2024.11.21
社内イベントは意味がない。とお考えの企業様へ!企業成長へのきっかけ作りを解説します。
社内イベントの企画担当者になって、一番困ることは企画立案ではないでしょうか?
またビンゴ?みたいに思われてしまうと結構厳しいですよね。
そんなときに役立つ企画アイデアをご紹介させて頂きます。
これは、とある企業の社内イベントとして、
懇親パーティーの企画事案です。
その会社は生命保険と損害保険を取り扱う総合保険代理店で、
従業員数300名ほどの規模です。
年に一度、会社の創立月に合わせて懇親パーティーを行っているのですが、
それまではホテルの宴会場を借りてゲーム大会などを行っていたのですが、
何か新しいことを企画したいとのことでご相談がありました。
毎年数名の社員が持ち回りでこの企画を担当し、
徐々にマンネリ化してしまったり、前年とほぼ同じ企画が続いてしまったりといったことが起こり、
かといって本業に費やす時間を削ってまで、
懇親パーティーの企画はやっていられないということで、当社へのご依頼となりました。
そしてその条件が、今後毎年異なる企画を行っていきたいというものでした。
まず最初に従業員構成を伺ってみますと、
社員30名は男性が200名、女性が100名という構成であり、
年齢も上は40代から下は20代まで均等で、全社員のうち約半数が独身者でした。
そして300名の社員同士は非常に仲が良く、
和気あいあいとしているのがこの会社の特徴であるということもわかりましたので、
この点をヒントに企画を検討していくことにしました。
いくつかのプランをご提示させていただき、
最終的に採用されたのが「この人、だ~れだ?」企画です。
これは社員それぞれが生まれた時の写真、2~3歳頃の写真、
幼稚園時の写真、そして小、中、高・・・というように成長過程の写真を
事前に準備してもらい、それを会場の大型スクリーンに映し出して、全員で当てるというものです。
まず最初に全員が前の方へ出てきてもらい、
スクリーンにはとある社員の生まれた時の写真を出します。
そして写真を映し出している間に、事前に準備したエピソード(撮影場所や家族とのことなど)を
司会者(企画担当社員)がマイクで読み上げます。
しかしこの段階は男女の性別も判別しにくいため、
ほとんどが誰ということが分かりませんし、この段階で既に会場は盛り上がってしまいます。
そして次に映し出すのが、2~3歳頃の写真で、
顔の輪郭などからこの段階で当てる人が出てきますが、
わかった人はメガホンを持った司会者のところに行って、
そのメガホンでひそひそ話をするように「この写真は〇〇さん!」といって答えます。
正解すれば元の自分の席に戻り、不正解ですとまたステージ前に戻って立っていなければなりません。
そう、これはテレビのクイズ番組などでよくやっているパターンなのです。
こうして成長した写真になっていくと、
正解率が高まっていくのですが、写真も事前に選別してもらう際、
今と大きく違うような写真を準備してもらうようにすることで、その盛り上がり方が違ってきます。
この時一番盛り上がったのが、
とある男性社員がかつてやんちゃをしていた頃の写真(中高時代)の写真が
映し出されたときです。
リーゼントスタイルに剃り上がった眉毛、サングラスをかけてなにやら暴走族風の
イケイケスタイルの写真です。
「その時に乗っていたバイクがこちらです!」
と司会者の言葉の次に映し出されたのが、高い背もたれのまさしく“族車”の
改造バイクです。
「えぇ~!」
あちこちで「こんな過去を持った人、うちの会社にいる?!」
なんて声とともに、女性の黄色い声が響き渡りました。
その社員は40代の管理職で、誰にでも優しく丁寧で面倒見がいい上司で通っていましたから、
最後の準備した大学時代の写真を見るまでは誰もその彼だということを言い当てることが
出来ませんでした。
この他に、パーマをかけていた時の写真、
変顔をしている写真といったようなものをチョイスしました社員のもあり、
それはそれは今とは想像もつかない過去を垣間見ることが出来て、大笑いになりました。
① 特定の社員の生まれた時から学生時代までの写真を4~5枚ほど準備する
② 今とは似ても似つかない写真やイメージとは違うような写真を敢えて準備する
③ それらの写真一枚ごとに、面白おかしく司会者が話すエピソードも準備しておく
④ 人物写真ではなくエピソードに関する写真もあれば尚良い
⑤ 参加者は前の方に出てもらい、わかった人から司会者に耳元で回答を言う
⑥ 正解したら席に持って座れ、ハズれたらまた前の方で立って正解するまで座れない
⑦ 早く正解した人や、また最後まで残った人に賞品を出すなどしてもいい
これは、普段とは違う一面を知ってもらい社員間の親睦を深めるという点で効果のある企画です。
ちなみにこの会社とは、その後も継続しておつきあいをさせて頂き、
毎年異なる企画を提示させていただいております。
今回企画を一つご紹介させて頂きました。
皆さんの会社では、どのような社内懇親会を企画していますでしょうか?
名前が忘年会かもしれません。クリスマスパーティーかもしれません。
名称は変われど、仲間が集まり、食事を取りながら日頃の仕事の話やプライベートな話も
含めてコミュニケーションを取る。
そんな場面は1年に何度もありません。
この大切な1日ですので、しっかりと楽しんでもらうことはもちろんの事、
伝えたいメッセージ、感じてほしいメッセージをイベントに盛り込んでいくことはいかがでしょうか?
GROWSでは、様々な企画を通じて、社内コミュニケーション作りをサポートしています。
関連記事:社内イベントはエンディング映像で締めくくろう。感動を呼ぶ映像演出とは。
関連記事;インナーブランディングの重要性を改めて考える!設定すべきKPI。
社内イベントは、メッセージが伝えやすい最高の場面です。
この機会を活用しないことはないので、是非有効活用してみましょう。
GROWSでは、今回ご紹介しきれなかった社内イベントの企画コンテンツを多数そろえております。
是非、企画に悩んだり、もう少しグレードアップさせたいなどのご要望の際には、ご相談ください。
GROWSの展開する社内イベントコンテンツサイトはこちらから
社内イベントは、社内のコミュニケーションの質を向上させたり、チームワークの醸成。
愛社精神やロイヤリティなどを向上させる一つの施策に当たります。
このイベントは、「何故行っているのか?」「何を成し遂げたいのか?」
次のステップではどのような世界を描いているのかを考えることがとても大事です。
社内イベントを開催することで、何が動き出し、何がちょっと変わるのか?
是非、よく考えて企画してみてはいかがでしょうか?
社内イベントをもっと良くしたい。もっともっと成長の機会にしたい。
マンネリ化してしまっているなどの、ご相談は是非GROWSまで。
よろしくお願いします。
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