社内イベントで会社の現実を変える。社内イベントエピソードのご紹介!

社内イベントは今の時代にマッチしたもので、工夫次第で無限大の楽しみ方と効果が期待できるものである、

ということを以前ご紹介しました。

 

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そこで今回は、どうせやるのであれば皆の心に響く内容で、

記憶に刻まれるようなイベントの事例を2つご紹介します。

これを読めばきっとあなたも社内イベントを早速やってみたい、という気持ちになることでしょう!

 

サプライズの演出

「フラッシュモブ」という言葉をご存知の方も多いでしょう。

テレビでの特集番組やインターネット動画でも配信されていますが、

これはサプライズ演出の企画のことです。

一応定義としては「呼びかけで集まった不特定多数の人が申し合わせの上、

雑踏の中の歩行者を装って通りすがり、公共の場に集まり前触れなく突如として

パフォーマンス(ダンスや演奏など)を行って、周囲の関心を引いたのち解散する行為で、

記録に残っている最初のフラッシュモブは2003年5月ニューヨークで行われたものとなっています。

これを社内イベントとして利用しサプライズの演出をするのです。

 

フラッシュモブを利用したサプライズ

この会社は商品をネット上で販売している通販会社です。

これまでは仕入れた商品を販売することで売り上げをあげてきましたが、

それも同業他社とのし烈な競争で徐々に厳しさを増してきたことで業績は悪化、

売り上げの落ち込みは経営陣を始め、社員やパートといった従業員にまでその影響が出てしまい、

皆が疲弊してしまい、社内の雰囲気はまさに暗黒の状態でした。

 

その打開策としてこれまでの仕入れによる販売ではなく、

顧客が望む商品やアイデアの詰まった商品という企画を社内で立ち上げ、全員でその取り組みを始めたのです。

その結果ヒット商品が連発し、落ち気味の売り上げも回復し、

年々増加傾向になっていくことで見事に会社は復活を遂げました。

そしてある時自社開発の商品売り上げ目標としてきた5億円にまでもう少しで届きそう、という日を迎えたのです。

こういった通販会社は、注文が入るとリアルタイムで社内のディスプレイに累積販売金額が表示され

誰でも確認できるシステムなので、その時は全社員がその瞬間をこの目で見ようと

固唾を呑んで見守っていたのです。

 

ついに目標の5億円に突破した瞬間、社長を始め幹部連中は立ち上がって握手をしていましたが、

従業員は誰一人動かず黙々と自分の席で仕事をしています。

社長はその姿を見て少々憤慨気味に感じたその時、

広いフロアに音楽が響き渡り、事務所の扉が開け放たれて、ダンサーが一人入ってきました。

 

そのダンサーは軽やかに踊りながらデスクの合間を器用に動き、

席にいる社員の肩をポンとたたきながら進んでいき、肩をたたかれた社員はそぐさまそのダンサーの後に

続いていきてその数はどんどんと膨れ上がっていきます。

あっという間にそのフロアにいた社員全員がダンスチームになっていて、

フロア一番奥の社長を始め経営陣のいるエリアの前に集合したのです。

先頭のダンサーだけは、実際にダンス経験のある社員でしたが、

それ以外はまるで素人のダンスですが、それでも数がまとまるとそれらしく見えるのですから不思議です。

音楽が止まり、一人の社員がダンサーたちの合間をかいくぐって花束を持っています。

そして「社長ありがとうございます!自分たちでお客様の求める商品を自社開発したいと

申し出た際に快諾してくれたことで、今日の日があるのです!私たち社員は自社開発商品を愛していますし、

この会社で働いていることを誇りに思っています!

その環境を与えてくれた社長に社員全員感謝しています!」

といって花束を社長に差し出したのです!

 

「累積売上5億達成」と札のついた花束を受け取った社長は

恥も捨てて大泣きしたのは想像に難くないでしょう。

 

その会社、規模としては小さな会社ですが、

その日以降、社内の雰囲気が格段に良くなっただけでなく離職率もほぼゼロになり、

そして業績が安定してきたのです。

 

受賞者にスポットを当てたサプライズ

次の事例は、社内表彰式でのサプライズです。

ある会社で毎年行われている業績優秀者を讃える社内表彰式での出来事です。

それまでは各部門の優秀者を順に表彰し、コメントを述べてもらい、

最後に経営側の総評で締めくくるというお決まりのパターンだったのですが、

社内表彰式がどうもマンネリ化してしまっている現状に気が付いた企画運営側の社員が、

我々の元に相談にやってきました。

これまでの実施したデータや企画書、そしてその様子を写した映像などを拝見させていただき、

新たなサプライズを加えることをご提案させていただきました。

それは受賞者に贈るサプライズです!

企画運営サイドのメンバーは、その年受賞となる社員を事前に知ることができる

立場にありますので、その受賞する社員に関係する人から事前に、

その人が受賞することを祝う内容の手紙やビデオレターをしたためてもらい、

社内表彰イベントの当日、ステージの大スクリーンにそれを映すというプランを提案させていただきました。

 

受賞者の両親からの手紙、学生時代の恩師の先生からのビデオレター、

故郷にいる兄弟姉妹の応援映像などを、受賞はスクリーンに映し出される

その瞬間まで一切知らされずにいるというサプライズです。

 

その年からこのプランを採用していただいたこの企業は、

当日受賞者はもちろん、それを見ていた他の社員までもらい泣きをしたとのことでした。

こういった社内表彰イベントではとにかく受賞者にスポットを当てることで、

他の社員も感動し感激してもらえることが可能となります。

 

当社ではこのようなちょっとしたアイデアをご提供するプランニングにも

対応できる体制となっておりますので、マンネリを感じていらっしゃる企画担当者の方は

ぜひ一度ご相談してみてはいかがでしょうか?

 

関連記事:社内表彰式が生み出す!「褒める」が及ぼすシナジー効果とは

 

入念な企画

ここで紹介した2社とも業種は異なりますが、その後の業績や社員間の風通しの良さ、

そしてコミュニケーションやモチベーションといったすべての要素で向上が見られたということは

言うまでもありません。

 

もちろんサプライズのターゲットとなった先述の社長、後述の社員、

ともに心に響き一生の記憶に残ったことは間違いありません。

 

フラッシュモブに限らずこのような社内イベントというものは入念な企画と準備が必要です。
この企画と準備こそが生命線とも言えますし、成功させることで多大なる効果が見込めますので、

ぜひ導入をすることをお勧め致します。

 

社内イベントはコミュニケーションの場

社内イベントは、メッセージが伝えやすい最高の場面です。

この機会を活用しないことはないので、是非有効活用してみましょう。

GROWSでは、今回ご紹介しきれなかった社内イベントの企画コンテンツを多数そろえております。

是非、企画に悩んだり、もう少しグレードアップさせたいなどのご要望の際には、ご相談ください。

社内イベントは、社内のコミュニケーションの質を向上させたり、チームワークの醸成。

愛社精神やロイヤリティなどを向上させる一つの施策に当たります。

このイベントは、「何故行っているのか?」「何を成し遂げたいのか?」

次のステップではどのような世界を描いているのかを考えることがとても大事です。

 

社内イベントを開催することで、何が動き出し、何がちょっと変わるのか?

是非、よく考えて企画してみてはいかがでしょうか?

 

社内イベントをもっと良くしたい。もっともっと成長の機会にしたい。

マンネリ化してしまっているなどの、ご相談は是非GROWSまで。

よろしくお願いします。

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