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島田の独り言

接客コンテストは本番だけじゃない。店舗のチーム力を高める企画を、僕が大切にする理由

今回は、GROWSで新しく立ち上げた「接客コンテスト制作.com」というサービスについて、少し書いてみようと思います。

接客コンテストというと、皆さんはどんなイメージを持つでしょうか。

接客スキルを競い合って、一番優秀なスタッフを決める大会。あるいは、各店舗から代表者が集まって、日頃の接客技術を披露するイベント。

そんなイメージが一般的かもしれません。

僕らGROWSも、これまでいろいろな企業の接客コンテストの制作をお手伝いしてきました。

大会の企画から会場づくり、ステージ演出、映像制作、当日の進行など、イベント会社として関わる部分はいろいろあります。

もちろん、接客コンテストの大きな目的の一つは、接客スキルを高めることだと思います。

お客様への声のかけ方だったり、商品の提案方法だったり、接客するときの表情や言葉遣いだったり。

優秀なスタッフの接客を見て学ぶこともできますし、自分自身の接客を振り返るきっかけにもなります。

ただ、僕は接客コンテストには、それ以外にも結構大きな価値があると思っています。

むしろ、イベント制作をしている僕としては、そちらの価値もすごく大切にしたいんです。

それは、コンテスト本番に向かうまでの過程です。

接客コンテストは、出場するスタッフだけのものじゃない

接客コンテストというと、どうしてもステージに立つ出場者に目が向きます。

当然ですよね。その日のために練習を重ねてきた人たちですし、会社や店舗を代表して出場しているわけですから。

でも、少し視点を変えてみると、出場者の周りにもたくさんの人がいることに気づきます。

例えば、店舗から一人のスタッフが代表として出場することになったとします。

その人は本番に向けて接客の練習をするわけですが、一人だけで練習を続けるのはなかなか難しいものです。

店長がアドバイスをしたり、先輩が練習に付き合ったり、同僚がお客様役になったり。

もちろん、会社や店舗によって取り組み方は違うと思いますが、出場する一人のスタッフを、周りの仲間が支えることもあるはずです。

僕は、ここがすごく面白いと思っています。

最初は一人のスタッフがコンテストに出場するという話だったのに、いつの間にか店舗のみんなで応援するようになっている。

本番に向けて一緒に練習したり、どうすればもっと良い接客になるのかを考えたり。

そういう時間が生まれること自体に、価値があるんじゃないでしょうか。

甲子園を目指す球児に、少し似ていると思う

僕は接客コンテストのことを考えていると、ときどき高校野球の甲子園を思い浮かべます。

もちろん、接客の仕事と野球は全然違います。

ただ、みんなで一つの目標に向かって頑張るという意味では、少し似ているところがあるんじゃないかと思うんです。

甲子園って、全国大会の試合そのものにも大きな魅力がありますが、そこにたどり着くまでの過程にも、たくさんのドラマがありますよね。

毎日練習を重ねて、うまくいかないことがあって、それでも仲間と一緒に頑張っていく。

実際に甲子園に出場できる学校は限られていますし、出場したとしても優勝できるのは一校だけです。

でも、優勝しなかったチームの努力に価値がないかというと、そんなことはないと思います。

みんなで同じ目標に向かって一生懸命取り組んだ時間というのは、結果とは別に残るものがあるはずです。

接客コンテストも、少し似ている気がしています。

もちろん、優勝を目指して頑張ることは大切です。

でも、優勝できなかったからといって、それまで練習してきた時間が無駄になるわけではありません。

一緒に練習したことや、仲間の成長を見守ったこと、店舗の代表を応援したこと。

そういう経験が、その後の仕事にもつながっていくんじゃないかと思っています。

だから僕は、接客コンテストを単純に接客の上手な人を決める大会として考えるのは、少しもったいない気がするんです。

本番までの時間が、店舗のチーム力を高める

店舗というのは、日々の営業を回すだけでも結構大変です。

僕自身、もともと居酒屋で店長をやっていたので、そのあたりの感覚は今でもよく覚えています。

売上のこともありますし、人員のこともあります。お客様への対応をしながら、スタッフの育成もしなければいけません。

毎日いろいろなことが起きる中で、みんなで一つの目標に向かって取り組む時間を作るのは、意外と難しいものです。

もちろん、売上目標や店舗の目標はあります。

ただ、数字の目標を共有することと、みんなで何かに挑戦することは、少し違うように思います。

接客コンテストには、そのきっかけを作れる可能性があります。

例えば、店舗代表のスタッフが大会に出場することになったら、周りのスタッフも自然と気になると思うんです。

練習は順調なのか、本番ではどんな接客をするのか、ほかの店舗にはどんなスタッフがいるのか。

そして、代表者を応援する中で、自分たちの接客について考える機会が生まれるかもしれません。

普段はそれぞれが自分の仕事をこなしている店舗でも、接客コンテストという共通の目標ができることで、少し違ったコミュニケーションが生まれる。

僕は、こういうことがチームづくりには大切なんじゃないかと思っています。

もちろん、大会に出場するスタッフだけに負担が集中したり、練習が通常業務を圧迫したりしてしまっては本末転倒です。

だからこそ、無理なく挑戦できる仕組みを作ることも大切ですし、周りのスタッフも一緒に参加できるような企画にしていきたいですね。

優勝者を決めるだけでは、もったいない

接客コンテストの本番は、やっぱり特別な時間だと思います。

普段は店舗で働いているスタッフが、大きなステージに立って、自分の接客を披露する。

いつもとは違う環境ですし、緊張もするでしょう。

それでも、練習してきたことを発揮しようと、一生懸命に取り組む姿には、見ている側にも伝わるものがあると思います。

僕らイベント会社としては、そういう出場者の皆さんが、少しでも気持ちよくステージに立てるようにしたいと思っています。

照明や映像、音響などを使って、出場者を主役として迎える。

そして、競技が終わったときには、頑張ってきた人たちにしっかり拍手を送る。

表彰式も、もちろん大切にしたい部分です。

ただ、ここで一つ思うことがあります。

優勝した人だけが主役なのかということです。

接客コンテストには順位がつきますし、審査基準に基づいて優秀なスタッフを選ぶことも必要です。

でも、出場した人たちは、みんなそれぞれに準備をしてきたわけです。

その挑戦自体を、もっと称えてもいいんじゃないでしょうか。

そして、その人たちを支えてきた店舗の仲間にも、拍手が届くような大会にできたらいいなと思っています。

例えば、出場者の紹介映像の中で、練習風景や仲間からの応援メッセージを取り上げるのもいいと思います。

本番の接客技術だけではなく、その日までどんな努力をしてきたのかが見えると、会場で見ている人の受け取り方も変わってくるはずです。

イベント会社だからこそ、そういう部分を丁寧に作っていきたいですね。

大会が終わってからも、価値が残る企画にしたい

もう一つ、僕が大切にしたいことがあります。

それは、接客コンテストを一日だけのイベントで終わらせないことです。

せっかく各店舗から優秀なスタッフが集まって、普段の仕事で培ってきた接客を披露するわけです。

そこには、ほかのスタッフにとって参考になることがたくさんあると思います。

例えば、出場者の接客を映像に残して、後から各店舗で共有することもできます。

どんな声のかけ方をしているのか、どうやってお客様の要望を聞き出しているのか、なぜその提案をしたのか。

そういったことを、本人の解説も交えて共有できたら、接客研修の材料にもなりますよね。

また、店舗に戻った出場者が、自分の経験を周りのスタッフに伝えることもできると思います。

大会に出るために練習したことや、ほかの出場者を見て感じたこと。

そういう経験が店舗に持ち帰られることで、コンテストに出場していないスタッフにも、学びが広がっていく可能性があります。

そう考えると、接客コンテストというのは、本番の日だけで完結する企画ではないんですよね。

大会に向かうまでの時間があって、本番があって、そして大会が終わった後にも続きがある。

その全体を一つの企画として考えることが大切なんじゃないかと思っています。

僕が接客コンテストの専門サイトを立ち上げた理由

今回「接客コンテスト制作.com」という専門サイトを立ち上げたのは、接客コンテストを開催している企業や、これから開催したいと考えている企業のお手伝いをしたいと思ったからです。

接客コンテストを実施するとなると、競技内容や審査基準を決めたり、予選を実施したり、決勝大会の会場を準備したりと、考えることは結構たくさんあります。

特に、毎年開催している企業であっても、大会をもっと良くしたいとか、出場者以外にも参加してもらえる企画にしたいとか、いろいろな課題があると思います。

僕らはイベント会社として、そういった部分をお手伝いしていきたいと思っています。

ただ、単純に立派なステージを作ったり、大会を滞りなく運営したりするだけではなく、その会社にとって接客コンテストを開催する意味まで一緒に考えたいんです。

接客スキルを高めたいのか、優秀なスタッフを称えたいのか、店舗同士の交流を作りたいのか。

もちろん、目的は一つである必要はありません。

そして、僕としては、そこにぜひ「店舗のチーム力を高める」という視点も加えてほしいと思っています。

接客コンテストは、出場者一人の挑戦から始まっても、周りの仲間を巻き込むことで、店舗全体の挑戦に変わっていく可能性があります。

この価値を、もっと多くの企業に知ってもらいたいんです。

接客コンテストは、店舗のみんなの思い出にもなる

少し大げさに聞こえるかもしれませんが、僕は接客コンテストが、店舗で働く人たちの思い出になるような企画になってもいいと思っています。

例えば、何年か経ってから、昔の仲間と会ったときに、あのときの接客コンテストは大変だったけど面白かったよね、なんて話ができたらいいですよね。

一緒に練習したことや、代表者を応援したこと、結果発表でみんなが盛り上がったこと。

そういう経験って、普段の営業だけではなかなか生まれないものだと思います。

もちろん、コンテストなので勝ち負けはあります。

でも、勝ち負けだけではない価値があるからこそ、僕はイベントとして面白いと思っています。

甲子園を目指して一生懸命に頑張る球児たちのように、一つの目標に向かってみんなで努力する。

接客コンテストにも、そんな時間を作る力があるんじゃないでしょうか。

僕らGROWSは、社内イベントを通じて、会社が少し良くなるお手伝いをしていきたいと思っています。

今回の接客コンテスト制作.comも、そのために立ち上げたサービスの一つです。

接客スキルを高めることはもちろん大切です。

でも、それと同じくらい、仲間と一緒に頑張った時間や、誰かを一生懸命に応援した経験も大切にしていきたい。

そんな接客コンテストを、これからも作っていけたらと思っています。

接客コンテスト制作.com

株式会社GROWS
代表取締役 島田忍

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このコラムを書いた人

株式会社GROWS 島田忍

株式会社GROWS 島田忍

株式会社GROWS代表。企業の周年イベントや社内表彰式、キックオフ、内定式など、インナーブランディングを軸としたイベントプロデュースを多数手がける。単なる「盛り上がり」で終わらせず、組織の想いをカタチにし、人と人をつなぐ企画づくりを信条に、現場第一でプロデュースを行っています。

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