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会社の写真が大喜利のお題に!懇親会で楽しむ「社内フォト大喜利」のやり方とお題例

社内懇親会でゲームを実施する場合、全員が参加しやすいことは大切な条件です。

知識を競うクイズは分かりやすい反面、問題によっては知っている人と知らない人の差が出ます。体を使うゲームは会場の広さや参加者の年齢構成によって実施しにくいことがあります。大人数になるほど、限られた時間の中で全員が参加できる企画を選ぶのは難しくなります。

そこで一つの選択肢になるのが、会社に残っている写真を使った「社内フォト大喜利」です。

スクリーンに会社に関係する写真を1枚表示し、各テーブルでその写真に合う「ひとこと」を考えます。回答はフリップやホワイトボードに記入し、一斉に発表。面白かった回答にポイントを付けて、テーブル対抗で順位を競います。

使う写真は、普段のオフィス、社内イベント、社員旅行、周年行事、昔の会社写真など、自社に残っている素材が中心です。過去に撮影したものの、その後ほとんど使われていない写真もゲームの題材になります。

一般的な大喜利と違い、何もない状態から面白い回答を考える必要はありません。参加者全員が同じ写真を見ながら考えられるため、回答の方向性をつかみやすく、テーブル内で相談しながら参加できます。

また、写真を通じて過去のイベントや会社の日常を振り返れることも、社内イベントでフォト大喜利を実施する面白さです。

この記事では、社内フォト大喜利の基本ルール、写真の選び方、お題の作り方、当日のオペレーション、審査方法まで、社内懇親会の1コーナーとして実施する方法を具体的に解説します。


1.会社の写真で遊ぶ「社内フォト大喜利」とは?

社内フォト大喜利は、スクリーンに表示された写真を見ながら、その写真に合う言葉やタイトルをチームで考えるゲームです。

基本的な形式は、テレビ番組などでも見かける「写真でひとこと」と同じです。ただし、社内イベントで実施する場合は、インターネット上の面白い写真や一般的な素材ではなく、自社に関係する写真を使用します。

例えば、社内イベントで社員が不思議なポーズをしている瞬間、会議中に全員が同じ方向を見ている場面、昔のオフィス、社員旅行、周年行事などです。

写真が表示されたら、各テーブルで60~90秒程度相談します。その中から一つの回答を決め、フリップに記入して一斉に掲げます。

つまり、個人がその場で面白いことを言うゲームではありません。

写真を見る、チームで考える、一つの回答にまとめる、全員で発表する。

この流れにすることで、大喜利が得意な人だけではなく、アイデアを出す人、回答をまとめる人、フリップを書く人など、テーブルメンバーそれぞれが参加できます。

社内懇親会で実施する場合は、5~8名程度の円卓をそのまま1チームとして利用する方法が扱いやすくなります。席を移動したり、ステージへ参加者を集めたりする必要がないため、食事を伴う懇親会にも組み込みやすい企画です。


2.なぜ「写真でひとこと」は社内懇親会と相性がいいのか?

フォト大喜利を社内懇親会で実施するメリットは、会社がすでに持っている写真をゲームコンテンツとして利用できることです。

社内イベントでは毎年多くの写真が撮影されます。表彰式、社員旅行、周年イベント、キックオフ、ファミリーデー、日常のオフィスなど、会社によっては何年分もの写真が保存されています。

しかし、その多くは社内報やイベントレポートで一度使用された後、見返す機会が少なくなります。

フォト大喜利では、そうした過去の写真をもう一度社員の前に出すことができます。

特に昔の写真は、勤続年数によって見え方が変わります。当時を知っている社員には懐かしい写真になり、若手社員にとっては自分が入社する前の会社を知る素材になります。

もう一つのメリットが、テーブル内で会話を作りやすいことです。

自由歓談では、初対面の社員同士が同じテーブルになっても、すぐに会話が広がるとは限りません。一方、フォト大喜利では全員に同じ写真と同じ課題が与えられます。共通のテーマについて考えるため、会話の入口を作りやすくなります。

大喜利そのものを目的にするのではなく、一緒に回答を考える時間をコミュニケーションに変える。

ここまで含めて設計すると、懇親会の交流企画として使いやすくなります。


3.基本ルール|1枚の写真からチームで回答を考える

社内フォト大喜利は、ルールを複雑にしない方がうまくいきます。

例えば参加者120名、1テーブル6名の場合は20チーム対抗です。

スクリーンに写真とお題を表示し、60~90秒のシンキングタイムを設定します。各テーブルでは自由に意見を出し、その中から一つをチームの回答として決定します。

回答が決まったらA3サイズ程度のフリップやホワイトボードに大きく記入します。制限時間終了後、MCの合図ですべてのテーブルが一斉に回答を掲げます。

基本設定の目安

項目おすすめ設定
参加人数30~何名でもOK
チーム人数5~8名
問題数4~6問
回答時間60~90秒
回答方法A3フリップ・ホワイトボード
形式テーブル対抗
審査社長・役員・ゲストなど
全体時間20~30分

問題数は4~6問程度で十分です。

大喜利は一問ごとの回答紹介に時間がかかるため、問題数を増やすよりも、写真やお題の種類を変えてゲームに変化を付けた方がテンポを保てます。

また、全テーブルの回答を毎回紹介する必要はありません。参加チームが20チームある場合、全回答を読み上げるだけでもかなりの時間が必要になります。

大人数で実施する場合は、回答を考えている時間を利用して候補を絞り、数チームだけを紹介する運営方法が適しています。


4.写真選びが重要|フォト大喜利に向いている会社写真とは?

フォト大喜利は、使用する写真によって回答の出やすさが大きく変わります。

必ずしも、写真そのものが面白い必要はありません。

むしろ使いやすいのは、見た瞬間に状況はある程度理解できるものの、その前後を自由に想像できる写真です。

例えば、社員が真剣な表情で何かを見ている写真があったとします。何を見ているのかが写真だけでは分からなければ、参加者は自由に状況を想像できます。

複数の社員が同じ方向を見ている写真、一人だけ違う行動をしている写真、何かを指差している写真なども回答を作りやすい素材です。

大喜利に使いやすい写真

  • 社員の表情に特徴がある
  • 人物の動きがある
  • 何かを見ている・指している
  • 写真の前後を想像できる
  • 本当の状況を知らなくても楽しめる
  • 社員が見れば場所や人物が分かる
  • 少し昔の会社の様子が写っている
  • 社内イベントの決定的な瞬間が写っている

反対に、全員が正面を向いている集合写真や、商品の物撮り写真などは、そのままでは回答の幅が広がりにくい傾向があります。

写真を選ぶ際には、この写真に説明を加えなくても、参加者が何かを想像できるかという視点で確認すると選びやすくなります。

候補写真は実際に使用する枚数より多めに集めます。5問実施する場合でも15~20枚程度を候補として用意し、制作スタッフや運営メンバーで試しに回答を考えてみると、使いやすい写真を選別できます。


5.すぐ使える!社内フォト大喜利のお題例30選

写真だけを表示して「ひとこと」を考えてもらう方法もありますが、社内イベントではお題を設定した方が参加しやすくなります。

写真に合わせて質問の形式を変えると、同じ大喜利でも回答の方向性が変わります。

写真の状況を想像するお題

  1. この写真で何が起きている?
  2. この人は何を考えている?
  3. この直後、何が起きた?
  4. この直前に何があった?
  5. なぜ全員こちらを見ている?
  6. この社員が見つけたものとは?
  7. この場に突然現れたものとは?
  8. このあと最初に発言した内容とは?

会議・仕事をテーマにしたお題

  1. この会議の議題とは?
  2. 会議が3時間続いている理由とは?
  3. 突然発表された新しい社内ルールとは?
  4. このチームに与えられた極秘ミッションとは?
  5. この社員が提出した新企画とは?
  6. 上司から届いた驚きの連絡とは?
  7. この日の朝礼で発表された内容とは?
  8. 新しく導入された福利厚生とは?

タイトルを付けるお題

  1. この写真にタイトルを付けてください
  2. 社内報の見出しを付けてください
  3. 映画のタイトルにしてください
  4. ドラマのタイトルにしてください
  5. 新聞の見出しにしてください
  6. SNS投稿のタイトルを付けてください
  7. この写真を四字熟語風に表してください

会社ならではのお題

  1. 10年後、この写真は何をしているところ?
  2. この写真が会社の新しい広告になりました。キャッチコピーは?
  3. このメンバーが新部署を立ち上げました。部署名は?
  4. 社長から突然発表された新制度とは?
  5. この写真を新入社員へ説明するとしたら、どんな会社?
  6. このメンバーが開発した新商品とは?
  7. 会社の歴史にこの写真が残りました。何が起きた日?

30問すべてを実際のイベントで使用する必要はありません。

候補を多めに持っておき、写真との組み合わせを見ながら4~6問に絞る方がよいでしょう。


6.当日のオペレーション|20テーブルの回答をどう進行する?

参加人数が多い社内イベントでは、フォト大喜利の企画内容以上に重要なのが回答の処理方法です。

20テーブルある会場で、回答オープン後にMCが一つずつ確認していくと、それだけで進行が止まってしまいます。

そこで、回答時間中にフロアスタッフが各テーブルを巡回します。

各テーブルがフリップを書き始めた段階で内容を確認し、紹介候補になりそうなテーブル番号をチェックします。スタッフはインカムを使い、候補となるテーブル番号をステージ進行担当へ共有します。

制限時間終了後は全テーブルが一斉にフリップを掲げますが、MCが紹介するのは事前に選んだ3~4チーム程度です。

1問の進行例

時間進行参加者運営
0:00写真・お題発表スクリーン確認問題画面表示
0:15シンキング開始テーブル相談BGM開始
0:45回答作成フリップ記入スタッフ巡回
1:15残り15秒回答確定紹介候補を共有
1:30一斉回答フリップを掲げるカメラ準備
1:45回答紹介選出チームを確認3~4回答を紹介
3:00審査結果確認BEST ANSWER決定
3:30得点次問準備得点更新

カメラが使用できるイベントでは、紹介するテーブルのフリップをカメラで撮影し、メインスクリーンへ映すと回答を共有しやすくなります。

フロアスタッフには、面白い回答を審査する役割まで持たせる必要はありません。あくまで紹介候補を拾い上げ、最終判断はステージ側で行う形にすると運営しやすくなります。


7.どうやって勝敗を決める?おすすめの審査方法

大喜利には客観的な正解がないため、ゲーム開始前に審査方法を決めておきます。

社内イベントで最も進行しやすいのは、社長や役員、ゲストなどに審査員を依頼する方法です。

各問題で紹介された3~4回答の中からBEST ANSWERを一つ選び、選ばれたチームへポイントを付与します。

例えば、BEST ANSWERを5ポイント、審査員特別賞を3ポイントとする方法があります。

会場全体を参加させたい場合は、最終候補を2~3チームに絞ったうえで、拍手の大きさによって決定する方法もあります。

ただし、毎問題で会場投票を行うと時間がかかります。

4~6問の通常ラウンドは審査員方式で進め、最後のFINALだけ会場拍手で決定するなど、審査方法を組み合わせると進行に変化を付けられます。

大切なのは、面白さを厳密に採点することではありません。審査を長引かせず、回答が出た勢いのまま次の問題へ進めることを優先します。


8.同じ形式を繰り返さない|ラウンドごとにルールを変える

フォト大喜利を5問実施する場合、5回とも「写真でひとこと」では後半に単調さが出ることがあります。

そこで、お題の形式をラウンドごとに変えます。

例えば1問目は、写真を見て自由にひとことを考える王道形式。2問目は写真にタイトルを付ける形式。3問目は人物写真に吹き出しを付け、そこに入る言葉を考えます。

4問目は「この直後どうなった?」というストーリー型にして、FINALでは社長や役員の写真を使用します。

5問構成の例

ROUND内容
ROUND 1写真でひとこと
ROUND 2この写真にタイトルを付けろ
ROUND 3吹き出しを埋めろ
ROUND 4この直後どうなった?
FINAL社長フォトスペシャル

同じ写真素材でも、お題の出し方を変えるだけで回答の方向性は変わります。

特に最終問題は、それまでより会社らしい写真を使用するとゲーム全体を締めやすくなります。


9.社内写真を大喜利に使うときの注意点

社内フォト大喜利では実在する社員の写真を使用するため、通常の大喜利以上に写真の選定へ配慮が必要です。

基本となるのは、写真に写っている人そのものを笑いの対象にしないことです。

容姿、体型、年齢などを回答の材料にする写真は避けます。また、仕事上の失敗や本人が気にしている出来事を、許可なくゲームの題材にすることも適切ではありません。

社員旅行や懇親会の写真では、飲酒している場面にも注意が必要です。当日は盛り上がった写真でも、後日大人数の前で表示されることを本人が望んでいるとは限りません。

使用する写真は、可能であれば写っている本人に事前確認を取ります。

また、オフィス写真では、ホワイトボード、PC画面、書類、名札などに社外秘情報や個人情報が写り込んでいないか確認します。

大喜利の笑いは、写真に写っている社員をいじることで作る必要はありません。

写真の状況を別のものに見立てたり、実際には起きていない出来事を想像したりすることで十分にゲームは成立します。

人物ではなく、状況を面白くする。

この基準を写真選びとお題作りの両方で共有しておくと、社内イベントとして扱いやすい企画になります。


10.よくある質問(FAQ)

Q1.社内フォト大喜利は何人くらいまで実施できますか?

30名程度から300名程度まで実施できます。100名を超える場合でも、テーブル対抗形式にすれば基本的な進行は変わりません。ただし、回答をすべて紹介せず、フロアスタッフが紹介候補を絞る運営が必要になります。

Q2.何問くらい用意するのがおすすめですか?

20~30分のコーナーであれば4~6問程度が目安です。問題数を増やすより、写真やお題の形式を変えた方が最後まで楽しみやすくなります。

Q3.写真は何枚くらい準備すればよいですか?

実際に5枚使用する場合でも、候補として15~20枚程度集めておくと選びやすくなります。候補写真を使って事前に回答を考えてみて、答えが広がりやすい写真を選定します。

Q4.面白い会社写真がない場合でもできますか?

実施できます。普段のオフィスや会議、イベント準備中など、何気ない写真でもお題の付け方によって大喜利にできます。人物写真だけでなく、オフィスにある物や昔の商品などを使用する方法もあります。

Q5.大喜利が苦手な社員でも参加できますか?

個人戦ではなくテーブル対抗にすることで参加しやすくなります。アイデアを出す人だけでなく、回答を選ぶ、言葉を整える、フリップを書くなど複数の役割があるため、一人で面白い回答を考える必要はありません。

Q6.1問の回答時間はどのくらいがよいですか?

60~90秒程度が目安です。短すぎるとチームで相談できず、長すぎるとゲーム全体のテンポが落ちます。

Q7.100名以上の場合、回答はどうやって選びますか?

シンキングタイム中にフロアスタッフが各テーブルを巡回し、紹介候補を事前に確認する方法が有効です。候補となるテーブル番号をインカムでステージ側へ共有し、一斉回答後に3~4チームだけ紹介します。

Q8.写真に写っている社員の許可は必要ですか?

社内利用であっても、ゲームの題材として大人数の前に表示する場合は、本人へ事前に確認することをおすすめします。特に人物が大きく写っている写真や、大喜利の中心になる社員については事前確認を行った方が安全です。


まとめ|会社に眠っている写真を、もう一度コンテンツにする

社内イベントでは、毎回多くの写真が撮影されます。

イベントが終われば社内報に掲載され、参加者へ共有され、その後は社内フォルダに保存される。数年経つと、社員が見返す機会も少なくなっていきます。

社内フォト大喜利は、そうした写真をもう一度社員の前に出す企画です。

ただ懐かしい写真を見るだけではなく、一枚の写真についてテーブルで話し、想像し、言葉を考えることで、新しいコンテンツとして使うことができます。

昔の写真であれば、当時を知っている社員から自然とエピソードが出ることもあります。若手社員にとっては、入社前の会社や先輩社員の姿を知る機会になります。最近の写真なら、同じ出来事を経験した社員同士で記憶を共有できます。

大喜利で一番面白い回答を決めることだけが、この企画の目的ではありません。

写真をきっかけに一つのテーブルでアイデアを出し合い、普段とは違う会話が生まれる。その時間まで含めて、社内フォト大喜利というコンテンツになります。

懇親会の中に20~30分程度のチーム対抗ゲームを入れたい場合や、毎年撮りためてきた社内写真を活用したい場合に取り入れやすい企画です。

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このコラムを書いた人

株式会社GROWS 島田忍

株式会社GROWS 島田忍

株式会社GROWS代表。企業の周年イベントや社内表彰式、キックオフ、内定式など、インナーブランディングを軸としたイベントプロデュースを多数手がける。単なる「盛り上がり」で終わらせず、組織の想いをカタチにし、人と人をつなぐ企画づくりを信条に、現場第一でプロデュースを行っています。

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