初めてイベント企画担当者になったときに読んでほしい。成功するイベント企画の仕掛け方

社内イベントはすでに多くの企業で採用されています。
数人で集まって気軽に行うカジュアルな企画ものから、予算を取って会社全体で行う大規模なものまで多種多様です。

そんな中、イベント企画の担当者に任命されたあなたが、仮にその分野の初心者であったとしても全く心配する必要はありません。

社内イベントの目的やメリット、そこから得られるものを理解してさえいれば、成功するイベントの企画は初心者であっても決して難しいものではないと断言できます。

 

●コミュニケーションの場の提供

一般的な組織は役職に基づいた上司と部下という縦関係の構図となっています。

この縦関係が長く続くことで、組織は硬直化してしまい、意思疎通がうまくできず、言いたいことが言えない職場となってしまいがちに陥ってしまいます。

そんな時、社内イベントを行うことで、社員同士のコミュニケーションの場を提供することができます。

社内イベントを通じて、普段接触がない社員(接触が少ない社員)との交流は、同じ立場の社員や、同じ考えの社員と取るコミュニケーションでもあり、いつもの縦関係ではなく横関係となります。

縦横縦横無尽の関係性が保たれている組織というのが、俗にいう『風通しの良い職場環境』ということになり、しかも組織そのものを活性化させます。

また近年のITインフラの発展によって、情報の共有や連絡の手段もメールや電話といったものに変わったことで、相手の表情や口調を直接感じながら接触をする機会が大幅に減ってきました。

これは効率性というメリットを生んだ代わりに、リアルコミュニケーションを減らしたというデメリットもあります。

直接会話するリアルコミュニケーションは、どんなにIT技術が進歩しても必要なものであり、事実世界のエグゼクティブビジネスの世界や外交といった政治の世界では、必ずと言っていいほど重要な案件であれば直接会って打ち合わせをしたり契約をしたりします。

失われつつあるリアルコミュニケーションを復活させ、縦横縦横無尽の組織に変革させることのきっかけになるものこそが、社内イベントなのです。

 

●参加する社員のモチベーション向上

社員間のリアルなコミュニケーションの重要性はお分かりいただけたと思いますが、社内イベントに参加することで社員のモチベーションが高まります。

例えば交流を目的とした企画であれば、そこで様々な人との会話による気付きや発見、ヒントがあり、そのことだけでも刺激を受けます。

刺激を受けた社員はそれを自分なりに活かそう、応用しようとしますので、見方や考え方、そして行動にも変化が訪れることとなるでしょう。

こうした企画は、社内のみならず、社外では『異業種交流会』というような名前で良く行われていますが、まずは自社内のイベントから足元を固めていく方がベターと言えます。

社内イベントであれば、表彰式やコンテストといったことでも直接的に社員のモチベーションにつなげることができます。

個人だけでなく、それにかかわったチームはスタッフもあわせて表彰することで、社員の士気は向上しますし、その状態を維持発展させていこうと考え始めます。

人は褒められること、認められることに対して充実感と達成感、そして満足感というものを抱きます。

この刺激は喜びとなり、次へのステップの原動力となりますので、表彰式やコンテストといった社内イベントの企画が充実していればしているほど生産性が向上し、社員の満足度とエンゲージメント(自社への愛着)が高まっていきます。

 

●経営サイドの考えを知るチャンスに

どのような組織(会社)でも、経営サイドと従業員サイドに分類されます。
これが先にも書いた、組織の最も基本的な『縦の関係』です。

どんなに小さな会社で、社長自身も社員と一緒に現場や営業に回っているというような場合でも、社員から見れば社長は社長であり、経営サイドの人間です。

社内イベントを行うことで、社員間のみならず経営サイドとの接触も図ることができ、それはまさしく経営陣の考えや人柄、ビジョンといった普段あまり接することのできない内容に触れることができるメリットがあります。

経営方針や企業のビジョンは、自社のホームページや年頭あいさつなどでも触れることがあるかと思いますが、フランクな社内イベントの場であればそれをもっと深く、そしてわかりやすく社員が受け取ることが可能となります。

普段は自分の持ち場の仕事だけで精一杯の社員も、経営という会社の全体像が見えることで、組織構成の重要性とともに一体感を育むことができます。

ここでもリアルコミュニケーションの効果が活かされることで、会社全体としては組織力の向上へとつながっていくのです。

 

関連記事:イベントアウトソースを有効活用してイベントを大成功させる方法

 

社内イベントはコミュニケーションの場

 

社内イベントは、メッセージが伝えやすい最高の場面です。

この機会を活用しないことはないので、是非有効活用してみましょう。

GROWSでは、今回ご紹介しきれなかった社内イベントの企画コンテンツを多数そろえております。

是非、企画に悩んだり、もう少しグレードアップさせたいなどのご要望の際には、ご相談ください。

 

GROWSの展開する社内イベントコンテンツサイトはこちらから

 

社内イベントは、社内のコミュニケーションの質を向上させたり、チームワークの醸成。

愛社精神やロイヤリティなどを向上させる一つの施策に当たります。

このイベントは、「何故行っているのか?」「何を成し遂げたいのか?」

次のステップではどのような世界を描いているのかを考えることがとても大事です。

 

社内イベントを開催することで、何が動き出し、何がちょっと変わるのか?

是非、よく考えて企画してみてはいかがでしょうか?

 

社内イベントをもっと良くしたい。もっともっと成長の機会にしたい。

マンネリ化してしまっているなどの、ご相談は是非GROWSまで。

よろしくお願いします。

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