実録!社内懇親会
AI画像にだまされる?社内懇親会の新ゲーム「本物はどっち?」の作り方・問題例を解説
生成AIで作られる画像は、ここ数年でかなり自然になりました。少し前までは、人物の手や文字、建物の細かな部分を見るとAI画像だと分かることも多くありましたが、現在では一見しただけでは写真との違いが分からない画像も作れるようになっています。
この「本物かどうか分からない」という特徴を、そのまま社内懇親会のゲームにしてみるのが、今回ご紹介する「本物はどっち?社内AI画像クイズ」です。
ゲームの基本はシンプルです。
スクリーンに2枚の画像を表示します。一方は実際に会社で撮影された写真、もう一方は生成AIで作った架空の画像です。参加者はテーブルごとに相談し、どちらが本物なのかを予想します。
例えば、実際のオフィスとAIで作った架空のオフィス。過去に開催した社内イベントと、実際には開催していない架空のイベント。実在する商品と、AIが考えた存在しない商品。
一般的なAI画像クイズとの違いは、画像の違和感だけを探すゲームにしないことです。
社員であれば、オフィスの雰囲気や会社の歴史、商品、過去のイベントについて何らかの情報を持っています。その記憶も手掛かりにしながら本物を見つけていきます。
正解発表では、本物の写真がいつ、どこで撮影されたものなのかを紹介することもできます。
そのため、単純にAI画像を見抜くゲームとして終わらず、会社について改めて知るコンテンツにもできます。
今回は「本物はどっち?社内AI画像クイズ」の基本ルールから、問題の作り方、問題例、当日の進行、AI画像を使用する際に注意したいポイントまで具体的に解説します。
1.AI画像を使った「本物はどっち?」クイズとは?
「本物はどっち?社内AI画像クイズ」は、会社に実際に存在する写真と、生成AIで制作した架空の画像を並べ、本物を当てるチーム対抗ゲームです。
基本的には、同じテーブルに座っている5~8名程度を1チームとして実施します。
スクリーンにはAとB、2枚の画像を並べて表示します。
例えば問題が「本当に存在する会議室はどちら?」であれば、一方には実際の社内会議室の写真を表示し、もう一方には会社の雰囲気に近づけて作った架空の会議室を表示します。
参加者は30~45秒程度、テーブル内で相談します。
回答が決まったらAまたはBの回答札を掲げ、全テーブルが一斉に回答。その後、スクリーン上で本物の写真を発表します。
一般的な会社クイズでは、創業年、売上、商品知識など、答えを知っている社員が有利になる傾向があります。
このゲームでは、正確な知識だけでは答えられません。
実際のオフィスを知っている社員でも、別拠点については詳しくないことがあります。過去のイベント写真であれば、若手社員は知らない可能性があります。反対に、AI画像特有の違和感に気付く社員もいるかもしれません。
それぞれが持っている情報を持ち寄って、一つの答えを決める。
そのため、単純な二択クイズでありながら、テーブル内で相談が生まれやすい企画です。

2.なぜ社内懇親会のゲームとして面白いのか?
このゲームには、大きく二つの面白さがあります。
一つは、AI画像を見抜くことです。
AI画像の精度が上がったことで、見た瞬間に正解が分かる問題ばかりではなくなっています。建物の構造、光の入り方、細かな備品などを確認しながら、本物かどうかを判断する必要があります。
もう一つが、自分たちの会社をどれだけ知っているかという要素です。
例えば地方拠点の写真を問題にすれば、その拠点で働いている社員には見慣れた景色でも、本社社員には初めて見る場所かもしれません。
創業当時のオフィス、昔の商品、過去の社員旅行、周年イベントなどを問題にすれば、ベテラン社員と若手社員では持っている情報が違います。
ここにテーブル対抗にする意味があります。
AI画像に詳しい人、会社の歴史を知っている人、地方拠点について詳しい人、商品について詳しい人。それぞれの知識を持ち寄ることで正解へ近づけます。
また、参加者は基本的に着席したままでゲームに参加できます。
大きなスペースを必要とせず、問題画面とA・Bの回答札があれば実施できるため、ホテル宴会場などで行う社内懇親会の1コーナーにも組み込みやすい企画です。
3.基本ルール|2枚の画像から本物を見抜く
ルールはできるだけシンプルにします。
スクリーンにAとBの2枚の画像を表示し、MCから問題内容を説明します。その後、30~45秒程度の相談時間を設定し、テーブルごとに一つの回答を決めます。
回答はA・Bと書かれた札を使用すると分かりやすくなります。
制限時間が終了したら、すべてのテーブルが一斉に回答札を掲げます。回答状況を確認した後、スクリーンで正解を発表します。
正解したチームには1ポイント。最終問題のみ2~3ポイントに設定すれば、最後まで逆転の可能性を残せます。
基本設定の目安
| 項目 | おすすめ設定 |
|---|---|
| 参加人数 | 30~なんめいでもOK |
| チーム人数 | 5~8名 |
| 問題数 | 6~8問 |
| 回答時間 | 30~45秒 |
| 回答方法 | A・B回答札 |
| 得点 | 正解1ポイント |
| FINAL | 2~3ポイント |
| 所要時間 | 20~30分 |
6~8問程度であれば、ルール説明と結果発表を含めても30分前後にまとめられます。
問題数を増やしすぎるより、後半で出題形式を変えた方がゲーム全体に変化を付けやすくなります。
4.問題作りが重要|本物写真とAI画像をどう用意する?
このゲームで最も重要なのは、本物写真とAI画像の組み合わせです。
AI画像が明らかに不自然であれば、参加者は会社について考える前に正解できてしまいます。反対に、本物写真とほとんど区別できない画像ばかりでは、判断材料がなくなります。
狙いたいのは、どちらも会社にありそうに見える状態です。
まずは会社に残っている写真から、問題に使えそうな素材を集めます。
問題に使いやすい写真
- 本社・支社・営業所
- 会議室
- エントランス
- 休憩スペース
- 店舗・工場
- 過去の社内イベント
- 社員旅行
- 周年行事
- 昔のオフィス
- 商品・サービス
- 社内施設
最初からAI画像を作るのではなく、先に本物写真を選ぶことがポイントです。
本物写真が決まったら、その写真と並べても違和感がない架空画像を制作します。
例えば実際の会議室が木目を基調としたデザインであれば、AI側も同程度の広さや雰囲気にします。本物が一般的な会議室なのに、AI側だけ極端に豪華な空間では簡単に判断できてしまいます。
一方で、本物写真そのものをAIへ読み込ませる必要はありません。
社外秘情報や個人情報を含む写真を外部サービスへ入力することには注意が必要です。画像生成に使用する情報は、社内のルールや利用するサービスの条件を確認したうえで選定します。
難易度は問題ごとに変える
すべてを難問にする必要もありません。
1~2問目は比較的分かりやすくし、ゲームの仕組みを理解してもらいます。中盤から判断が難しい画像を増やし、最後に最も難しい問題を配置するとゲーム全体に流れが生まれます。
5.すぐ使える!社内AI画像クイズの問題例30選
AI画像クイズは、オフィスだけに限定すると問題が似てきます。会社の歴史、イベント、商品、未来など、カテゴリーを変えながら構成するとバリエーションを出しやすくなります。
オフィス・施設編
- 本当に存在する会議室はどっち?
- 実際の本社エントランスはどっち?
- 本当にある休憩スペースはどっち?
- 実在する地方拠点はどっち?
- 実際の社員食堂はどっち?
- 昔の本社オフィスはどっち?
- 実在する工場・店舗はどっち?
- 本当にある社内施設はどっち?
社内イベント編
- 実際に開催した周年イベントはどっち?
- 本当に行った社員旅行はどっち?
- 実際の表彰式会場はどっち?
- 過去に開催したファミリーデーはどっち?
- 本当に実施したチームビルディングはどっち?
- 実際の忘年会会場はどっち?
- 本当に行ったイベント演出はどっち?
- 過去の入社式はどっち?
商品・サービス編
- 実際に販売している商品はどっち?
- 過去に販売していた商品はどっち?
- 本物の商品パッケージはどっち?
- 実際に提供しているサービスはどっち?
- 実在する店舗デザインはどっち?
- 過去に使用していたロゴ・デザインはどっち?
会社の歴史編
- 創業当時のオフィスはどっち?
- 昔使用していた社用車はどっち?
- 過去に存在した制服はどっち?
- 昔の会社案内に掲載されていた写真はどっち?
未来・架空編
- 2035年の新オフィスとして計画されているのはどっち?
- 実際に検討された新商品はどっち?
- 本当に計画された新しい福利厚生施設はどっち?
- 実際に検討されている新拠点はどっち?
最後の「未来・架空編」は、実際の計画を扱う場合に社内公開できる情報かどうかを必ず確認します。公開前の事業計画や新商品情報を、ゲームのために使用する必要はありません。
6.当日のオペレーション|正解発表までを一つのコンテンツにする
このゲームでは、回答する時間よりも正解発表の見せ方が重要です。
基本的な1問の進行は3分程度で設計します。
1問の進行例
| 時間 | 進行 | 参加者 | 運営 |
|---|---|---|---|
| 0:00 | 2枚の画像表示 | 画像を確認 | 問題画面表示 |
| 0:15 | 問題説明 | 内容を確認 | MC進行 |
| 0:30 | シンキング | テーブル相談 | BGM開始 |
| 1:00 | 回答締切 | A・Bを決定 | カウントダウン |
| 1:10 | 一斉回答 | 回答札を掲げる | 会場確認 |
| 1:30 | 正解発表 | 本物を確認 | SE・画面切替 |
| 1:50 | 写真解説 | 解説を見る | 本物写真を拡大 |
| 2:30 | 得点加算 | 次問準備 | 得点更新 |
| 3:00 | 次の問題 | ― | 次問表示 |
正解発表では、最初にA・Bのどちらが本物なのかを明確に表示します。
その後、本物写真を画面いっぱいに拡大し、撮影場所や時期、写真にまつわる情報を簡潔に紹介します。
例えば過去のイベント写真であれば、開催年やイベントの目的を紹介できます。昔のオフィス写真なら、現在との違いを見せることもできます。
ここを丁寧に作ることで、正解を当てたかどうかだけではなく、会社について一つ新しい情報を知る時間になります。
大人数では回答比率を見せても面白い
スマートフォンなどで回答を集計できる場合は、AとBを選んだ割合を正解発表前に表示する方法もあります。
回答がほぼ半分に分かれていれば、正解発表への期待も高まります。
フリップ形式で実施する場合は、MCが会場を見て回答傾向を簡単に確認する程度で十分です。集計に時間をかけてゲームのテンポを落とさないことを優先します。
7.後半は「本物はどっち?」だけにしない
6~8問すべてを二択で進めてもゲームは成立しますが、後半に出題形式を変えると最後まで集中しやすくなります。
例えば、前半3問は基本の二択。中盤から少しずつ難易度を上げます。
ROUND 1|本物はどっち?
2枚のうち1枚が本物、1枚がAI画像という基本形式です。
ROUND 2|AI画像はどれ?
3枚の画像を表示し、その中から1枚だけAI画像を選びます。選択肢が増えることで難易度が上がります。
ROUND 3|全部本物?全部AI?
2枚とも本物、または2枚ともAIという可能性を加えます。前半でゲームに慣れた参加者ほど迷いやすくなります。
ROUND 4|どこが変わった?
実際の会社写真をベースに、一部分だけ別の要素へ変更した画像を用意します。参加者は変更された場所を探します。
FINAL|未来の会社
最後は少し発想を変え、会社の未来をテーマにしてみてはいかがでしょうか。
実際に公開されている将来構想と、AIで作った架空案を組み合わせる方法もあります。FINALだけ得点を2~3倍にすれば、ゲームとしても最後まで逆転の可能性を残せます。
8.AI画像を社内イベントで使うときに注意したいこと
AI画像を使ったゲームでは、本物と架空を混ぜること自体が企画の面白さになります。
だからこそ、ゲームが終わった時点では、どこまでが本物で、どこからがAIだったのかを明確にすることが重要です。
AIで作った架空のオフィスや商品を、実際の会社資料と混ざった状態で保存すると、後から画像だけを見た社員が本物だと誤認する可能性があります。使用した画像にはAI生成画像であることが分かるファイル名や管理情報を付け、本物写真とは分けて管理しておくと安心です。
また、問題制作のために会社の写真を生成AIへ入力する場合にも注意が必要です。
オフィスの写真には、PC画面、ホワイトボード、書類、社員証、取引先名など、意図していなくても社内情報が写り込んでいることがあります。店舗や工場の写真であれば、一般には公開していない設備や業務情報が含まれている可能性もあります。
そのため、本物写真をそのままAIへ読み込ませることを前提にするのではなく、必要であれば写真の特徴を文章に置き換え、その情報をもとに架空画像を制作する方法も検討します。利用する生成AIについても、自社の情報管理ルールや利用条件を確認したうえで使用することが大切です。
実在する社員を無断でAI画像にしない
人物を使った問題にも配慮が必要です。
実在する社員の顔写真をもとに、本人が実際には経験していない場面をAIで制作すると、ゲームとしては面白くても、本人が望まない使われ方になる可能性があります。
特に、本人が発言していない内容を発言しているように見せたり、実際には参加していない出来事へ参加しているように見せたりする表現は避けた方がよいでしょう。
このゲームは人物をAI化しなくても十分に成立します。
オフィス、会議室、店舗、工場、社内イベントの会場、商品イメージなど、空間や物を中心に問題を作れば、AI画像と本物写真の違いを楽しむゲームとして成立します。
人物を使用する場合には、本人への確認も含めて社内ルールに沿って判断します。
架空の商品や計画は、本物と誤解されないようにする
AI画像クイズでは、存在しない商品、新しいオフィス、未来の福利厚生施設なども面白い問題になります。
ただし、ゲーム終了後まで本物なのか架空なのか分からない状態にはしません。
正解発表では、実際の写真には「REAL PHOTO」、生成した画像には「AI GENERATED」「架空イメージ」などを表示し、明確に区別します。
特に、新商品、新拠点、新オフィスなどは注意が必要です。
イベント中に見た画像が参加者の記憶に残り、後から実際の会社計画として伝わってしまう可能性があります。架空の設定を使用する場合は、正解発表の段階で実在しないことを明確にしておきます。
また、実際に社内で検討されている計画を問題にする場合も、その情報がイベント参加者へ公開してよい段階なのかを確認します。未発表の商品、出店計画、人事情報、事業計画などを、ゲームを面白くするためだけに使用する必要はありません。
本物写真にも確認が必要
注意が必要なのはAI画像だけではありません。
クイズに使用する本物写真についても、スクリーンへ表示して問題ない内容なのかを確認します。
オフィス写真であれば、PC画面、ホワイトボード、書類、社員証などが写っていないか。店舗や工場であれば、公開していない設備や情報が含まれていないか。過去の社内イベント写真であれば、写っている社員を大人数の前で表示して問題ないか。
普段社内で保管されている写真だからといって、そのままイベントで使用できるとは限りません。
問題制作の段階で一度確認し、必要に応じて別の写真へ差し替えたり、表示範囲を調整したりします。
AI画像であることは正解発表時に明確にする
ゲーム中は、どちらがAI画像なのか分からない状態にする必要があります。
一方、正解発表後まで曖昧にしておく必要はありません。
本物写真とAI画像を並べた状態で正解を表示し、それぞれに明確なラベルを付けます。
イベント終了後に問題画面の写真やスクリーンショットが社内SNS、イントラネット、社内報などで共有されることもあります。その場合も、画像だけを見た社員が誤解しないよう、AI生成画像であることが画面上で分かる状態にしておくと安心です。
AIを使うこと自体を企画の目的にしない
この企画を考えるうえで、もう一つ意識しておきたいのが、生成AIを使うこと自体を目的にしないことです。
AI画像だけを次々に見せて、本物かどうかを当て続けるだけでは、一般的なAI画像クイズと変わりません。
社内懇親会で実施するのであれば、会社のオフィス、歴史、商品、イベント、拠点などを問題に取り入れ、正解発表では本物にまつわる情報まで紹介する方が、この企画を実施する意味が生まれます。
例えば昔のオフィス写真を問題にしたのであれば、正解発表後に現在のオフィスとの違いを紹介できます。周年イベントの写真なら、開催された年や当時のテーマを紹介できます。地方拠点の写真であれば、その拠点について簡単に紹介することもできます。
生成AIは、あくまで本物と比較するための架空画像を作る手段です。
AI画像を見抜くことを入口にして、本物の会社を知ってもらう。
この考え方で問題を設計すると、生成AIの話題性だけに頼らない、社内イベントならではのゲームになります。
実施前に確認しておきたい項目
- 本物写真は社内イベントで公開して問題ないか
- 写真に機密情報や個人情報が写っていないか
- 生成AIへ入力してよい情報だけを使用しているか
- 実在する社員の画像を無断で加工していないか
- 架空の商品や計画が実在すると誤解されないか
- 正解発表時にAI生成画像であることを明示しているか
- 本物写真とAI画像を分けて管理しているか
- イベント後に画像が二次利用されても区別できるか
こうした点を問題制作の段階で確認しておけば、AI画像を使うからといって特別に複雑な運営が必要になるわけではありません。
ゲーム中は本物とAIの境界を隠し、正解発表ではその境界を明確に戻す。この考え方を基本にしておくことが大切です。
よくある質問(FAQ)
Q1.生成AIに詳しくなくても問題を作れますか?
生成AIについて専門的な知識がなくても企画できます。
重要なのはAI画像の技術ではなく、どの本物写真を問題にするかを先に決めることです。本物となる写真を選び、その写真と比較したときに会社にありそうな架空画像を制作していきます。
初めから高度なAI加工を行う必要はなく、オフィス、会議室、イベント会場など、比較的作りやすい題材から始めると問題を作りやすくなります。
Q2.何問くらい用意するのがおすすめですか?
20~30分程度の懇親会コーナーであれば、6~8問程度がおすすめです。
問題数を増やすよりも、前半は二択、中盤は三択、後半は一部分だけAIで変更した画像など、出題方法に変化を付けた方が最後まで楽しみやすくなります。
Q3.どんな会社写真が問題に向いていますか?
オフィス、会議室、エントランス、店舗、工場、過去の社内イベント、社員旅行など、参加者がある程度イメージできる写真が向いています。
一方、参加者が誰も見たことがなく、推測するための情報もない写真では、単純な勘による回答になってしまいます。
社員が持っている会社の知識を少し使える題材を選ぶことがポイントです。
Q4.AI画像だと簡単に見抜かれませんか?
問題の作り方によって難易度は大きく変わります。
本物とAIで画角や雰囲気が大きく違えば簡単に判断できます。反対に、空間の広さ、デザイン、照明、撮影アングルなどの条件を近づけると判断は難しくなります。
また、AI画像だけを見抜く問題にせず、会社の歴史や拠点、商品などの知識も判断材料になるように設計すると、画像の違和感探しだけでは攻略しにくくなります。
Q5.何人くらいまで実施できますか?
30名程度の小規模な懇親会から、300名程度のイベントまで実施できます。オペレーションを変更すれば何名でも可能です。
大人数の場合は個人回答ではなく、5~8名程度のテーブル対抗にすると進行しやすくなります。
回答方法もA・B札であれば特別なシステムは必要ありません。参加人数が多い場合は、スマートフォンを使った回答システムを組み合わせることもできます。
Q6.人物写真を使った問題もできますか?
可能ですが、人物を扱う場合は慎重に判断します。
実在する社員の顔をAIで加工することを前提にする必要はありません。人物が写っている本物写真を使用する場合も、イベントでの利用について本人確認が必要かどうかを社内ルールに沿って判断します。
基本的には、オフィスやイベント空間、商品、施設などを中心にした方が問題を作りやすくなります。
Q7.AI画像を作るために会社写真をアップロードしても大丈夫ですか?
会社の情報管理ルールと、利用する生成AIサービスの条件によって判断する必要があります。
社外秘情報、個人情報、取引先情報などが含まれる画像を、そのまま外部サービスへ入力することは避けるべき場合があります。
本物写真そのものを使用せず、空間の特徴や雰囲気を文章で整理して架空画像を制作する方法もあります。
Q8.会社に使える写真が少なくても実施できますか?
実施できます。
すべての問題を会社写真にする必要はありません。公開されている自社商品、会社の歴史、オフィスの特徴、イベント内容などを題材にして問題を作ることもできます。
ただし、一般的なAI画像クイズだけにならないよう、できるだけ自社に関連する情報を組み込むことをおすすめします。
まとめ|AI画像を見抜くゲームから、「自分たちの会社」を見つけるゲームへ
「本物はどっち?社内AI画像クイズ」は、生成AIが身近になった今だからこそ成立するゲームです。
本物の写真とAIで作った画像を並べるだけでも、クイズとしては成立します。
ただし、社内懇親会で実施するのであれば、AI画像の精巧さだけを楽しむ企画で終わらせるのは少しもったいないと思います。
本物として使う写真を、自社のオフィス、地方拠点、過去のイベント、商品、会社の歴史から選ぶ。参加者は、画像そのものを見比べるだけでなく、自分が知っている会社の情報も持ち寄って正解を考える。
そして正解発表では、本物の写真を改めて大きく表示し、その写真がいつ、どこで撮影されたのか、どのような背景があるのかを紹介する。
この流れまで作ることで、ゲームの意味が変わります。
正解したかどうかだけではなく、参加者がそれまで知らなかった拠点を知ることができます。若手社員が入社前の会社の姿を知ったり、ベテラン社員が昔の出来事を振り返ったりする機会にもなります。
生成AIは、新しい画像を見せるための主役ではありません。
本物そっくりの架空画像が作れるからこそ、逆に自分たちの会社に本当に存在するものへ目を向けるきっかけとして使うことができます。
社内懇親会のゲームでは、分かりやすさや盛り上がりだけでなく、その会社で実施する意味を持たせることも大切です。
「本物はどっち?社内AI画像クイズ」は、AIという新しい技術を取り入れながら、自社のオフィス、歴史、商品、イベントなどを改めて知ることができる企画です。
着席したまま20~30分程度で実施でき、テーブル対抗にすれば参加者同士の相談も自然に生まれます。
生成AIを使った少し新しい懇親会ゲームを探している場合だけでなく、会社について楽しみながら知るコンテンツを作りたい場合にも取り入れやすい企画です。
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