのが魅力です。


② eスポーツ・オンライン対戦ゲーム

人気のゲームを会場の大画面に映し、社員同士で対戦。格闘ゲームやレースゲームのように短時間で決着がつくタイトルを選ぶとテンポよく進みます。観客も勝敗を予想して応援できるため、参加していない人も楽しめます。若手社員が多い企業では特に盛り上がりやすいコンテンツです。


③ 写真・動画コンテスト

「忘年会の一瞬を切り取ろう」をテーマに、参加者がスマホで撮影した写真や動画をその場で投稿。スクリーンにリアルタイムで映し出し、拍手や投票で順位を決めます。「ベストスマイル賞」「おもしろ動画賞」など部門を分けると、誰でも気軽に参加でき、会話のきっかけにもなります。


④ リアルタイム投票コンテンツ

スマホを使った即時投票システムを活用。「今日一番盛り上げた人」「ベストドレッサー」などのお題を出し、全員に投票してもらいます。数秒後にスクリーンに結果が表示されるため、会場が一斉に盛り上がります。参加意識を高めつつ、公平感が出せるのも魅力です。


⑤ ランダム席替え交流ゲーム

一定時間ごとに席替えを行い、知らない人と交流する仕組み。席替えの合図をゲーム感覚にすると楽しさが増します。例えば「くじ引きで新しい席を決める」「スマホアプリでマッチングさせる」など。普段接点のない社員同士が会話でき、社内交流の活性化につながります。


⑥ 社員ネタ大喜利

「今年一番笑った社内エピソードは?」「社長が休日にしていそうなことは?」など社内ネタをテーマに大喜利形式で回答。匿名投稿にすれば誰でも気軽に参加でき、意外な社員のセンスが発掘されます。笑いと共感が同時に生まれ、雰囲気が一気に柔らかくなります。


⑦ チーム対抗プレゼン対決

「理想の新商品」「来年の働き方」などのお題を出し、即興でチームごとにプレゼンを行う企画。制限時間は3分程度にすると緊張感とテンポが出ます。審査員を設けて採点形式にすればゲーム性が増し、笑いと真剣さが入り混じった面白い雰囲気になります。


⑧ ハイブリッド余興

現地参加者とオンライン参加者が一緒に楽しめる企画。例えば「オンライン参加者も回答できるクイズ」や「ビンゴ大会を同時進行で行う」など。リモートワークが定着している企業にとっては、社員全員を巻き込める良い方法です。会場と画面越しの一体感が新鮮さを生みます。


⑨ プロのパフォーマー招待

マジシャンや大道芸人、ダンサーなどプロのパフォーマーを招いて特別な時間を演出。普段の社内イベントでは体験できない非日常感を提供できます。短時間で大きなインパクトを与えられるため、忘年会の「目玉コンテンツ」として最適です。


⑩ AR/VR体験ブース

最新のテクノロジーを体験できるコーナーを設ける企画。VRゴーグルを装着して簡単なゲームをしたり、ARを使ったフォトスポットを用意したりするだけで会場の話題をさらえます。参加者全員が体験しなくても、「体験者の反応を一緒に楽しむ」だけで十分盛り上がります。


これらのトレンドコンテンツは「普段の忘年会では味わえない体験」を生み出すのが特徴です。大切なのは、ただ取り入れるだけでなく 参加者の属性や規模に合わせて調整すること。誰もが参加できる工夫を加えれば、マンネリを打破し、記憶に残る忘年会に仕上げられます。

5. 忘年会コンテンツを成功させる進行のコツ

せっかく工夫したコンテンツも、進行がうまくいかなければ盛り上がりに欠けてしまいます。忘年会を成功に導くには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。

まず意識したいのは時間配分です。食事や歓談の時間とコンテンツの時間は「7:3」程度が理想といわれています。ゲームや余興に力を入れすぎると、参加者が疲れてしまったり、食事をゆっくり楽しめなかったりします。あくまでも主役は社員同士の交流であり、コンテンツはそれを後押しする役割と考えるとバランスが取りやすくなります。

次に重要なのが司会の存在です。会場の雰囲気を盛り上げ、スムーズに進行するためには、盛り上げ役が欠かせません。社内に明るくて仕切り上手な人がいればお願いするとよいですが、適任者がいない場合は外部のMCを検討するのも有効です。司会がしっかりしているだけで、イベント全体の印象は大きく変わります。

また、忘年会には盛り上がりの山場をつくることも大切です。最後に豪華景品が当たる抽選会や、一年を締めくくる表彰を置くと、参加者の印象に強く残り、「楽しい会だった」と感じてもらいやすくなります。フィナーレを意識した構成を考えることで、メリハリのある進行になります。

そして忘れてはならないのが事前準備です。ゲームで使う小道具や景品、進行表の確認などを細かくチェックしておけば、当日のトラブルを防げます。特に景品の不足やルールの曖昧さは盛り下がる原因になりやすいので、幹事は余裕を持って準備を整えておきましょう。

こうした工夫を積み重ねることで、コンテンツはより魅力的に映え、忘年会そのものが成功に近づきます。

6. まとめ|社員が心から楽しめる忘年会に

忘年会の成否を分けるのは“コンテンツの力”。定番のビンゴやクイズでも十分盛り上がりますし、謎解きやeスポーツといった新しい企画を組み合わせればマンネリも解消できます。

大切なのは「全員が参加できる仕掛け」を意識すること。誰かが置いてけぼりにならず、自然に会話が広がるように工夫すれば、忘年会は社員の記憶に残る一大イベントになります。

そして、幹事にとって大きな負担になるのが「企画の立案から準備まで」。もし「アイデアに限界を感じる」「演出をもっと工夫したい」と思ったら、企業イベントのプロであるGROWSにぜひご相談ください。豊富な経験を活かし、御社にぴったりのコンテンツをご提案いたします。

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