2024.12.17
社内イベントは開催して終わりではない!イベントの価値と効果検証で無駄を防ぐ方法とは
テレワーク化が進んだ昨今、社内コミュニケーションに不安はないですか?
リモートでチーム力強化ができるのであれば誰もがそうしたいところだと思います。
リアルで顔を合わせていても不安になることがあるのに、それがリモートだと余計に不安になるほうが自然だと思います。
中でも「上司」「部下」の関係は切っても切れないキーワードだと思います。
従業員が退職する理由の多くは「人間関係」と言われています。「給与が低い」「将来性が不安」「やりたい仕事内容ではなかった」
などというのは建前で「人間関係」が良ければ会社を辞めないという研究結果もあるくらいです。
リモートワークのせいで「上司」「部下」の関係が崩れてしまう要因として、
まず「部下がさぼっていないか心配」が出てきます。さすがに部下の家に監視カメラを置くわけにはいきませし、
あまりしつこく報告を強要するとパワハラで訴えられてしまいます。
リモートである以上、すべてを把握することは困難です。また次に出ているのが、「部下のモチベーションの低下が把握しづらい」というのがあります。
人は何か悩みを抱えていると、行動や表情に出てしまうものです。同じ空間にいれば気付ける場合もありますが、リモートワークだとそうもいきません。
以前は「飲みニケーション」というのもありましたが、若者受けが悪いようですし、コロナの影響でそれどころではなくなってしまっているのが現状です。
余計にモチベーションの把握はしづらくなっているのは間違いないでしょう。
そこで打開策として研修やチームディルディングが考えられます。
社員同士が協力しあいながら課題や問題に挑戦することで、チームとしての力を高めることができます。
チームビルディングは企業の組織活性化に欠かせないツールとして地位を築いてきました。
チームビルディングは「できることならどんどんやりたい」という方も多いかと思いますが、問題があります。
チームビルディングができるゲームや研修にはさまざまなものがありますが、ウケがよかったらついつい複数回同じコンテンツをやってしまいがちです。
どうしても古参の社員からすると「またあれか」ということにもなってしまいます。何を実施するかコンテンツを探すだけでも大変な作業です。
それから「準備に時間がかかる」ということではないでしょうか。道具ひとつとっても、レンタルするのか、
購入するのか、何個必要なのか、という問題がついてまわります。
できれば、準備も少なく、パッとできるコンテンツがあると理想的ですよね。
そこで今回おすすめしたいのが、この「寸劇」のチームビルディングです。
今回ご紹介するコンテンツは道具も準備時間もほぼ必要ない研修です。
どうですか?魅力的じゃないですか?
では早速いってみましょう!
「寸劇」と聞いて、もしかすると拒否反応を示してしまう人もいるかもしれません。
「人前で演じるとなると小学生依頼」という参加者もいるのではないでしょうか。中には「恥ずかしくて絶対ムリ!」という方もいると思います。
でも、逆にそれがいいんです。
きっとそういう方は演じるということを長くやってないので、本研修は新鮮なはずです。やったことがないからこそやる価値があります。
研修やチームビルディングの対象としては、内定者、新卒、中途、店長・リーダー、中間管理職などなど色々ありますが、
今回ご紹介するのはどちらかというと既存社員に向いている研修になります。
組織の課題、またその解決方法について考えます。年次の浅い社員にとっては組織の課題をそもそも感じていない場合があるので、
少々難易度が高い内容になります。ただし、年次の浅い社員と社歴が長い社員がごちゃ混ぜにして実施する場合はありだと思います。
組織の課題を考え、それを解決する理想のストーリーをグループで考えます。
役を演じることで自分ではない架空の人間が言っているという呈にすることで、本音のセリフを引き出すことができます。
落とし所としては、「それって意外とできるんじゃない?」「やってみようか」「みんなで気をつけようよ」
というポジディブな意見や感想が生まれることです。
■寸劇の内容
組織の課題を制約条件抜きにして未来志向で理想のストーリーを描く。
■寸劇のルール
奇想天外、夢のまた夢のような夢物語はなし。
■寸劇のゴール
自作自演のシナリオを演じることで、このレベルだったら簡単に実行できるかもしれないと感じることができます。また他チームの寸劇を客観的に見ることで、「これはできるかも」という意欲も高まるため、明日からの行動につながりやすい。
■用意するもの
・PC
・WEB会議システム(ZOOM、Webexなど)(※オンライン開催の場合)
・インターネット環境(※オンライン開催の場合)
・必要に応じて紙とペン
■組織の課題例
・誰もが働きやすい職場環境とは
・理想の職場と家庭
・理想の上司と部下
・理想の社内制度
etc.
■進め方
①グループに別れます。4~10人程度で1つのグループ。
②発表順を決めます。
あみだくじ等で運営側が主導で決めてしまうほうがスムーズです。
③グループ名やグループ内で寸劇のテーマを考えます。
④大まかなシナリオをイメージします。起承転結を考えます。
⑤チーム内で配役を割り当てます。
⑥台本を作成します。
⑦チーム毎で順に発表を行います。
⑧社長他役職者がフィードバックを行います。
いかがでしたでしょうか。
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具体的な運営方法についてはお問い合わせください。
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マンネリ化してしまっているなどの、ご相談は是非GROWSまで。
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