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実録!社内懇親会

会社の忘年会幹事になったら何をする?準備から当日までの完全マニュアル

会社の忘年会幹事を任されたとき、最初に困るのは「何から手をつければいいのか分からない」ということではないでしょうか?

会場を探す、参加者を集める、料理を決める、ゲームを考える、景品を用意する、司会進行をつくる。やることを思い浮かべると次々に出てきますが、実際には順番を間違えると後から調整が増え、幹事の負担が一気に大きくなります。

特に会社の忘年会は、友人同士の飲み会とは少し違います。参加人数が多く、上司や役員も参加し、予算管理や社内確認も必要になるため、「楽しい企画を考えれば終わり」というものではありません。

一方で、準備する順番さえ整理できていれば、必要以上に難しく考える必要もありません。

大切なのは、最初に条件を整理し、その条件に合う会場を押さえ、そのうえで企画や進行をつくっていくことです。

この記事では、初めて会社の忘年会幹事になった方に向けて、準備開始から当日までに何をすればいいのかを、実際の運営をイメージできる形で解説します。

「まず何を決めるのか」「いつまでに準備すればいいのか」「当日は誰が何を担当すればいいのか」まで順番に整理していきますので、忘年会準備のチェックリストとして活用してください!

1.忘年会幹事になったら、最初に決めること

忘年会幹事に決まると、すぐに会場探しを始めたくなるかもしれません。

しかし、その前に整理しておきたいのが「開催条件」です。

ここが曖昧なまま会場を探し始めると、後から「人数が入らなかった」「予算を超えてしまった」「スクリーンが使えなかった」といった問題が起きやすくなります。

まず確認したいのは、開催予定日です。

会社全体で開催する場合は、繁忙期や部署ごとの予定を確認しながら、複数の候補日を出しておくと進めやすくなります。役員や上司の参加が必須であれば、その予定確認も早めに行う必要があります。

次に、参加人数を把握します。

この時点では確定人数でなくても構いません。前年の参加人数や社員数をもとに、50名程度なのか、100名を超えるのか、300名規模になるのかを大まかに見積もります。

忘年会会場は、参加人数によって候補が大きく変わります。例えば80名程度であればレストランや宴会場も選択肢になりますが、300名を超えるとホテルの宴会場やイベントホールなど、大人数に対応できる会場を検討する必要があります。

そして、予算も早い段階で確認しておきたいポイントです。

「一人あたり8,000円まで」なのか、「全体で100万円以内」なのかによって、会場、料理、景品、演出にかけられる費用は変わります。

忘年会の予算は飲食費だけではありません。会場費、音響設備費、スクリーン使用料、景品代、司会者費用、映像制作費、運営スタッフ費などが必要になることもあります。

企画を考え始める前に、まず全体予算の枠を把握しておくことが大切です。

そのほかにも、「社員同士の交流を増やしたい」「一年間の慰労をしたい」「表彰も実施したい」「部署を越えてコミュニケーションを取りたい」など、開催目的も整理しておきましょう。

目的が明確になっていると、後から企画を考えるときの判断軸になります。

2.忘年会準備のスケジュール|2か月前から当日まで

会社の忘年会は、できれば開催日の2か月前程度から準備を始めたいところです。

特に11月後半から12月にかけては忘年会需要が集中するため、人気のある会場や金曜日の日程は早い段階で予約が埋まることがあります。

まず開催2か月前までに、開催日、参加予定人数、予算、開催エリアを決めます。

この段階で会場候補をいくつか出し、空き状況を確認していきます。

会場が決まると、その後の準備は一気に進めやすくなります。

開催1か月半前くらいには、会場を確定し、社内への開催案内をスタートします。同時に、当日の企画内容や大まかなタイムスケジュールについても検討を始めます。

開催1か月前になったら、出欠確認を進めながら、ゲーム、抽選会、ビンゴ、表彰などの具体的な企画を決めていきます。

景品を用意する場合も、このタイミングで候補を決めて発注しておくと安心です。

また、映像を流したい場合は注意が必要です。

一年を振り返るダイジェスト映像やオープニング映像などを制作する場合、素材集めや編集に時間がかかります。映像演出を考えているのであれば、遅くとも1か月前には制作を始めておきたいところです。

2週間前には、参加人数をある程度確定させ、当日のタイムスケジュールと役割分担を固めます。

司会者、受付担当、景品担当、音響確認担当、写真撮影担当など、それぞれ誰が担当するのかを決めておきましょう。

1週間前になったら、会場側との最終確認を行います。

参加人数、料理数、ドリンク内容、レイアウト、マイク本数、スクリーン使用、景品の持ち込み、受付開始時間など、当日の運営に関わる内容を再確認します。

前日には、参加者名簿、受付リスト、進行台本、景品、備品などをまとめ、忘れ物がないかチェックします。

ここまで準備できていれば、当日は進行に集中できます。

忘年会は当日の2時間だけを見るとシンプルですが、その裏側には多くの準備があります。だからこそ、直前にまとめて対応するのではなく、準備を少しずつ前倒しして進めることが大切です。

3.忘年会会場の選び方|幹事が確認したいポイント

忘年会の印象を大きく左右するのが会場です。

料理がおいしいことはもちろん重要ですが、会社の忘年会では、それ以外にも確認しておきたい項目があります。

まず見るべきなのは、参加人数に対して十分な広さがあるかという点です。

会場の収容人数が100名と書かれていても、それが着席形式なのか立食形式なのかによって使い勝手は変わります。

100名が入れる会場に100名を入れると、席と席の間が狭くなり、移動しにくくなる場合もあります。ゲームや抽選会を行う予定があるなら、少し余裕のある会場を選んだほうが運営しやすくなります。

次に確認したいのが、音響設備です。

乾杯の挨拶だけであればマイク1本でも対応できますが、司会者と登壇者がいる場合は、複数本必要になることがあります。

BGMや映像を流す場合は、パソコンから音声を出せるのか、音響オペレーターが必要なのかも確認しておきましょう。

スクリーンとプロジェクターも忘れやすいポイントです。

会社紹介映像、クイズ問題、抽選番号、表彰者紹介など、スクリーンがあるだけで企画の幅は大きく広がります。

ただし、会場によってはスクリーン使用料が別料金になっている場合もあります。

また、受付スペースも意外と重要です。

参加者が100名、200名と増えると、受付開始直後に人が集中します。

入口付近に十分なスペースがない場合、会場外に列ができてしまうこともあります。

クローク、控室、荷物置き場なども事前に確認しておくと安心です。

そして最後に、必ず確認しておきたいのがキャンセル規定と人数変更の締切です。

忘年会は直前に参加人数が変わることが多いため、「何日前まで人数変更が可能なのか」を把握しておきましょう。

会場選びでは、料理の内容だけで決めるのではなく、当日の運営まで想像して判断することが大切です。

4.忘年会の企画・ゲーム・進行を決める

会場が決まったら、次に考えるのが企画です。

ここでよくあるのが、「忘年会だからとりあえずビンゴをやろう」という決め方です。

もちろん、ビンゴは分かりやすく、多くの人が参加できる優れた企画です。

ただし、毎年同じ企画が続いているのであれば、少し違う切り口を入れてみてもよいでしょう。

例えば、社員同士の交流を増やしたいのであれば、テーブル対抗クイズや共通点探しなど、参加者同士が相談する企画が向いています。

一年間を振り返りたいのであれば、今年起きた出来事をクイズにしたり、写真を使った社内ニュース企画にしたりする方法もあります。

イベント全体を華やかにしたいのであれば、抽選会や格付けチェックなど、ステージ演出と相性の良い企画もおすすめです。

社員への感謝を伝えたい場合は、ゲームだけではなく、サンクスアワードやメッセージ企画を入れるのもよいでしょう。

重要なのは、企画数を増やしすぎないことです。

2時間の忘年会でゲームを3本、抽選会、表彰、映像と詰め込んでしまうと、参加者が落ち着いて食事や歓談を楽しむ時間がなくなります。

企画は1〜2本に絞り、歓談とのバランスを取ったほうがイベントとしてまとまりやすくなります。

また、会社の忘年会では、一部の人だけが楽しむ企画にならないことも大切です。

若手社員だけが前に出るゲームではなく、役職や年齢に関係なく参加できる設計にすると、会場全体が盛り上がりやすくなります。

5.忘年会当日の進行と幹事の動き

忘年会当日は、開始時間になってから準備を始めるのでは遅すぎます。

できれば幹事メンバーは、受付開始の1時間前程度には会場入りし、会場レイアウトや機材を確認しておきましょう。

例えば、18時30分開宴の忘年会であれば、17時30分頃には会場に入り、受付、マイク、スクリーン、景品、席配置などを確認します。

2時間の忘年会であれば、次のような進行が一例です。

18時00分 受付開始
18時30分 開会
18時35分 代表挨拶
18時40分 乾杯
18時45分 歓談
19時15分 ゲーム・企画
19時45分 抽選会
20時05分 歓談
20時20分 締め挨拶
20時30分 終了

もちろん、会社によって進行内容は変わります。

ただし、どの忘年会でも意識したいのが、序盤に挨拶を詰め込みすぎないことです。

開会挨拶、社長挨拶、役員挨拶、乾杯挨拶と続くと、参加者はなかなか食事を始められません。

特別な事情がなければ、挨拶はできるだけ簡潔にまとめ、早めに乾杯へ進むほうが会場の空気は良くなります。

当日は、幹事一人ですべてを担当しないことも大切です。

例えば、受付担当は参加者のチェックと名札配布、司会担当は進行、景品担当は抽選会準備、会場担当は料理やドリンクの状況確認、写真担当は記録撮影というように役割を分けておきます。

大人数になればなるほど、役割分担は重要になります。

特にゲームや抽選会を行う場合は、司会者が話している裏側で、次の景品を準備したり、結果集計をしたりする必要があります。

ステージ上では数分の企画でも、その裏では複数の人が動いています。

事前に「誰が、いつ、何をするか」を決めておくことで、当日の混乱を大きく減らすことができます。

6.忘年会幹事が失敗しやすいポイントと対策

忘年会は比較的カジュアルな社内イベントですが、実際には幹事が失敗しやすいポイントがいくつもあります。

最も多いのが、準備を後回しにしてしまうことです。

開催日だけ決めて安心してしまい、会場探しを始めるのが1か月前になると、希望するエリアや時間帯が空いていないことがあります。

特に金曜日や12月中旬は早く埋まりやすいため、日程が決まったら会場だけでも早めに押さえておくことをおすすめします。

次に多いのが、企画を詰め込みすぎるケースです。

幹事としては「せっかくなので楽しんでもらいたい」と考え、クイズ、ビンゴ、抽選会、表彰などをたくさん入れたくなります。

しかし、イベント全体の時間には限りがあります。

企画が多すぎると一つひとつが慌ただしくなり、結果として参加者が疲れてしまいます。

忘年会では、企画の時間と歓談の時間にメリハリをつけることが大切です。

また、意外と多いのが音響や映像の確認不足です。

当日になって「パソコンとプロジェクターが接続できない」「音声が流れない」「マイクが足りない」といったトラブルが起きると、進行が止まります。

映像や音響を使う場合は、できれば事前に会場で接続確認をしておきましょう。

受付の混雑も注意したいポイントです。

100名以上になると、受付開始時間に参加者が集中します。

名簿を五十音順に分けたり、部署ごとに受付を分けたりすることで、待ち時間を短くすることができます。

そして最後に忘れてはいけないのが、幹事自身の負担です。

準備から当日運営まで一人で抱えてしまうと、幹事はほとんど忘年会を楽しめません。

事前に役割を分担し、必要に応じて社内メンバーや外部のイベント会社に任せることも選択肢の一つです。

7.忘年会幹事の仕事は「準備で8割決まる」

会社の忘年会を成功させるために、特別に珍しい企画が必要なわけではありません。

むしろ重要なのは、参加者が迷わず会場に到着でき、スムーズに受付を済ませ、食事を楽しみ、企画に参加し、気持ちよく帰れることです。

その一つひとつを整えるのが、幹事の仕事です。

開催日、人数、予算を整理する。

条件に合う会場を探す。

企画を決める。

進行をつくる。

役割を分担する。

一つずつ順番に準備していけば、必要以上に難しく考える必要はありません。

特に初めて忘年会幹事を担当する場合は、すべてを自分で完璧にこなそうとしないことも大切です。

社内メンバーに協力してもらうこともできますし、参加人数が多い場合や企画演出までしっかりつくりたい場合は、イベント制作会社に任せる方法もあります。

GROWSでは、忘年会をはじめ、社員総会、表彰式、周年イベント、キックオフ、懇親会など、さまざまな社内イベントの企画・制作・運営を行っています。

会場探しからゲーム企画、映像、音響・照明、司会進行、当日の運営までまとめて対応できるため、「幹事になったけれど何から始めればいいか分からない」という段階からでもご相談いただけます。

忘年会は、一年間働いてきた社員が一堂に集まる貴重な時間です。

ただ食事をして終わるだけではなく、社員同士が会話し、一年を振り返り、「来年も頑張ろう」と思える時間にできれば、忘年会は会社にとって価値のある社内イベントになります。

幹事にとっても、参加者にとっても気持ちよく一年を締めくくれるよう、準備を一つずつ進めていきましょう。


よくある質問

Q1.会社の忘年会はいつから準備すればいいですか?

参加人数にもよりますが、できれば2か月前程度から準備を始めると安心です。特に100名を超える忘年会やホテル・宴会場を利用する場合は、会場が埋まる前に早めに日程と会場を押さえておくことをおすすめします。

Q2.忘年会幹事は何人くらい必要ですか?

30〜50名程度であれば2〜3名、100名を超える場合は4〜6名程度いると役割分担がしやすくなります。受付、司会、景品、会場対応、写真撮影などを分担すると、当日の負担を減らすことができます。

Q3.会社の忘年会ではどんな企画が盛り上がりますか?

社内クイズ、格付けチェック、抽選会、ビンゴ、チーム対抗ゲームなどが実施しやすい企画です。参加人数や開催目的に合わせて選び、全員が参加しやすい内容にすることがポイントです。

Q4.忘年会の企画は何個くらい入れるべきですか?

2時間程度の忘年会であれば、メイン企画は1〜2個程度でも十分です。企画を増やしすぎると歓談や食事の時間が少なくなるため、全体のバランスを考えて構成することが大切です。

Q5.100人以上の大人数忘年会で注意することはありますか?

受付混雑、会場レイアウト、音響設備、スクリーンの見やすさ、ゲームの集計方法などを事前に確認しておく必要があります。人数が増えるほど、企画内容そのものよりも運営設計が重要になります。

Q6.忘年会をイベント会社に依頼することはできますか?

可能です。会場選定、企画、映像、音響・照明、司会進行、運営スタッフまでまとめて依頼することもできます。特に大人数の場合は、社内幹事だけで対応するよりも当日の負担を大きく減らすことができます。

懇親会で盛り上がる企画をご紹介!

このコラムを書いた人

株式会社GROWS 島田忍

株式会社GROWS 島田忍

株式会社GROWS代表。企業の周年イベントや社内表彰式、キックオフ、内定式など、インナーブランディングを軸としたイベントプロデュースを多数手がける。単なる「盛り上がり」で終わらせず、組織の想いをカタチにし、人と人をつなぐ企画づくりを信条に、現場第一でプロデュースを行っています。

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