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実録!社内懇親会

【事例】社内懇親会で大盛り上がり!AIで作る「役員が容疑者の推理ゲーム」企画の作り方を解説


AIを活用した推理ゲームは、社内懇親会を参加型の体験に変える企画です。成功のポイントは「シンプルで分かりやすいストーリー設計」「役員の魅力を活かしたキャラクター設定」「本当とミスリードを混ぜた証言設計」の3つ。AIは証言やアイデア出しに活用し、人が最終調整することでクオリティが安定します。進行は30分程で、チームで推理→投票→発表の流れが効果的です。設計を丁寧に行うことで、自然と会話が生まれ、一体感のあるイベントになります。


今回はある企業様で制作した推理ゲーム企画の紹介です。役員様に容疑者になっていただき真犯人を当てる企画です。しかも真犯人が誰かは本人たちにも知らせないという企画でした(笑)

1. なぜ今「推理ゲーム」が社内懇親会で注目されているのか?

社内懇親会の企画を考えるとき、多くの担当者がぶつかるのが「盛り上がってはいるけど、交流が深まっているか分からない」という壁です。

ビンゴや抽選会は場は温まりますが、どうしても「受け身の参加」になりやすく、終わった後に「あまり話せなかったな」と感じる人も少なくありません。

その中で、最近注目されているのが推理ゲーム型のコンテンツです。理由はシンプルで、「全員が主体的に関わる構造」になっているからです。

参加者はただ見るのではなく、情報を集めて、考えて、チームで議論し、答えを出します。このプロセスの中で自然と会話が生まれ、普段話さない人同士でもコミュニケーションが発生します。

さらに今回の企画のように「役員が容疑者になる」設定にすると、懇親会は一気に盛り上がります!

普段は距離を感じやすい役員様が「疑われる側」に回ることで、心理的な距離が縮まり、笑いやツッコミが生まれます。これは普通の企画ではなかなか作れない空気かと思います。

実際の事例もご紹介してきますね!

もう一つ大きいのが、ストーリーがあることです。人は単なるゲームよりも、物語がある方が記憶に残ります。「あのときの犯人誰だったっけ?」という会話が後日生まれるだけでも、この企画の価値は十分にあります。

懇親会を体験に変える。その手段として、推理ゲームは非常に相性が良い企画です。


2. 企画概要|役員が容疑者になる推理ゲームとは?

この企画は、簡単に言うと「社内版のミステリーゲーム」です。ただし重要なのは、「難しい推理ゲームを作ること」ではなく、「誰でも楽しめる体験型コンテンツ」として設計することです。

基本の流れはシンプルです。

まず懇親会の中で「事件」が発生します。

例えば「懇親会の目玉スイーツが消えた」「重要なデータが消えた」など、少しユーモアのある設定にするのがポイントです。その事件に対して、役員や幹部メンバーが「容疑者」として登場します。

参加者はチームごとに、証言やヒントをもとに犯人を推理します。

証言は映像や紙資料で配布することもできますし、ステージ上で発表する形式でも構いません。

そして最終的に「誰が犯人か」を投票し、正解を発表するという流れです。

この企画が盛り上がる理由は、正解を当てることよりも推理する過程にあります。

「この人怪しくない?」「いやこの証言おかしいでしょ」といった会話が自然に生まれることで、会場全体の温度が上がっていきます。

また、役員が登場することで、イベントとしての見応えもあります。

単なるゲームではなく、「ショーコンテンツ」として楽しんでもらえます。

ここで実際の事例をご紹介させていただきます。

3.事例のご紹介

今回は、懇親会の中で実施しました。懇親会の中で事件が発生。その容疑者として役員様が犯人役として登場します。企画の中では映像コンテンツや照明演出を組み合わせて盛り上がりを作りました。

そして、今回の企画はAIを使って設計を進めました。是非そのあたりも解説していきます。

オープニングでは、いきなり会場が暗転しVTRから始まります。

会場内はざわざわしながら、期待感が高まります。

今回のテーマは、懇親会場からスイーツが消えてしまった!というコンセプトです。

役員の皆様には、容疑者としてステージに登場していただきます。誰が犯人なのかは本人たちも知りません。

役員の皆様にはサングラスを着けていただき容疑者役になり切っていただきました。ステージ上では、それぞれ役員の皆さんに台本をお渡しし証言をしていただきます。参加者の皆さんには、証言を聞きながら真相にたどり着いていただきました。

参加者の皆さんの投票を行った後にネタバラシ!犯人が発表されました。事件は見事解決となり、最後のスイーツが運ばれるという演出になりました。


4. AIを活用した企画制作の全体フローの解説

今回の大きな特徴の一つが「AIを活用して制作した」という点です。

推理ゲームをゼロから人力で作るのはかなり大変です。ストーリー、キャラクター、証言、矛盾設計など、考えることが多く、時間もかかりますよね。

といことで、今回はAIを活用することで、制作のスピードと制作クオリティを高めるというところでチャレンジしました。

例えば各容疑者の証言文であれば、「少し怪しいパターン」「完全にミスリードのパターン」など、複数案を一気に出すことができますし、これをベースに人が調整することで、短時間でクオリティの高いコンテンツが作れます。

実際今回も、容疑者設定、各容疑者の背景などの条件設定と犯人を設定し、
各容疑者たちの証言をAIを使って調整しました。最後は人の力が必要になりますが、
かなりの精度で制作を進めることができます。

制作フローとしては、

①まず人間側で「テーマ」「事件」「登場人物の方向性」を決めます。ここは必ず人がやるべき部分です。なぜなら、社内の空気感や役員のキャラクターを理解しているのは現場だからです。

②次にAIを使って「証言」「ヒント」「ストーリーの枝分かれ」を生成します。この段階ではたくさんの量を出すことが重要です。良いものを選ぶというより、たくさん出してそこから削るイメージです。

③最後に、人間が全体を調整します。難易度、ストーリーの整合性、社内ネタとのバランスなどを見ながら仕上げていきます。

AIはあくまで「補助ツール」です。丸投げするとズレますが、使いどころを押さえれば、制作効率とクオリティを同時に上げることができます。

5. 作成ステップ①|ストーリーの考え方

推理ゲームの完成度は、ほぼ“ストーリー設計”で決まります。
ここが曖昧だと、どれだけ演出を頑張っても盛り上がりません。

まず大切なのは、「重すぎない事件」にすることです。

社内イベントなので、殺人や犯罪色の強いテーマは避けた方が無難です。おすすめは「消えた○○系」です。例えば「懇親会のメイン景品が消えた」「社長の大事な資料がなくなった」など、ユーモアとリアリティのバランスが取れるテーマが最適です。

次に考えた方が良いことは、「全員が理解できるストーリー」です。

複雑にしすぎると、途中でついていけない人が出てきます。登場人物は3〜5名、情報も段階的に出すなど、シンプルな構造を意識します。

懇親会で行うことが多いと思うので、お酒も入っているのであまり難解なものを作成することは控えましょう(笑)

また、推理の面白さを作るためには「誰でも犯人に見える設計」が重要です。最初から怪しい人が一人だけだと、ゲームとして成立しません。全員に疑う余地を持たせることで、議論が生まれます。

最後に、オチ(犯人と動機)です。ここは納得感を意識しましょう。

「なるほど、それならこの証言はこういう意味だったのか」と回収できると、一気に満足度が上がります。


6. 作成ステップ②|キャラクター設計(役員を容疑者にする)

この企画の一番の見どころが「役員が容疑者になる」という点です。
ただしここは一歩間違えると[いじりすぎ」になるため、設計が非常に重要です。

まず大前提として、尊重とユーモアのバランスを取ることが必要です。

役員の特徴を活かすことは大事ですが、過度にネガティブな設定は避けます。例えば「細かい性格だから疑われる」「よく現場に顔を出すから目撃情報がある」など、あくまでポジティブな文脈で疑われる構造にします。

そして少しだけ違和感を仕込むのもポイントです。例えば「普段は時間に厳しいのに、その日だけ遅れていた」「甘いものが苦手なのにスイーツの近くにいた」など、小さな矛盾があることで、参加者の興味を引きます。

ここでのコツは、「いじるのではなく、魅力を活かしていきましょう!」
結果として役員自身も楽しめる設計にすることが、この企画の成功に直結します。


7. 作成ステップ③|証言・ヒント設計(AI活用)

このステップが、AIを使う最大のポイントです。
証言設計で重要なのは、「情報のバランス」です。
・本当のこと
・ミスリード
・どうでもいい情報

この3つを混ぜることで、推理の難易度と面白さが生まれます。

例えば、ある役員の証言に「その時間は会場の外にいた」と書くとします。これだけだとヒントとして弱いですが、「別の証言でその時間に会場で見た人がいる」と組み合わせることで、一気に推理要素が強くなります。

この組み合わせをAIを使って作っていきます。
「この人物の証言を3パターン作って」
「少し怪しいニュアンスにして」
といった形で指示すると、短時間で複数案が出てきます。

その中からちょうど良い違和感になるものを選び、組み合わせていくのがコツです。

また、ヒントは段階的に出すのが進行のポイントです。

最初は曖昧な情報、後半で核心に近づく情報を出すことで、ゲームにメリハリが生まれます。


8. 作成ステップ④|ゲーム設計(進行と体験設計)

素材がそろったところで、演出を作っていきます。ここからはAIと人のハイブリッドで企画を進めていきます。よりリアリティのある演出となるように映像やBGMなどの設計を行い、皆に楽しんでいただける環境を作っていきます。台本で情報を整理していきます。

まず決めるべきは進行の流れです。

①事件発生(オープニング)演出
②容疑者紹介 演出
③証言・ヒントの出し方の設計
④チームで推理タイムの設計
⑤投票の設計(QRコードなどを表示投稿してもらうのが良いと思います)
⑥エンディングの設計

この流れをベースにすれば、大きく崩れることはありません。

全体の時間は、30分くらいでまとまるように設計することをお勧めします。あまり長いと間延びしますので、ちょっと短いかなくらいでまとめるとわかりやすくまとまります。

回答の方法をチーム戦にすると会話も生まれるのでお勧めですよ!

ゲーム設計は、「参加者が迷子にならないこと」が一番大切です。


9. まとめ|社内懇親会を体験型懇親会に!

今回は、推理ゲームをベースにご紹介させていただきました。社内懇親会は多くの社員の方が一同に集まる大切な場だと思います。その時間を有効活用するためにこのような企画を使いながらコミュニケーションを活性化していただきます。

推理ゲームは一つのきっかけかもしれませんが、このような施策を打ち続けることが社内コミュニケーションを円滑にするポイントだと思います。

是非企画にチャレンジしたい企業様はご相談ください!

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このコラムを書いた人

株式会社GROWS 島田忍

株式会社GROWS 島田忍

株式会社GROWS代表。企業の周年イベントや社内表彰式、キックオフ、内定式など、インナーブランディングを軸としたイベントプロデュースを多数手がける。単なる「盛り上がり」で終わらせず、組織の想いをカタチにし、人と人をつなぐ企画づくりを信条に、現場第一でプロデュースを行っています。

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