2025.10.13
社内懇親会で盛り上がる!社員同士の交流が深まる抽選会アイデア15選
懇親会といえば、食事と歓談、そして最後に盛り上がる「抽選会」。
しかし近年、この抽選会は“景品を当てるイベント”から、「社員同士の会話を生み出す仕掛け」へと進化しています。
抽選会の魅力は、誰にでも平等にチャンスがあること。役職や部署を超えて、同じルーレットを見守る瞬間には、自然と一体感が生まれます。「○○さん当たった!」という歓声や拍手が、職場では見られない笑顔を引き出すのです。
さらに、抽選会は企画を追加することで「会話のきっかけ」を生みます。
景品の話題から趣味の話に発展したり、「さっき隣で応援してくれてありがとう」など、普段接点のない社員同士の交流が生まれる。これは何よりの効果です。
つまり、抽選会は“運試しではなくコミュニケーションのきっかけになります。
懇親会の目的である「リレーション強化」や「社内文化の醸成」に直結するコンテンツなのです。
抽選会を成功させるカギは「テンポ」「演出」「公平感」の3つ。
どれか一つでも欠けると、盛り上がりにムラが出てしまいます。
進行の基本構成は以下の流れです。
①開幕トークで期待感を高める
②当選のテンポをつくる
③中盤に一度盛り上げ演出
④最後に特賞で締める。
特に中盤の“ひと山”をどう作るかで、会場の一体感が変わります。
時間配分は、100名規模で20〜30分が目安。長すぎると飽き、短すぎると印象に残りません。
また、スクリーンやルーレットアプリを使った「視覚的演出」も重要です。名前や番号が動くだけでもワクワク感が倍増します。
進行台本を事前に用意しておくと安心です。誰が、どのタイミングで、何を言うかを決めておくことで、現場のテンポが崩れません。
“偶然を演出する”のが、プロの抽選会運営なのです。
No | 企画名 | 実施オペレーション |
---|---|---|
1 | 社長の一声抽選会 | スクリーンにルーレットを投影。社長がボタンを押し、止まった名前(番号)の人を当選に。 |
2 | ペアジャンケン抽選会 | 各テーブルから代表1名を選出→全員でジャンケン→勝者が抽選ボタンを押す。短時間で進行しやすく、会場全体が応援で盛り上がる。 |
3 | 名刺ガチャ抽選会 | 受付で名刺をBOXに投入→MCがその場で1枚引く→引かれた本人が当選。 更に当選した人がペアを引く。 |
4 | 感謝メッセージ抽選会 | 受付で「ありがとうカード」を配布し記入してもらう→BOXに入れてもらう MCが読み上げ→書かれた人を当選。誰でも参加でき、温かい雰囲気に。 |
5 | 社長のサインくじ抽選会 | 受付で配布するくじの中に1枚だけ社長直筆サイン入り。当日一斉に開封し、当たった人が特賞。 |
6 | チームカラーくじ抽選会 | 受付で色分けされたストラップを配布→MCがカラーボールを引く→該当色チーム全員が景品獲得 |
7 | スピード質問抽選会 | MCが会場のランダムな人に短い質問 答えた人が抽選対象→その場で抽選スタート。 |
8 | 写真抽選「この一枚が当たり!」 | 懇親会中にスタッフがスマホで撮影→後半にスライド投影 写っている人を当選となります。 |
9 | リレー抽選会 | 最初の当選者が「次に当てたい人」を指名 その人が次の当選者を選ぶ形式のリレー型 |
10 | タイムカプセル抽選会 | 入場時に「今年の抱負」カードを記入→BOXに投入 終盤でランダムに1枚引き、書いた人を当選。準備が簡単で意味もある。 |
11 | スタンプラリー抽選会 | 他部署3人と話してサインをもらう→コンプリートしたカードを受付提出→達成者の中から抽選。コミュニケーションのきっかけになります。 |
12 | 社内ヒーロー抽選会 | スタッフが懇親会中に“盛り上げ上手”を3名ピック→終盤にMCが発表。 当選はその場決定します |
13 | コミュニケーションビンゴ抽選会 | ビンゴカードに「話した人の名前」を記入→MCがランダムに名前を呼び出す→ビンゴ達成者から抽選。 |
14 | バックストーリー抽選 | 事前に社員の「意外な一面」アンケートを収集 MCが読み上げてクイズ形式→該当者が当選 |
15 | デザートくじ抽選会 | ケータリングに協力依頼→デザートの底に“当たりシール”を数枚貼付→「当たりが出た方、ステージへ!」で発表。 |
どんなに良いアイデアでも、「演出」が弱いと伝わりません。
プロが意識するのは、「わずか5秒の高揚感」です。
例えばルーレット演出。止まる瞬間にBGMを止め、司会が間を取って「さぁ、誰だ!?」と声を上げるだけで、会場の空気が変わります。
音響・照明・テンポの組み合わせが企画を一段引き上げます。
また、当選者コメントをうまく拾うのもポイント。
「実はこの方、〇〇部でも活躍中なんです」とMCが一言添えるだけで拍手が自然に起こります。
映像・照明・司会が連動することで、抽選会はイベントのハイライトになります。
一瞬の運試しを“思い出の時間”に変えるのが、演出力の力です。
抽選会は単なるお楽しみコーナーではありません。
社員同士の関係性を深め、笑顔を生むコミュニケーションツールです。
人は「偶然の共感」でつながります。
同じ番号を応援したり、同じテーブルで喜び合ったり。そこに生まれる笑いが、職場の空気を柔らかくします。
GROWSでは、こうした“つながりをデザインするイベント”を数多く手がけています。
抽選演出・映像・進行台本・司会手配まで一括でサポート可能です。