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社内懇親会で盛り上がる!「この社員は誰でしょう?幼少期写真クイズ」の企画方法を解説

社内懇親会でゲームを企画するとき、「せっかく社員が集まるので、その会社だからこそできる企画をやりたい」というご相談をいただくことがあります。

ビンゴ大会や抽選会は分かりやすく、もちろん盛り上がる企画です。ただ、社員同士の交流まで考えるのであれば、ゲームを楽しむだけではなく、ゲームそのものが会話のきっかけになる企画もおすすめです。

そこで今回ご紹介するのが、「この社員は誰でしょう?幼少期写真クイズ」です。

やり方はとてもシンプルです。社員の幼少期の写真をスクリーンに映し、「この写真に写っているのは現在の誰でしょう?」を当ててもらいます。

写真を見た瞬間に、

「これ誰だろう?」「目元が○○さんっぽい」「もしかして部長?」

と、自然にテーブル内で会話が始まります!

特別なルールを覚える必要がなく、準備するものも比較的少ないので、100名程度の懇親会から数百名規模の社員総会・周年イベントまで実施しやすい企画です。企画の作り方だけではなく、写真の集め方、問題画面の作り方、回答方法、当日の進行まで順番に解説します。


1.「この社員は誰でしょう?幼少期写真クイズ」とは?

幼少期写真クイズは、社員の子どもの頃の写真をスクリーンに表示し、その写真に写っている人物が現在の誰なのかを当ててもらうゲームです。

個人戦でもできますが、社内懇親会で実施するのであれば、テーブルごとに相談して回答するテーブル対抗戦がおすすめです。写真を見ながら「誰だと思う?」と相談するため、ゲームそのものが社員同士の会話を生むきっかけになります。

例えば200名、25テーブルの懇親会であれば、全10問程度を出題します。幼少期写真を表示した後、4つの選択肢を出し、各テーブルで一つの答えを決定。正解したテーブルにはポイントを加算します。最後に合計点を発表し、上位チームに景品を渡します。

1問ごとのルールが非常に分かりやすいので、食事や歓談をしながら参加する懇親会でも実施しやすいのが特徴です。

基本設定

項目おすすめ
実施人数30名~500名程度
形式テーブル対抗戦
問題数8~10問
所要時間20~30分
1問あたり約1分30秒~2分
選択肢4択がおすすめ
得点1問10ポイントなど
景品上位1~3チーム

1問の基本的な流れ

  1. 幼少期写真を表示
  2. 写真だけを5~10秒見る
  3. 4択を表示
  4. テーブル内で20~30秒相談
  5. 回答
  6. 正解発表
  7. 現在の本人写真を表示
  8. 必要に応じて本人コメント
  9. 得点加算
  10. 次の問題へ

この基本形を作ってしまえば、あとは写真を入れ替えながら問題を進めることができます。


2.なぜ幼少期写真クイズは社内懇親会で盛り上がるのか

僕たちが社内懇親会のゲームを考えるときに大切にしているのが、参加者同士に会話が生まれるかどうかです。

ステージに数名が上がって対決するゲームの場合、ステージ上は盛り上がっていても、多くの参加者は見る側になります。一方、幼少期写真クイズをテーブル対抗にすると、問題が出るたびに参加者全員が相談します。

また、普段は「部長」「役員」「社長」として接している人の子どもの頃を見ることで、仕事中とは違った一面を知ることができます。

「全然変わってないですね」

「この頃からサッカーをやっていたんですか?」

そんな会話が、ゲーム終了後の歓談にも残ります。

つまりこのゲームは、ゲームを盛り上げながら、社員同士が話すための共通の話題を作れる企画です。


3.事前準備|写真の集め方と問題の作り方を解説

この企画で一番時間がかかるのは、実は当日の運営ではなく写真集めです。

「幼少期の写真をください」とだけお願いすると、赤ちゃんの頃の写真、卒業式の集合写真、本人が小さくしか写っていない写真など、いろいろな写真が集まります。

そのため、最初から条件を決めて依頼した方がスムーズです。

また、誰を問題にするのかも重要となりますので、社長、役員、管理職、若手、各部署で比較的知られている社員などを混ぜて、会社全体から出演者を選びます。写真は「一目で分かる」ものより、言われてみると少し面影がある写真が理想かもしれません。

出題者の選び方

10問の場合は、例えば次のようにバランスを見て構成します。

出題者問題数
社長・役員2問
部長・管理職2問
若手社員2問
各部署の社員3問
スペシャル問題1問

特定の部署や役職に偏らないようにします。

写真を依頼するときの条件

本人には、次の条件で2~3枚提出してもらうと選びやすくなります。

  • 3歳~10歳頃の写真
  • 本人の顔がはっきり分かる
  • できるだけ本人が大きく写っている
  • 名前や学校名など答えにつながる情報が写っていない
  • スマートフォンで撮影する場合は正面から撮る
  • 可能であれば2~3枚提出してもらう

一緒に集めておきたい情報

写真だけではなく、次の情報も一緒にもらっておくと正解発表に使えます。

  • 写真当時の年齢
  • 子どもの頃の夢
  • 好きだったもの
  • 習い事・スポーツ
  • 当時のあだ名
  • 写真にまつわるエピソード

全部使う必要はありません。

正解発表後に一つ紹介できるだけでも、その社員の人柄が伝わります。

4.当日の進行方法とオペレーション

当日は、1問ごとの進行をできるだけ同じ流れにしておくことが大切です。

毎回進め方が変わると、参加者も「いつ回答すればいいのか」が分からなくなりますし、MCやオペレーターもミスをしやすくなります。

基本は、写真を見る → 相談する → 回答する → 正解を見るという流れです。

特に正解発表は、この企画で最も盛り上がる場面です。単に「正解は○○さんです」と言うだけではなく、SE、現在写真、本人のリアクションまでセットで考えておくと、イベントとして見栄えが良くなります。

ここでは全10問を実施する想定で、当日の流れを整理します。

ゲーム全体の進行イメージ

時間内容
0:00~2:00MCから企画説明
2:00~20:00幼少期写真クイズ10問
途中経過発表中間順位発表
20:00~23:00集計
23:00~27:00最終順位・景品発表

約25~30分を想定しておくと進行しやすくなります。

1問あたりのオペレーション

①問題表示|5~10秒

MC
「それでは第1問です。こちらの写真をご覧ください!」

映像担当が幼少期写真を表示します。

この時点では選択肢を出しません。


②選択肢表示|20~30秒

MC
「それでは選択肢はこちらです!」

4択画面へ切り替えます。

シンキングBGMをスタートし、テーブル内で相談してもらいます。


③カウントダウン|10秒

残り10秒になったらカウントダウンを表示。

MC
「残り10秒です!テーブルで一つに決めてください!」


④回答締切

回答札の場合は一斉に掲げてもらいます。

スマートフォン回答の場合はシステム上で回答を締め切ります。


⑤正解発表

MC
「それでは正解を発表します。正解は……」

正解SE。

幼少期写真から現在写真へ切り替えます。

MC
「○○部の田中さんでした!」


⑥本人リアクション

可能であれば会場カメラで本人を映します。

必要な問題だけ、

「田中さん、この写真は何歳の頃ですか?」

など、一言コメントをもらいます。


⑦得点加算・次の問題

得点を反映したら、次の問題へ進みます。

当日までに確認すること

  • 出題順
  • 氏名の読み方
  • 本人の着席位置
  • 本人が当日参加しているか
  • 回答方法
  • 得点方法
  • MCコメント
  • 正解SEのタイミング
  • 現在写真への切り替え
  • カメラで本人を映すタイミング

特に本人の座席位置は事前にカメラ担当へ共有しておきます。

正解発表後に本人を探し始めると、かなり間が空いてしまいます。


5.もっと盛り上げるための演出・アレンジもご紹介

基本形だけでも十分楽しめますが、参加人数やイベントの雰囲気に合わせて少しアレンジすることもできます。

ただし、いろいろなルールを追加しすぎると、この企画の良さである「分かりやすさ」がなくなります。

おすすめは、基本ルールを変えるのではなく、問題の見せ方を変えることです。

例えばヒントを段階的に出したり、最終問題だけ得点を2倍にしたり、社長の問題を最後に持ってきたりする方法です。

同じクイズ形式のまま演出だけ変えるので、参加者を迷わせることなくゲームに変化をつけることができます。

アレンジ① 段階ヒント

最初は写真だけを表示。

10秒後に、ヒント1「現在は東京本社勤務」

さらに、ヒント2「入社15年以上」

最後に4択を表示します。

ヒントが出るたびに答えが絞られるため、テーブル内での会話も増えます。

アレンジ② 最終問題は得点2倍

最後の問題だけ20ポイントにします。

途中順位が下のチームにも逆転の可能性が生まれるため、最後まで参加してもらいやすくなります。

アレンジ③ 社長・役員をFINAL QUESTIONにする

最終問題だけ画面デザインを変え、

FINAL QUESTION

として社長や役員の幼少期写真を出します。

正解発表後に本人をカメラで映し、一言コメントをもらってゲーム終了。

全体を締めやすい構成です。

アレンジ④ 正解後に追加クイズ

人物を当てた後、

「この頃の将来の夢は?」という追加問題を出す方法です。

顔は知っていても、子どもの頃の夢まで知っている人は少ないので、別の面白さが生まれます。

アレンジ⑤ 現在写真と比較する

正解発表画面で、

幼少期 → 現在

を左右に並べます。

「変わっている」「全然変わっていない」が一目で分かるので、リアクションが出やすくなります。


6.実施前に確認しておきたいポイント

最後に、企画を完成させる前にチェックしておきたいポイントです。

このゲームはシンプルですが、写真選びを間違えると「誰も分からないクイズ」になってしまいます。

担当者は準備中に何度も写真を見るので、次第に本人に見えてきます。しかし参加者は当日初めて見ます。そのため、担当者だけで難易度を判断せず、できれば企画に関わっていない社員にも写真を見てもらい、難しすぎないか確認するのがおすすめです。

また、幼少期写真は個人的な写真です。必ず本人の了承を取り、イベント内でどのように使用するのかも伝えておきましょう。

そして問題数も重要です。

「写真がたくさん集まったから全部使いたい」となりがちですが、懇親会には歓談時間も必要です。ゲームは少し物足りないくらいで終わる方が、全体としてはまとまりやすくなります。

最終チェックリスト

企画

  • 問題数は8~10問程度か
  • 簡単・普通・難問が混ざっているか
  • 特定の部署や役職に偏っていないか
  • 最終問題に盛り上がりを作れているか

写真

  • 本人から使用許可を取っているか
  • 顔がしっかり見えるか
  • スクリーンで表示できる画質か
  • 名前など答えにつながる情報が写っていないか
  • 他の家族などが大きく写りすぎていないか

当日運営

  • MC台本があるか
  • 回答方法が決まっているか
  • 得点計算方法が決まっているか
  • 出題者本人の座席位置を把握しているか
  • 映像・音響のタイミングを確認したか
  • 最終順位の出し方を決めているか
  • 景品を用意しているか

まとめ

「この社員は誰でしょう?幼少期写真クイズ」は、準備自体はそれほど難しくありません。

出演者を決める。
写真を集める。
問題画面を作る。
回答方法を決める。
当日の進行を確認する。

この5つを準備すれば、実施できます。

それでも、一般的なクイズとは違い、そこで働いている社員そのものがコンテンツになるため、会社ごとにまったく違う企画になります。

そして一番の魅力は、正解を競うことだけではありません。

「○○さん、昔から変わらないですね」「こんな子どもだったんですね」

そんな一言が、普段あまり話さない社員同士の会話のきっかけになることがあります。

ゲームとして楽しめて、社員について少し知ることもできる。

社内懇親会で参加型の企画を探している場合には、取り入れやすいゲームです。

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このコラムを書いた人

株式会社GROWS 島田忍

株式会社GROWS 島田忍

株式会社GROWS代表。企業の周年イベントや社内表彰式、キックオフ、内定式など、インナーブランディングを軸としたイベントプロデュースを多数手がける。単なる「盛り上がり」で終わらせず、組織の想いをカタチにし、人と人をつなぐ企画づくりを信条に、現場第一でプロデュースを行っています。

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