2025.04.18
東京ビッグサイトで社内表彰式を開催するには?会場選び・演出・運営のポイントを徹底解説!
企業のモチベーション向上や文化醸成に欠かせない「社内表彰式」。せっかくなら、スケール感のある会場で社員の記憶に残る演出をしてみたいと思いませんか?
今回は、日本最大級のコンベンション施設「東京ビッグサイト」で表彰式を開催する際のポイントを、イベント運営のプロ目線で解説します。
東京ビッグサイトは、その規模感とブランド力から、国内外の大規模イベントに多く利用される会場です。そんな場所で社内表彰式を行うと、以下のような効果が期待できます。
大型ステージ・音響・照明設備を活かして、まるでテレビの授賞式のような空間演出が可能です。
普段のオフィスとはまったく異なる空間で行うことで、受賞者の記憶に深く残り、感動を生みやすくなります。
会場のイメージと表彰式の華やかさが相乗効果を生み、社内外に対して会社の成長と文化の魅力を伝えることができます。
東京ビッグサイトには複数の施設がありますが、表彰式に適しているのは以下の3つの会場です。
天井高・ステージ・控室完備。300~500名規模の表彰式にぴったりのスペースです。華やかさと機能性を兼ね備えています。
数千人規模も対応可能。ただし、ステージや音響設備は別途設営が必要なため、演出にこだわりたい場合や社外ゲストを招く場合におすすめ。
100名未満のアットホームな式典に向いています。ステージを組まずに簡素なセレモニーを行いたい場合に便利です。
ポイントは、「人数・演出の希望・予算」に応じて選ぶこと。視認性や音響の反響も含めて検討するのがおすすめです。特に音の反響は注意しましょう!!
東京ビッグサイトでは前日搬入ができない催事も多く、深夜0時からの「当日搬入」がスタンダードになるケースが多々あります。とくに展示ホールやレセプションホールでの表彰式では、朝から設営開始では間に合わないため、以下のようなスケジュールが一般的です。
照明・音響・映像・ステージ・装飾など、各業者が順次会場入りして作業を開始します。
※館内には夜間でも空調が入りません。スタッフの体調管理も重要です。
ステージや映像機材の設営が一段落し、テクニカルリハーサルへ移行。
音響・照明・映像を中心に、演出チームがタイミングのすり合わせを行います。
実際の登壇順や演出を通してリハーサルを実施。受賞者の動線確認や立ち位置指導もこの時間に。
機材や資材の整理が終わり、式典前の準備が整ってきます。
ゲスト・社員の受付がスタート。場内誘導・サイン設置もこのタイミングで最終確認。
本番ではオープニング演出・表彰・インタビュー・記念撮影などを実施。
搬出作業・原状復帰をスタート。音響・映像→ステージ→装飾の順に撤収。
深夜対応に慣れたイベント業者・テクニカルチームを選定することが成功の鍵です。
協力会社の選定は慎重に行いましょう。一部施設では夜間使用に制限がある場合もあるため、事前確認が重要です。
搬入車両の関係などもあるのでしっかり確認しておきましょう。搬入〜設営〜リハ〜本番〜撤収まで、すべての関係者に明確なタイムラインを配布し、役割分担を明確にしておくことがスムーズな進行に直結します。
社内表彰式をただの表彰で終わらせず、「感動体験」として記憶に残すためには、演出が重要です。とくに東京ビッグサイトのような大空間では、映像・音響・照明を効果的に使うことで、場の空気が一気にドラマチックになります。ここでは、実際によく使われる演出の具体例をご紹介します。
《事例:社員紹介VTRで涙を誘う》
表彰対象者のこれまでの実績や仲間からのメッセージをまとめた「紹介ムービー」を上映。例えば、ある製造業の表彰式では、工場勤務の社員が受賞者に選ばれた際に、同僚からのサプライズメッセージ動画を流しました。
スクリーンに映し出された「いつも一番早く来て機械を整備してくれてありがとう」というコメントに、会場全体がしんみり。ご本人が涙をこらえながら登壇し、拍手がひときわ大きくなった瞬間は、忘れられない演出となりました。
《事例:スポットライト+ステージ演出》
受賞者の名前が呼ばれた瞬間に会場が一瞬暗転し、中央ステージにスポットライトが照射される演出。まるでテレビのアワード番組のような演出が可能です。
さらに、レッドカーペット風の動線をつくり、ステージ上では回転式のミラーボールがゆっくり光を放つ演出も効果的。演出によって受賞者が「主役」として際立ち、観客側も“今、特別な瞬間に立ち会っている”という気持ちになります。
《事例:受賞発表時にドラムロール→歓喜のSE》
緊張感を高めるために、受賞者発表の前にドラムロールを挿入。名前が読み上げられる瞬間に、歓声のような効果音やファンファーレを鳴らすことで、一気に華やかなムードに。
あるIT企業の事例では、ゲーム感覚を取り入れて「効果音をランキング形式に変化」させて表彰を進行しました。1位になると「勝利のSE+金色の紙吹雪」で、ステージ全体が湧き上がるような一体感が生まれました。
《事例:フォトブース+SNS連動企画》
表彰式の終了後、特設フォトブースを設置。たとえば会社のロゴを大きくあしらったバックパネルに、受賞者がトロフィーを手に記念撮影できるようにします。
ある企業では「#〇〇アワード2025」のようなオリジナルハッシュタグをつけてInstagramや社内SNSへの投稿を促し、受賞の喜びを社内外へ自然に発信。ブースには金の装飾とステージ風の照明を施し、まるでレッドカーペットで撮影するような特別感を演出しました。
このように、「見せ方」をひと工夫することで、受賞者本人にとっての特別な思い出になるだけでなく、周囲の社員にも“来年は自分も”というモチベーションを与えることができます。
演出は自己満足ではなく、「参加者全員の感情を動かす装置」であるという視点が、社内表彰式を成功させるポイントです。
ビッグサイトではケータリングも実施可能ですが、以下のポイントに注意が必要です。
施設側に登録されているケータリング会社を利用することで、搬入制限や火器使用のルールをスムーズにクリアできます。
立食懇親会、着席ビュッフェ、ドリンクのみ提供など、形式に応じたレイアウトや動線の確保が重要です。
飲食後のゴミの持ち帰り義務や片付けルールがあります。業者に一括依頼するのが安心です。
ビッグサイトならではの運営注意点を押さえておきましょう。
東京ビッグサイトで実際に開催された社内表彰式の事例を、会場選びから演出、当日の進行まで、現場視点で具体的にご紹介します。
“理念をかたちにする”感動型アワード演出
“交流”を軸にしたカジュアル表彰+立食スタイル
各チームから自然に祝福の声が集まり、写真撮影も自由にできる雰囲気に。
“全国集結×オンライン融合”のハイブリッド社内フェス表彰式
表彰の瞬間は「金テープ」演出、紙吹雪マシンも導入して“祭り感”を最大化。
このように、会社の雰囲気・人数・目的に合わせた演出設計を行うことで、東京ビッグサイトの広さと設備を最大限に活かすことができます。
リアルでの臨場感、オンラインでの拡張性、その両方を取り入れるのが、今後の表彰式運営のスタンダードと言えるかもしれません。
GROWSでは、東京ビッグサイトをはじめとする大型会場での社内表彰式を多数手がけています。
現地の設備仕様や施設ルールを熟知しているからこそ、スムーズな進行と感動的な演出が可能です。
「東京ビッグサイトで表彰式を成功させたい!」という方は、ぜひ一度GROWSにご相談ください。お問い合わせください。