実録!社内懇親会
懇親会のチーム対抗ゲームにおすすめ!全員一致を目指す「シンクロアンサー」とは?
社内懇親会の企画を考えるとき、意外と難しいのがゲーム選びです。
せっかく全社員が集まるのであれば、部署や役職を越えて交流できる時間にしたい。一方で、ゲーム性を強くしすぎると、一部の参加者だけが盛り上がってしまったり、食事や歓談の時間を圧迫してしまったりすることがあります。
特にホテルの宴会場などで円卓を囲んでいる場合、全員を立たせて会場内を移動させる企画は、それなりの時間と運営スタッフが必要です。懇親会全体の進行を考えると、着席したまま20~30分程度で実施できる企画の方が組み込みやすいケースもあります。
そこでおすすめしたいのが、チーム対抗ゲーム「シンクロアンサー」です。
シンクロアンサーは、出題されたお題に対して参加者がそれぞれ回答し、同じテーブルのメンバーとどれだけ答えを合わせられるかを競うゲームです。知識を問うクイズとは違い、正解を知っている人が有利になることはありません。必要なのは、同じテーブルに座っているメンバーが何を選ぶのかを想像することです。
ゲームを進めるほど、相手の好みや考え方が少しずつ分かってきます。そのため、単純なチーム対抗ゲームとして楽しめるだけでなく、普段あまり話す機会のない社員同士が、お互いを知るきっかけにもなります。
この記事では、シンクロアンサーの基本ルールから、おすすめのお題、得点方法、当日の進め方、懇親会で実施するときの運営ポイントまで具体的に解説します。

1.懇親会のチーム対抗ゲーム「シンクロアンサー」とは?
シンクロアンサーは、一つのお題に対してチームメンバーが相談せずに回答し、同じ答えを書いた人数に応じてポイントを獲得するチーム対抗ゲームです。
例えば、6名のテーブルに対して「旅行するなら海と山のどちらを選ぶか」というお題を出します。
参加者は周囲と相談せず、自分が選ぶ方を回答ボードに記入していただきます。全員が書き終わったら一斉に回答をオープンし、同じ回答が何人そろったかを確認します。
6名全員が同じ答えなら高得点、5名ならその次、4名ならさらにその次というように、一致人数によって得点を設定します。
一般的なクイズ大会との大きな違いは、主催者が用意した正解がないことです。
どちらを選んでも間違いではありません。チームとしてどれだけ回答が一致したかが、そのまま結果になります。
そのため、会社の知識量や年齢、勤続年数による有利・不利が生まれにくく、参加者全員が同じ条件でゲームに参加できます。
また、最初の問題では回答がばらばらだったチームでも、ゲームを続けていくうちにメンバーの傾向が分かってきます。食べ物、休日の過ごし方、仕事に対する考え方など、さまざまなお題に回答することで、その人がどのような考えを持っているのかが自然に見えてくるからです。
相手を知るほど回答を予想しやすくなる。この仕組みが、シンクロアンサーを単なる二択ゲームではなく、社員交流につながるゲームにしています。
2.なぜ社内懇親会の交流企画に向いているのか?
社内懇親会のゲームでは、盛り上がりだけでなく、参加しやすさも重要です。
例えば会社に関するクイズは、長く働いている社員ほど答えを知っている可能性が高くなります。体を使ったゲームであれば、得意不得意がはっきり分かれることもあります。
シンクロアンサーには正解がありません。普段ゲームをしない人でも、会社について詳しくない人でも、自分の考えを回答するだけで参加できます。
もう一つの特徴が、ゲーム終了後に会話が残りやすいこともあり、その後の歓談時間も盛り上がること間違いなしです!
同じ回答がそろったときはもちろん盛り上がりますが、実は回答が分かれたときにもコミュニケーションが生まれます。同じテーブルに座っていても、休日の過ごし方や仕事で大切にしていることまで知っているケースはそれほど多くありません。回答の違いが分かることで、普段の業務では出てこない話題が生まれやすくなります。
また、着席したまま実施できることも、懇親会では大きなメリットです。(もちろん立食でも実装可能です)
円卓や長テーブルをそのままチームとして使用できるため、大がかりなレイアウト変更が必要ありません。20~30分程度で完結させられるので、歓談と歓談の間や、表彰・抽選会など別コンテンツの前後にも組み込みやすい企画です。
社員同士の交流を作りながら、懇親会全体の進行を大きく崩さない。この扱いやすさも、シンクロアンサーが社内イベントに向いている理由かなと思います。
3.基本ルール|回答が一致するほど高得点
基本的には、同じテーブルを一つのチームとしてゲームを行います。
参加人数が120名で、1テーブル6名の場合は20チーム対抗です。各参加者には回答用のミニホワイトボードやフリップを用意します。
ゲームが始まったら、スクリーンに一つのお題を表示します。参加者は周囲と相談せず、自分の回答をボードへ記入します。MCの合図で全員が一斉に回答を掲げ、テーブル内で最も多く一致した回答の人数によって得点を決めます。
6名チームの場合の得点例
| 最大一致人数 | 得点 |
|---|---|
| 2名一致 | 1ポイント |
| 3名一致 | 3ポイント |
| 4名一致 | 5ポイント |
| 5名一致 | 8ポイント |
| 6名全員一致 | 15ポイント |
注意点としては、回答する前の相談を禁止することです。
事前に相談できてしまうと、全員で同じ答えを選ぶだけになり、ゲームとして成立しません。
回答が一致するかどうか分からない状態で一斉にオープンするからこそ、結果発表の瞬間に盛り上がりが生まれます!
ゲーム前半でメンバーについて知った情報が、後半の回答予想に生きてくる構成にすると、単発の二択問題を繰り返すだけではないゲームになります。
4.当日の進め方|1問2~3分でテンポよく進行する
シンクロアンサーはルール自体がシンプルなので、進行も複雑ではありません。ただし、回答時間や得点確認に時間をかけすぎるとテンポが落ちます。1問を2~3分程度で進めることを前提に設計すると、懇親会の1コーナーとして収まりやすくなります。
基本的な流れは次の通りです。
| 時間 | 進行 | 参加者 | 運営 |
|---|---|---|---|
| 0:00 | お題発表 | スクリーンを確認 | 問題画面を表示 |
| 0:15 | 回答タイム | 個人で回答 | BGMスタート |
| 0:35 | 回答締切 | ボードを伏せる | カウントダウン |
| 0:45 | 一斉オープン | 回答を掲げる | SE・カメラ |
| 1:00 | 一致数確認 | テーブル内で確認 | フロアスタッフ確認 |
| 1:30 | 得点決定 | 得点を記録 | 集計 |
| 2:00 | 回答共有 | メンバー同士で共有 | MC進行 |
| 2:30 | 次の問題 | ボードを消す | 次問準備 |
実際のイベントでは、すべてのテーブルの回答内容をMCが確認する必要はありません。
各テーブルで一致人数を確認し、代表者が得点を記録する方法でも進行できます。100名を超える規模で厳密に順位を競う場合は、フロアスタッフを配置し、全員一致や5名一致など高得点になったテーブルを確認します。
スマートフォンを使用できる環境であれば、各テーブルの代表者が獲得ポイントを入力する方法もあります。
問題数は6~8問程度がおすすめです。ルール説明5分、ゲーム15~20分、最終集計と結果発表5分程度で、全体を25~30分にまとめることができます。
5.すぐ使える!シンクロアンサーのお題例30選
シンクロアンサーでは、お題の選び方がゲームの面白さを左右します。
最初から仕事観や価値観に関する問題を出すより、前半は誰でも答えやすいテーマから始め、徐々に相手の人柄や考え方が分かる問題へ移行した方が自然です。
ウォーミングアップに使いやすいお題
- 朝食なら、ご飯派?パン派?
- 旅行するなら、海?山?
- 休日は、外出派?自宅派?
- コーヒー派?お茶派?
- 夏と冬ならどちらが好き?
- 犬派?猫派?
- 甘いもの派?辛いもの派?
- 映画を見るなら、映画館?自宅?
- 旅行は、計画派?現地で決める派?
- 朝型?夜型?
人柄が見えてくるお題
- 買い物は、じっくり比較する?直感で決める?
- 初めての場所は、事前に調べる?とりあえず行く?
- 休日の予定は、早めに決める?直前に決める?
- プレゼントは、実用性?サプライズ?
- 旅行するなら、国内?海外?
- 新しい店を見つけたら、すぐ行く?口コミを確認する?
- 趣味を始めるなら、一人?誰かと一緒?
- 食事するなら、いつもの店?新しい店?
- 写真は、たくさん撮る?あまり撮らない?
- 予定のない休日は、嬉しい?予定を入れたい?
仕事・会社に関するお題
- 仕事は、スピード重視?完成度重視?
- 新しい仕事は、まず挑戦する?まず準備する?
- アイデアは、一人で考える?誰かと話しながら考える?
- 会議では、最初に発言する?まず周囲の意見を聞く?
- 仕事を覚えるなら、まずやってみる?まず教えてもらう?
- チームで大切なのは、役割分担?助け合い?
- 働く環境で重視するのは、集中できること?相談しやすいこと?
- 新しいプロジェクトなら、リーダーをやりたい?サポートしたい?
- 会社のイベントなら、交流型?エンタメ型?
- 仕事で達成感を感じるのは、個人目標の達成?チーム目標の達成?
すべてのお題を二択にする必要はありません。慣れてきたところで三択や自由回答を入れることもできます。
ただし、自由回答は選択肢が増えるほど一致しにくくなります。全員一致を狙うゲーム性を残すのであれば、基本は二択、途中に三択、最後に自由回答という程度が扱いやすい構成です。

6.後半に入れたいアレンジルール!
6~8問をすべて同じルールで進めてもゲームは成立しますが、後半に少し変化を入れると最後まで集中しやすくなります。
全員一致ボーナス
通常の得点に加えて、チーム全員の回答が一致した場合にボーナスポイントを付与します。
全員一致の価値を高めることで、一斉オープンの瞬間がより分かりやすい見せ場になります。
リーダーシンクロ
各テーブルから一人をリーダーとして指定し、その人と同じ回答を書いたメンバー数を得点にします。
通常ルールでは多数派を予想しますが、このラウンドでは特定の一人が何を選ぶのかを考える必要があります。社長や役員が各テーブルに入っているイベントでは、役職者を対象にした特別問題として使うこともできます。
FINALシンクロ
最終問題のみ得点を2倍にします。
途中順位をスクリーンに表示してからFINALへ進めば、下位チームにも逆転の可能性を残せます。最終問題は単純な二択より、少し予想が難しい三択や自由回答にすると、最後の見せ場を作りやすくなります。
7.シンクロアンサーを成功させるお題の作り方
シンクロアンサーでは、面白い質問を作ることよりも、回答が適度に分かれる質問を作ることが重要です。
ほとんどの参加者が同じ回答を選ぶお題では、どのテーブルも簡単に高得点を獲得してしまいます。反対に、自由度が高すぎるお題では回答がばらばらになり、一致する楽しさがなくなります。
目安としては、参加者の回答が6対4、7対3程度に分かれそうなテーマが使いやすくなります。
また、お題の順番も意識したいところです。
ゲーム序盤は、食べ物、旅行、休日など、答えることに抵抗のないテーマから始めます。中盤では行動パターンや性格が見えるテーマへ進み、後半で仕事観や会社に関するテーマを入れます。
この順番にすると、ゲームが進むにつれて少しずつ相手について知ることができます。
会社オリジナルのお題を数問入れるのもおすすめです。自社の商品やサービス、社内イベント、オフィス、働き方などをテーマにすれば、一般的なパーティーゲームではなく、その会社だから成立するコンテンツになります。
8.失敗しないための運営ポイント
シンクロアンサーは比較的実施しやすいゲームですが、運営方法によっては単調になってしまいます。
最も避けたいのは、問題発表から次の問題までの時間が長くなることです。
参加者が回答する時間は20秒程度でも十分です。全テーブルの回答を一つずつ紹介する必要もありません。全員一致したテーブルや、特徴的な回答になったテーブルを数組だけ取り上げ、テンポよく次の問題へ進めます。
回答前の相談を防ぐことも重要です。参加者同士で相談できてしまうと、ゲームの面白さがなくなります。問題を表示したら個人で回答し、書き終わったボードは伏せて待つなど、ルールを最初に統一しておきます。
お題の内容にも配慮が必要です。
家庭環境、恋愛、収入、健康など、個人的な事情に踏み込むテーマは避けます。また、どちらかの回答が優れているように見える質問も、社内イベントでは扱いに注意が必要です。
このゲームでは、回答が一致することも、違うこともコンテンツになります。どちらを選んでも間違いではないお題を選ぶことが基本です。
9.よくある質問(FAQ)
Q1.何人くらいで実施できますか?
30名程度の懇親会から300名規模まで実施できます。人数が増えても基本的にはテーブル単位でゲームが進むため、大人数にも展開しやすい企画です。
Q2.1チーム何人がおすすめですか?
5~8名程度がおすすめです。4名以下では回答が一致しやすく、10名以上になるとテーブル内で回答を確認するのに時間がかかります。ホテル宴会場の円卓であれば、通常の着席人数をそのまま1チームとして使用できます。
Q3.何問くらい実施するとよいですか?
6~8問程度が目安です。問題数を増やすより、前半・中盤・後半でテーマを変えた方がゲームに変化をつけられます。
Q4.どのくらいの時間が必要ですか?
ルール説明から結果発表まで含めて20~30分程度が目安です。懇親会の歓談時間の途中に一つのコーナーとして組み込みやすい長さです。
Q5.初対面の社員同士でもできますか?
初対面の社員が多いテーブルでも実施できます。むしろ、ゲームを通して相手の好みや考え方を知ることができるため、部署混合や拠点混合のテーブルと相性の良い企画です。
Q6.回答用フリップは必要ですか?
必須ではありませんが、一斉回答の演出を考えると、ミニホワイトボードやフリップを用意した方が盛り上がります。紙と太めのペンでも代用できます。
Q7.100名を超える場合、得点はどのように集計しますか?
各テーブルの代表者が得点表へ記録し、ラウンドごとにフロアスタッフが確認する方法があります。規模が大きい場合は、スマートフォンなどからポイントを入力する方法にすると集計時間を短縮できます。
まとめ|答えを合わせながら、相手を知っていく
社内懇親会のゲームというと、クイズや抽選会など、正解や当選者を決める企画が多くなります。
シンクロアンサーは、そのどちらとも少し違います。
ゲームで問われるのは知識ではなく、同じテーブルにいるメンバーが何を選ぶのかという予想です。最初はほとんど知らない相手でも、何問か回答を見るうちに、好みや考え方が少しずつ分かってきます。
回答が一致すればチームとして盛り上がり、違っていればその違いが新しい話題になります。
そのため、ゲームの時間だけでコミュニケーションを完結させる必要はありません。ゲーム中に知った情報が、その後の歓談で話しかけるきっかけとして残ることにも意味があります。
特別な知識や運動能力を必要とせず、着席したまま参加でき、20~30分程度で実施できる。懇親会全体の流れを大きく変えずに、テーブル内のコミュニケーションを増やしたい場合に取り入れやすいチーム対抗企画です。
関連記事
ご依頼内容や課題をヒアリングのうえ、最適なご提案をさせていただきます。
お見積りや、ご相談は無料で承りますので、お気軽にお問い合わせください。


