ハイブリッド型の表彰式は、「配信すれば良いだけ」というものではないことをお伝えします。

オンライン型のイベントが主流となり、オフライン型のイベントに進化が現れました。

それがハイブリッド型イベントです。

今まで、オンライン・オフラインで行われてきた企業内の表彰式や周年イベント、全社総会やキックオフなどが、

オンライン・オフラインの良い部分を吸収しあいハイブリッド型のイベントとして生まれ変わりつつあります。

実際、ハイブリッド型のイベントを企画制作させて頂いている中で、躓きやすいポイントがありますので、

今回はそのポイントを解説していきます。

ハイブリッドイベントとは、配信すれば良い。ってものではないということ!

まず一番最初に伝えたいことは、ハイブリッド型のイベントは、配信すれば終了!

という簡単なものではないことです。

例えば、メイン会場で行われている様子をYoutubeliveで配信する。Zoomで配信する。

それでは本ラインのハイブリッド型のパワーを発揮することはできません。

その理由としては、本会場となるオフライン会場にいる方と、オンライン上にいる方では、

全く環境が異なるからです。

同じ情報発信では受け取り方が変わってきてしまうという事実があります。

オンラインとオフラインでは、体感する時間感覚が違う

オンラインとオフラインでは参加者の時間感覚が全然違います。

オフライン会場の2時間とオンライン参加の2時間には雲泥の差があります。

その理由としては、オフライン会場では会場入り口から始まる非日常感、いつもと違う雰囲気からくる高揚感。

久しぶりに会う仲間とのコミュニケーション。

きっと、アーティストのライブイベントがイメージに近いと思います。

ワクワクしますよね。

逆にオンライン参加の方は、いつもの自宅などの環境でPC画面を見ることになります。

アーティストライブというよりは、DVDを視聴しているようなイメージです。

高揚感が違います。

なにより、集中力が違ってきます。

この体感時間の違いがオフラインとオンラインの決定的な違いとなってきます。

オンラインとオフラインでは心に残る演出が違う

オフライン会場の演出や仕掛けは様々ありますが、照明演出や音響、映像などもライブ感を感じることが出来ます。

それら演出効果で感動することがあります。

しかし、オンラインで参加している方には、なかなかその価値は届きづらいものです。

音響もメイン会場内のスピーカーとは違います。照明の演出も画面越しになるため同じような感動を伝えることは難しくなります。

では、何を感動の要素とすることが良いのか?

2つあります。

一つは、ストーリーです。企画のメッセージ性ともいうかもしれません。オンラインを組み合わせる場合には、

いつも以上に企画のメッセージ性をとがらせる必要があります。

面白い映画に没入するような感覚を企画に盛り込むこと、練りこむことが重要です。

そして2つ目は、配信用の画面設計を行うことです。

メイン会場でプロジェクターに投影するようなPPTデータやカメラ映像をそのまま配信するのではなく、

カメラ・PPTデータ・場合によってはテロップやチャット表示などオンラインにはオンラインに適した配信方法があります。

オフライン会場とオンライン会場では映像を変えていくことでより参加者の立場に立った配信を行う必要があります。

解決策をご紹介

企画に関しての解決策は、今回は省かせていただきます。

2つめの配信用の画面の解決策のご紹介です。

イベントの本番時には、カメラやPPTや映像などのコンテンツを使用します。

それらの映像ソースを分配器で2つに分け、メイン会場のプロジェクターの送りと、配信用の送りを変えることで実現が可能です。

それぞれの参加する対象者向けに画面構成を企画し投影・配信することが可能となり、

様々な参加方法に対応したハード面の企画となります。

まとめ

今回は、ハード面を中心に解決策をご紹介させていただきました。

今後、ハイブリッド型のイベント開催は増えていくことが予測されます。

その中で陥りがちなミスにハマらないように、注意しましょう。

お困りの際はぜひご相談ください。

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社内イベントをもっと良くしたい。もっともっと成長の機会にしたい。

マンネリ化してしまっているなどの、ご相談は是非GROWSまで。

よろしくお願いします。

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