イベントが終わった翌朝、デスクに置かれた部長からの手紙を見つけた。
「今回のイベント、大成功だったな。よくやった。来年も頼む。」
短い一文と一緒に添えられていたのは、ステージ袖で笑顔を浮かべる私の写真だった。疲労と緊張が溶けたあとの素の笑顔。その一枚に「社内イベントをやり切った」という実感が凝縮されていた。

■ 社内イベント準備で学んだこと

今回の社内イベントを通して私が最も強く学んだのは、「成功のカギは準備にある」ということだ。
進行台本、スタッフ動線の確認、備品リスト、会場レイアウト…。当初は「ここまで細かく必要だろうか」と感じたこともあったが、当日を迎えた時、その積み重ねが大きな安心感となった。
そして、この準備を体系立てて進められたのは、イベント制作会社GROWSの伴走があったからだ。プロの視点でのアドバイスがなければ、私はきっと不安に押しつぶされていたと思う。

■ チームで作り上げる「社内イベントの成功！」

初めは「自分がやらなければ」という思い込みで全てを抱え込んでいた。会場探し、コンテンツ設計、集客施策、運営体制づくり。どれも初めてで、正直パンク寸前だった。
だが、同期やGROWSの島田さんが支えてくれたおかげで、「社内イベントは一人で作るものではなく、チームでつくるもの」だと実感した。
特にGROWSのスタッフは、私が気づかない細部を拾い上げ、具体的な改善策を提示してくれる。その存在がどれだけ心強かったか計り知れないなと思いました。やはりプロの力を頼るところはお願いしていくことが大事だと思いました。

■ 参加者目線を大切にする企画づくり

社内イベントを企画する上で欠かせないのが「参加者目線」だ。
最初は自分の理想像ばかり追いかけていたが、島田さんに「登壇者だけでなく、見ている人も主役になれる仕掛けを」とアドバイスを受けたことで視界が広がった。
結果として、部署対抗ゲームやフォトコンテストは「やる人だけでなく応援する人も楽しめる企画」へと進化し、会場全体が一体感に包まれた。これはまさに、社内イベント成功の大きな要因になったのだ。

■ 改善点は次回への財産

もちろん課題もあった。受付が一時的に混雑したこと、フォトブースで列ができてしまったこと、景品の人気に偏りが出たこと…。
だが、それらはすべて「改善点」として次回への財産になった。GROWSとの振り返りでは、受付のQRコード化やスタッフ配置の見直し、照明の再調整など、具体的な改善策が出され、すぐに次回の企画に活かせる状態になった。

■ 社内イベントは企業文化を育てる

今回のイベント後、社内SNSには参加者の写真や感想があふれた。
「普段話さない人と交流できた」「会社がもっと好きになった」「来年も必ず参加したい」
こうした声を目にするたび、社内イベントが単なる娯楽ではなく、組織文化を育てる大切な役割を担っていることを強く感じた。
社員同士のつながりを深め、企業全体の一体感を高める。それこそが社内イベントの本当の価値なのだ。

■ プロと共に描く次の未来

一番の学びは、「社内イベントを成功させるには、プロの力を借りるのが近道」だということ。
GROWSのようなイベント制作会社は、単なる外注先ではなく、一緒に未来を描いてくれるパートナーだ。
アイデア出し、企画設計、集客施策、当日の運営、そして終了後の振り返りまで、全てのフェーズで伴走してくれるからこそ、安心して挑戦できる。

もし今、この記事を読んでいるあなたが「社内イベントを任されたけれど、どうしたらいいかわからない」と悩んでいるなら――迷わずGROWSに相談してほしい。
私がそうだったように、不安は必ず「楽しみ」に変わり、参加者の笑顔という最高の成果に出会えるはずだ。

社内イベント制作の流れ（企画から本番まで）

フェーズ	具体的なタスク	目的 / ポイント	関係者	GROWSのサポート
1. 企画立案	・イベントの目的を定義 ・テーマやコンセプトの決定 ・予算の仮設定 ・ターゲット（参加者層）の明確化	「なぜ実施するのか」を明確にすることで全体像を固める。 例：社員交流、表彰、周年記念など。	総務・人事・経営層	ヒアリングを通じた目的整理、最適な企画提案
2. 計画設計	・会場選定と予約 ・日程決定 ・プログラム（進行表）の設計 ・必要備品・機材リストアップ	実現可能性を考慮しつつ、全体の枠組みを具体化。 参加人数・設備条件に沿った会場選びが重要。	企画担当者・総務	会場提案・見積り調整・進行表の雛形提供
3. 集客・告知	・社内メール、ポスター、イントラで告知 ・申込フォームの準備 ・ティザー映像やカウントダウンで盛り上げる	「行きたい」と思わせる工夫が参加率向上の鍵。 参加メリットをわかりやすく伝える。	広報・総務	クリエイティブ制作、告知施策の提案
4. 詳細準備	・スタッフ役割分担表の作成 ・進行台本の確定 ・映像・音響・照明の手配 ・ケータリングや備品の手配	当日の混乱を防ぐため、役割と動線を明確化。 バックアッププランの準備も重要。	総務・制作会社・外部業者	台本・運営マニュアルの作成支援、専門スタッフ配置
5. リハーサル	・全体リハーサル（進行確認） ・映像・音響テスト ・受付・誘導動線の確認 ・トラブルシュミレーション	本番を想定した動きで確認することで安心感を得る。 小さな違和感を潰しておくことが成功の鍵。	総務・司会・スタッフ・GROWS	リハーサル進行管理、機材調整、トラブル対応訓練
6. 本番当日	・受付対応 ・開会・司会進行 ・映像・照明・音響オペレーション ・演出企画（ゲーム・表彰・余興）実施 ・懇親会運営	滞りない進行と参加者満足度の最大化。 柔軟なトラブル対応力が求められる。	全スタッフ・制作会社	舞台監督、運営ディレクション、当日総合進行
7. 振り返り	・参加者アンケートの実施 ・運営スタッフの意見共有 ・改善点の整理 ・次回に向けたアクションプラン化	振り返りは「次の成功」への種まき。 数値（満足度・参加率）と感想を両方収集する。	総務・参加者・GROWS	振り返りレポート作成、改善提案