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島田の独り言

マンネリ化した表彰式をテレビ番組型に変えた理由

毎年続けるほど、表彰式はマンネリ化する

マンネリしてるな~。っと思うことありますか?社内表彰式含め社内イベントがいつもと変わり映えがしない。満足度が上がらない。いつも同じ感じで困っている。

そんなことありませんか?

決して内容が悪いわけではないのに、なんとなくいつも一緒になってしまうし、年に1回の出来事だから、なかなかブラッシュアップされずにそのままになっている。ようなケースが少なくありません。僕らにご相談いただく企業様にもこのような課題感を持っているご担当者様はいらっしゃいます。

最初に結論になってしまうのですが、いきなり盛り上がる!というのは結構難しく盛り上がれる風土を作っていく必要があります。1年に1回頑張っても普段から、文化が根付いていかないとなかなか本質的な改善はできないのです。時間をかけて年輪のように毎年大切に育てることで文化になっていきますので、まずは毎回毎回をしっかりやっていく。マンネリさせないということが大切で、飽きないでやり続ける以外に答えはないかもしれませんね。

ということで、今回はそのマンネリしがちだった社内表彰式をテレビ番組風に仕立てた事例の解説です。オンラインで参加する方も多くいるこの時代。普通に表彰式をステージ上で行っていてもなかなか成果につなげづらくなっています。

オンラインで見ている方は、どうしても他人事になりやすく、緊張感もかけがちです。これは致し方ない部分もありますが、そこを何とか改善全て今回のプロジェクトが立ち上がりました。

社内表彰式がマンネリしているんです・・!

始まりは、1通のメールからでした。お問い合わせフォームから届いたメールに書かれていました。

「毎年行っている社内表彰式が形骸化しています。オンラインでの参加者も多くどうにか改善したい」という内容でした。まずはヒアリングを行い、現状把握を行いました。

要約すると、

・まずはオンライン参加の人が見ているのか、見ていないのかよくわからない

・なんとなく、いつも同じ感じで行っていてメリハリがない

・上司からもいろいろ言われて、どうしてよいのやら

というような感じでした。

まず、行ったことは昨年のVTRのチェックです。オンラインの参加者視点でどんな感じで見えているのか?まずは全編拝見させていただきました。「正直見るほうも大変かもしれない・・・」と思ったのが最初の感想でした。なんとなくカメラワークも少なく、淡々と進むステージ進行を見ているのは結構大変かもしれません。

表彰式は約2時間30分くらいだったのですが、この時間を画面の前で座っているのはきついかもしれません。映画1本を集中してみる感じですので、人によっては厳しいかなと思いました。

このあたりの率直な感想をお伝えし、改善が始まっていきました。

今年はテレビで行きましょう!

今回提案したテレビ番組型の表彰式の概要は、こんな感じです。派手な演出をたくさんするのではなく、色々なカットを組み合わせながら、オンラインの人向けに社内表彰式をLIVEで番組配信するという仕立てです。

例えば、ステージ進行は通常通りの表彰式を行いながら、オンライン配信では、レポーターが中継している風に伝えていきます。「今、○○さんが受賞のシーンです。ご覧ください!」のような感じで合間合間に企画を織り交ぜながらオンライン向けに進行していきます。またステージだけでなく、客席にインタビューをしたり、突然テレフォン企画があったりと、2時間30分の中に企画を盛り込みます。ただ同じ進行を見ているだけでなく、オンライン配信向けに工夫することで社内表彰式のクオリティは格段に上がっていきます。

そして、配信した収録映像はオンライン番組のようにアーカイブされ、事後の資産として残すことができたのです。良い場面を切り取って社内で使用したり、広報や採用のシーンで使ったりと2次利用を活発的に行っていただきます。

メリハリをつけるためにやったこと

オンライン向けにメリハリをつけるために行った具体策としては、

・カメラワーク(カメラ台数を増やし細かいスイッチングで飽きが来ないようにする)

・短いアテンションの動画を挟む

・クロマキーを使った演出合成を行いオンライン向けにテロップ表示などで楽しさを演出

・台本をオンライン用と2つに分ける。

・表彰式のシーンのBGMや照明などの演出を変える

・会場インタビュー

・当日リアルタイム投票

・チャットやリアクション

が主な取り組みとなりました。そして今回はデザインもテレビ風ということで番組っぽい仕立てで設計致しました。

結果どうだったのか?

結果としては、抜群の満足度で楽しかったの声を多数いただきました。時間をかけて用意してきた甲斐がありました。やはり時間をかけて丁寧に作れば、企画はより良いものになりますし社内の話題にもなります。今回は初回だったので期待値を大きく超えることができましたので、次回からはよりハードルが上がります(笑)

社内表彰式の考え方のシフトチェンジが起こっているように思います。ただ表彰するだけの場から、社員が会社を知る場、会社を社会に知ってもらう資産。そんな意味合いで社内表彰式の立ち位置は変わっていくように思います。壮大な話かもしれませんが、youtubeなどのメディアを自社で持てる時代。情報発信が容易になり、個体個のコミュニケーションが増えた時代だからこそ、社内表彰式の在り方や活用の仕方も変わってきているように思います。

一朝一夕で行かない部分もありますが、あきらめずに大切に育てていきたい文化です。来年も頑張ります。

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このコラムを書いた人

株式会社GROWS 島田忍

株式会社GROWS 島田忍

株式会社GROWS代表。企業の周年イベントや社内表彰式、キックオフ、内定式など、インナーブランディングを軸としたイベントプロデュースを多数手がける。単なる「盛り上がり」で終わらせず、組織の想いをカタチにし、人と人をつなぐ企画づくりを信条に、現場第一でプロデュースを行っています。

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