2022.10.12
【実例あり!】ハイブリッドイベント&オンラインイベントの進行台本の制作のポイントをご紹介。
いきなりですが、社内イベントに「行きたくない」「参加したくない」と思ったことはありますか?
僕らは社内イベントの企画を行っている会社なので、このキーワードはとても恐ろしいです。
ただ、検索トップに「社内イベント 行きたくない」が来ます。
それくらい検索している人が多い言うことでしょう。
この事実に対しては、真摯に向き合うしかないと思います。
その事実を踏まえたうえで、僕ら企画会社は良い企画、価値のある企画を考えるべきであると、
それら課題を解決するために存在すると改めて介在の価値を感じました。
様々な理由が考えられます。
ある企業で調査した結果では、以下のような項目が挙げられました。
・わざわざ全員で集まる必要がない。一部の人だけが盛り上がっている
・会社のことと、自分のことを別に感じる
・社長のスピーチが長い。現場に即してない感じがする
・通常業務が忙しくて、それどころではない
・単純につまらない
・自由参加といいながら、半強制参加
・この会社に長く務める予定がない
などなど。
挙げていくとたくさんのご意見が出てきました。
社内イベントとひとくくりに行っても様々なものがあります。
例えば、部署単位の飲み会、懇親会から始まり、全社員が集まるような大型企画までいろいろな形があります。
特に、大型企画になればなるほど、自分とは遠い存在に見えてしまい参加意識は下がる傾向があります。
逆に小規模企画の場合は、飲まされるのが嫌、上司に気を遣うのが嫌など自分を中心としたネガティブな気持ちが多くなります。
それらを踏まえて、社内イベントにはネガティブなマインドはある。
という前提に立つことが企画担当者が意識しないといけないことかもしれません。
企画する側の視点と、参加する側の視点、この両方の視点をバランスよく持つことが企画を遂行するにあたっては外すことはできないポイントです。
ネガティブなことをお伝えしてきていますが、社内イベントは上手に使うととても効果的な効果を生み出すこともあります。
皆さんがご存じのリクルート。
とても社内行事には積極的な姿勢を取っています。
社内イベントの場を非日常化させ、モチベーションを高めるきっかけを作る、そのモチベーションを維持する仕組みを作る。
また少し下がりそうなモチベーションをイベントや社内企画で盛上げる。
この連続的なサイクルが、社内風土を作り強い組織を作っているという事実もあります。
どののような組織であれ、自分の組織を良い組織にしたいと思う気持ちはだれもが持っています。
社長であれば全社、部長であれば部内、課長であれば課内、店長であれば店内。。
組織のリーダーは基本的には皆同じことを考えています。
自分の組織に風通しの良い文化を作るために、社内イベントやコミュニケーションの場を企画しているはずです。
社風や、文化を構築するには多くの時間と多くの労力が必要です。
1人の力で文化を変えるには大きすぎるハードルの為諦めてしまうこともあります。
そのハードルを越えた先に、強い企業文化やカルチャーが生まれてくることもまた事実です。
飽きずに取り組む、飽きさせない仕掛けを考える。長期的な視点で社内イベントの企画に挑むことが、
担当者のできる事かと思います。
組織では人事異動も起こります。過去の担当者が何を考え、何を成し遂げようとしていたのか?
しっかりとしたエビデンスを未来のために残していくこともとても大事なことです。
ある会社では、担当者が異動した翌年からその企画が止まってしまったという事例を耳にしました。
前担当者の思いが未来につながらなかった悲しい事例です。
是非、この記事を読んでくださる方には、前向きに取り組んで頂きたいと思います。
参加したくない社内イベントのランキングをご紹介します。
どの企画にも目的があり、価値があります。それを前提にし、どの企画が人気がないのかは知っておきましょう。
逆に行くと、人気のない企画の価値が上がれば一気に士気を高めたり、感動を伝えることができることも事実です。
ピンチはチャンスとも捉えられますね。
社員旅行を敬遠される方が最も多くいます。
上司や同僚とずっと一緒にいるのが息苦しい、常に気を遣う。
などが理由に挙げられます。
24時間気の抜けない時間を過ごすことにネガティブな感情を抱くケースが多いようです。
打開策としては、
・チーム分けや班分けに意味を持たせる
・ただ旅行に行くのではなく、チームビルディングや研修の要素を一部盛り込み皆で楽しめる企画を考える
・アッと驚くサプライズを用意する
・飲み会はほどほどにする
ネガティブな意見が多い企画であるため、普通の社員旅行では楽しさを伝えるのは難しいでしょう。
せっかくやるなら!の気持ちで企画を織り込んでみてはいかがでしょうか。謎解きゲームやBBQもクイズを織り交ぜたりするだけで評判は変わります。
次に敬遠されるのが、スポーツ系のイベントです。
スポーツ系にイベントは一見皆で参加し楽しめる企画に見えがちです。
部署対抗の運動会、駅伝大会などが一般的かもしれません。
やはり、体を動かすことは苦手な人もいます。得意不得意がはっきり出ますので苦手な人も多いようです。
ケガのリスクもありますので、無理のない設計が必要です。
運動会ではなく文化祭を開いた企業様もありました。
運動会に寄りがちな企画を、敢えての文化祭寄りに仕立て各部署での出し物やブースで事業内容を紹介したり、
取り組みを理解してもらう企画に仕立てた企業様もありました。
是非、参考にしてください。
次にランクインは、野外系の飲食イベントです。
特に新入社員や若手から苦手とされるケースが多いようです。
どうしても野外系の企画ですと、パシリにされがちです。
それ一番敬遠する理由です。
飲みすぎてしまい絡まれるのも野外イベントのあるあるといえます。
こういった野外系のイベントを行う場合は、イベント会社などに相談することをご提案します。
準備からごみの片付けまで考えると全員が楽しむことは難しい状況になります。
ここは割り切ってアウトソースするという考え方もありかと思います。
企画を盛り込んだり、皆で参加できる企画にすることも念頭に入れてみてはいかがでしょうか。
飲み会の人気も低いです。
特に酒離れが進んでいますので飲み会は苦痛の方も多いようです。
新年会、忘年会、歓迎会、懇親会など様々な理由で様々な単位で飲み会は日々開催されています。
最近は新型コロナウイルスの影響もあり飲み会は減っていると思いますが、それでもオンライン飲み会などの言葉出来るくらい
頻発しているものでもあります。
敬遠される理由は、上司に絡まれる、気を遣う、飲めない、断ると付き合いが悪いと言われる。
などです。部署単位など身近な単位で介されることが多い為、とても目立ちます。
逆に大型の全社を挙げての懇親会などは好評なことが多いようです。
いつも食べることのできないホテルの食事が食べれる。企画があるので参加していて楽しい。
などいつもの居酒屋ではなく、非日常空間を演出することは参加意識を高め、特別感を感じてもらえる仕掛けになります。
是非検討してみるのはいかがでしょうか?
最後は全社会議です。企業によって呼び名はいろいろあると思いますが、社長のスピーチやメッセージ、
全社表彰式などの企画行われます。
これら企画が敬遠されがちな理由の一番は、自分ゴト化されないことです。
全社員分の1として自分を見てしまい、他人ゴトになってしまうことです。
この他人ゴトになってしまう気持ちを理解しながら、自分ゴトとして捉えていただけるように企画することが担当者の腕の見せ所です。
映像による没入感を演出したり、場内をコンセプトに合わせた装飾をしたり、サプライズ企画を用意したりと、皆がその時間を共有することで、
得られる価値をより多く盛り込むことや、あなたにメッセージしている。という強い思いを企画側から設計することが大事です。
最近は、オンラインでイベントを行う企業も増えてきました。
オンラインという武器は、私たちに様々な効果をもたらしており、
とても大きなメリットを享受しています。
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アフターコロナの社内イベントはハイブリッド化する。新しい形の社内イベントを構築するチャンスです。
最後に、企業は何故社内イベントを行うか?
この疑問を考えます。
参加したくないと思う人もいますが、参加したいと思う人も多くいます。
まずは、求めている人もいるということが前提であり、求めてほしいと思いながら企画することが大切であると考えます。
仕事を進めるうえで、情報のやり取り、ツールの共有、タスクの進捗に関しては
オンライン化が進み効率化され生産性も向上しました。
ただ、コミュニケーションという観点では、失ったものもあります。
円滑なコミュニケーションは業務生産性を大きく向上させます。
そして、良好なコミュニケーションは社員の離職を防ぐことに役立ちます。
嫌がるイベントを強制することはできませんが、全員が同じ方向を向くきっかけを作ることは組織運営において必要なことです。
大切なメッセージをインパクトの残る形で伝える。忘れてしまいそうなタイミングでリマインドする。
手元のツールや社内メルマガなどでリマインドをしていく。
この繰り返しこそが強い組織づくりの最短距離です。
もちろん社内イベントですべてを解決できるものではないので、
それらを取り巻く全ての企画を包括的に設計していくことが大切になってきます。
社内イベントをもっと良くしたい。もっともっと成長の機会にしたい。
マンネリ化してしまっているなどの、ご相談は是非GROWSまで。
よろしくお願いします。
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オンライン・オフライン様々なイベント企画にご対応させていただいております。
まずはご相談ください。
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