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実録!社内懇親会

社内忘年会で盛り上がる企画10選!社員同士の交流が生まれるゲーム・アイデアを紹介

年末が近づいてくると、総務や人事、社内イベントを担当している方の中には、「今年の忘年会は何をやろうか」と企画を考え始める方も多いのではないでしょうか。

毎年開催している会社ほど、企画がマンネリ化しやすくなります。ビンゴ大会や抽選会は定番ではあるものの、昨年も一昨年も同じ内容だったとなると、参加する社員にとって新鮮味が薄れてしまいます。一方で、変わった企画を入れれば必ず盛り上がるわけでもありません。ルールが複雑だったり、一部の人しか参加できなかったりすると、むしろ会場の温度差を生んでしまうこともあります。

会社の忘年会で大切なのは、「何をやるか」だけではなく、その企画を通してどのような時間をつくりたいのかを考えることです。

普段あまり話す機会のない社員同士が交流する。部署を越えて会話が生まれる。一年間を振り返りながら会社への理解を深める。そして最後には、「参加してよかった」と感じてもらう。

こうした時間を設計できると、忘年会は単なる宴会ではなく、一年を締めくくる社内イベントになります。

今回は、社内イベントの企画・制作・運営を行っているGROWSの視点から、会社の忘年会で取り入れやすく、大人数でも盛り上がりやすい企画を10個ご紹介します。企画の内容だけではなく、実施方法や運営時のポイントまで解説していきますので、今年の忘年会づくりの参考にしてください。

1.社内忘年会は「宴会」ではなく一年を締めくくる社内イベント

忘年会という言葉から、飲食をしながら自由に歓談する場をイメージする方は多いと思います。もちろん、社員がリラックスして食事や会話を楽しめる時間は大切です。

ただし、会社が費用と時間を使って開催するのであれば、そこにもう一つ目的を加えるだけでイベントとしての価値は大きく変わります。

例えば、部署を越えたコミュニケーションを増やしたいのであれば、個人参加型のゲームよりもテーブルやチーム単位で参加する企画のほうが向いています。一年間の活躍を振り返りたいのであれば、今年起きた出来事をクイズにしたり、社員の写真や映像を使った演出を取り入れたりする方法もあります。

社員への感謝を伝えたい会社であれば、単純なゲームだけではなく、サンクスアワードやメッセージ企画を組み合わせてもよいでしょう。

重要なのは、企画を先に決めるのではなく、「忘年会が終わったとき、参加者にどんな気持ちになってほしいか」から逆算することです。

大きく盛り上がって終わる忘年会もあれば、社員同士の距離が少し縮まる忘年会もあります。会社らしさを感じてもらうことを重視するケースもあるでしょう。

この目的が整理されていると、企画選びもしやすくなり、当日の進行にも一本の軸が生まれます。

2.社内忘年会の企画を考えるときに押さえたい3つのポイント

面白そうなゲームを見つけると、すぐに取り入れたくなります。しかし、社内忘年会では企画そのものの面白さだけでなく、実際に会場で成立するかどうかを考える必要があります。

特に押さえておきたいのが、「参加人数」「参加しやすさ」「運営のしやすさ」の3つです。

まず、参加人数です。

20名の忘年会と300名の忘年会では、適している企画がまったく異なります。少人数であれば全員がステージに立つ企画も成立しますが、数百名規模になると、代表者だけが参加する企画では多くの社員が観客になってしまいます。

人数が増えるほど、テーブル単位やチーム単位で全員が参加できる仕組みを考えることが大切です。

次に、参加しやすさです。

忘年会には、ゲームが好きな人もいれば、人前に出ることが苦手な人もいます。若手社員だけではなく、管理職や役員が参加することもあるでしょう。

そのため、特定の人だけが活躍するゲームよりも、知識・相談・運など、複数の要素を組み合わせた企画のほうが幅広い人が参加しやすくなります。

最後に、運営のしやすさです。

面白い企画であっても、ルール説明に10分かかったり、回答集計に時間がかかったりすると、会場の空気は止まってしまいます。特に忘年会では飲食や歓談も同時に進んでいるため、参加者の集中力を長時間維持するのは簡単ではありません。

理想は、司会者が1〜2分説明すれば内容を理解でき、その場ですぐに参加できる企画です。

この3つの視点を持って企画を選ぶと、「面白そうだったけれど実際には盛り上がらなかった」という失敗を減らすことができます。

3.社内忘年会で盛り上がる企画10選

ここからは、実際に社内忘年会で取り入れやすい企画をご紹介します。

忘年会らしい華やかさだけではなく、社員同士のコミュニケーションが生まれることも意識して選んでいます。

① 会社にまつわるチーム対抗クイズ

会社の歴史や商品、社員、社内で起きた出来事などをクイズにする企画です。

単なる一般常識クイズとは違い、自分たちの会社がテーマになっているため、問題が出た瞬間からテーブル内で会話が生まれやすいのが特徴です。

例えば、「今年一番売れた商品は?」「会社創業時の社員数は?」「社長が新入社員時代に所属していた部署は?」など、少し意外性のある問題を入れると盛り上がります。

実施するときは、4〜8名程度でチームを組み、問題ごとに相談して回答してもらいます。回答はフリップやスマートフォンを使って集計するとスムーズです。

重要なのは、難しすぎる問題だけにしないことです。知識がある人しか答えられない内容ではなく、「相談すると何となく答えが見えてくる」くらいの難易度にすると、コミュニケーション企画として機能します。

② 写真で振り返る!今年の社内ニュースクイズ

一年間の会社の出来事を、写真や映像を使ってクイズ形式で振り返る企画です。

新商品の発売、新拠点のオープン、社内行事、新入社員の入社、プロジェクトの成功など、その年ならではの出来事を問題にしていきます。

例えば、スクリーンに写真を映し、「この写真が撮影されたのは何月でしょう?」「このイベントに参加した社員は何名だったでしょう?」といった問題にすると、自然に一年間を振り返ることができます。

単純なクイズだけではなく、正解発表時に当時の写真やコメントを追加すると、よりイベントらしい演出になります。

年末の忘年会だからこそ、「今年いろいろあったな」と参加者が感じられる企画です。

③ 社内版・格付けチェック

テレビ番組のように、2つの商品やサービスを比較して正解を当てる企画です。

高級食材と一般的な食材を食べ比べたり、音や写真を比較したりと、テーマ次第でさまざまな展開ができます。

例えば、高級チョコレートとコンビニのチョコレート、高級ジュースと一般的なジュース、有名ブランドの商品と一般商品などを用意します。

各テーブルで相談してAかBかを決め、最後まで正解数を競います。

食べ物を扱う場合はアレルギーへの配慮が必要ですが、参加者全員が同じ体験を共有できるため、忘年会では非常に盛り上がりやすい企画です。

特に、役員や管理職が参加すると会場が盛り上がります。「部長は絶対Aと言っているけれど、本当に合っているのか」といった会話が自然に生まれるのも、この企画の面白いところです。

④ 共通点を5つ見つけろ!

テーブル内のメンバー全員に共通することを、制限時間内に探してもらうコミュニケーションゲームです。

「全員兄弟がいる」「全員ラーメンが好き」「全員関西に行ったことがある」など、何でも構いません。

ただし、「全員この会社で働いている」「全員今日忘年会に参加している」といった簡単すぎる回答は禁止にすると、会話が広がります。

この企画の良いところは、普段話す機会がない社員同士でも自然に質問し合えることです。

「休日は何をしていますか?」「出身はどこですか?」「最近旅行しましたか?」といった会話から、意外な共通点が見つかることがあります。

ゲームをきっかけに、その後の歓談がしやすくなるため、忘年会の序盤に入れる企画としてもおすすめです。

⑤ 社員アンケートランキングクイズ

事前に社員アンケートを実施し、その結果をランキング形式で当ててもらいます。

例えば、「社員が選ぶ今年一番印象に残った出来事」「一緒に無人島に行きたい上司」「今年もっともよく使われた社内ワード」など、会社独自の質問をつくります。

当日は「第1位は何でしょう?」と出題し、各チームで予想してもらいます。

参加者自身の回答が企画に反映されているため、普通のクイズよりも当事者意識が高くなります。

正解発表時にランキングの2位、3位まで紹介したり、社員のコメントを表示したりすると、さらに盛り上がります。

事前準備は必要ですが、その会社でしか成立しないオリジナル企画をつくりやすい方法です。

⑥ 部署対抗ジェスチャーゲーム

代表者がお題をジェスチャーだけで表現し、チームメンバーが答えるゲームです。

昔からあるシンプルなゲームですが、忘年会では非常に使いやすい企画の一つです。ルールを説明する必要がほとんどなく、ステージ上で行うと観客側も楽しめます。

お題は「野球」「ゴルフ」といった一般的なものだけではなく、「オンライン会議」「朝礼」「プレゼン」「営業電話」など、会社員なら分かるテーマを混ぜると盛り上がります。

部署対抗にすると応援する理由が生まれるため、会場全体の一体感もつくりやすくなります。

ただし、代表者だけが長時間参加する構成にすると、他の参加者が観客になってしまいます。1チーム30秒〜1分程度でテンポよく進めることがポイントです。

⑦ 数字で答える会社クイズ

答えがすべて「数字」になるクイズです。

例えば、「今年入社した社員は何人?」「会社で一番長く働いている社員の勤続年数は?」「今年開催した社内イベントの回数は?」など、会社にまつわる数字を問題にします。

完全一致だけを正解にするのではなく、「正解に最も近いチームがポイント獲得」というルールにすると、答えを知らなくても参加できます。

社員同士で「たしか○○人くらいじゃなかった?」と相談する時間が生まれるため、知識クイズよりも参加のハードルが低いのが特徴です。

また、正解発表の際に数字の背景を紹介すると、会社への理解を深めるコンテンツにもなります。

⑧ ミッション型ビンゴ

通常の数字ビンゴではなく、マスにミッションを書いたビンゴです。

例えば、

「他部署の人と名刺交換する」

「今年一番頑張ったことを誰かに話す」

「同じ誕生月の人を見つける」

「初めて話す人と写真を撮る」

といったミッションを用意します。

参加者は会場内を動きながらミッションをクリアし、ビンゴを目指します。

この企画は、単純なゲームというよりも、参加者同士をつなぐ仕掛けとして非常に効果的です。

ただし、大人数の場合は会場内で人が一斉に移動すると混雑します。着席したままでできるミッションと、移動するミッションを組み合わせるなど、会場規模に合わせて設計する必要があります。

⑨ 豪華景品をかけた大抽選会

忘年会の定番ではありますが、やはり抽選会は強い企画です。

特に、大人数のイベントでは全員が平等に参加でき、ルール説明もほぼ必要ありません。

ただし、単純に番号を読み上げるだけでは途中から単調になってしまいます。

例えば、当選者が出た後に「さらに上位賞へ挑戦できるルーレット」を用意したり、景品の内容を最後まで隠したりすることで、演出性を高めることができます。

また、景品をすべて高額商品にする必要はありません。

「社長とランチ券」「午後休取得権」「会社オリジナルグッズ」など、社内ならではの景品を混ぜると、金額以上に話題になることがあります。

抽選会はシンプルだからこそ、BGM、照明、スクリーン演出、MCの進行によって印象が大きく変わります。

⑩ 今年のありがとうを伝えるサンクスアワード

最後にご紹介するのは、社員同士で「ありがとう」を伝える企画です。

事前に、「今年助けてもらった人」「一緒に仕事をして刺激を受けた人」「陰で支えてくれた人」などを社員から募集し、その中から何名かを当日紹介します。

必ずしも本格的な表彰式にする必要はありません。

スクリーンに名前とメッセージを表示し、本人に一言コメントしてもらうだけでも、十分に温かい時間になります。

忘年会は、ゲームや抽選で盛り上がるだけではなく、一年間一緒に働いた仲間への感謝を伝える機会でもあります。

イベントの後半にこうした企画を入れると、最後まで騒がしいだけではなく、「今年も一年頑張ったな」と感じられる締めくくりをつくることができます。

4.参加人数別におすすめの忘年会企画

忘年会企画を選ぶときは、参加人数との相性を必ず考える必要があります。

30〜50名程度であれば、参加者同士の距離も近いため、共通点探しや格付けチェック、ジェスチャーゲームなど、会話やリアクションが見えやすい企画が向いています。

100〜300名程度になると、個人単位で進めるよりもテーブル対抗や部署対抗にしたほうが運営しやすくなります。会社クイズやランキングクイズ、数字クイズなど、スクリーンを使って一斉に進行できる企画がおすすめです。

300名を超えるような大規模忘年会では、企画そのものより「全員が今何をすればいいのか分かる設計」が重要になります。

問題はスクリーンに大きく表示し、回答時間をカウントダウンで見せる。各テーブルに回答方法を事前に伝えておく。司会者だけではなく会場スタッフも参加者の動きをサポートする。

こうした運営設計がないと、面白い企画を用意しても会場全体には伝わりません。

大人数ほど、クイズや抽選会などシンプルな企画を、映像・音響・照明を使って大きく見せるほうが成功しやすいケースもあります。

5.忘年会企画を盛り上げる司会・進行・演出のポイント

忘年会が盛り上がるかどうかは、企画そのものだけで決まりません。

実際のイベント現場では、同じ企画を実施しても、進行方法によって会場の反応が大きく変わることがあります。

特に重要なのがテンポです。

ゲーム開始前に司会者が長時間ルールを説明すると、それだけで参加者の集中力は下がります。可能であればスクリーンにルールを表示し、司会者は重要なポイントだけを説明する形にするとスムーズです。

回答時間についても、「それでは考えてください」と言うだけではなく、画面上に30秒のカウントダウンを表示すると会場の集中力が高まります。

BGMや効果音も重要です。

問題出題時、回答中、正解発表、優勝チーム発表など、それぞれに音を入れるだけでもイベントとしての完成度は大きく変わります。

また、景品発表は見せ方を工夫したいポイントです。

最初から景品をすべて見せるのではなく、「第3位」「第2位」「第1位」と順番に紹介したり、一部をシークレット景品にしたりすると期待感が続きます。

そして、大人数の忘年会では司会者だけですべてをコントロールしようとしないことも重要です。

回答用紙を回収するスタッフ、ステージへ誘導するスタッフ、景品を準備するスタッフなど、裏側の役割を決めておくことで進行が止まりにくくなります。

参加者から見れば数分のゲームでも、運営側ではその数分のために多くの準備が必要です。

だからこそ、企画を決めた段階で「当日どう動くのか」まで考えておくことが、忘年会成功のポイントになります。

6.社内忘年会を成功させるなら「交流が生まれる仕掛け」をつくる

忘年会の企画を考えていると、どうしても「何をやれば盛り上がるか」に意識が向きます。

もちろん、会場が盛り上がることは大切です。

ただ、社内イベントとして考えたときには、盛り上がったかどうかだけではなく、その時間を通して社員同士にどんなコミュニケーションが生まれたのかも見ておきたいところです。

例えば、同じテーブルの人と相談しなければ答えられないクイズを入れる。普段話さない人と交流するミッションを入れる。一年間の出来事を一緒に振り返る。

こうした小さな仕掛けを入れるだけで、忘年会の意味は変わります。

忘年会終了後に、「あの人と初めてちゃんと話した」「あの部署がこんな仕事をしているとは知らなかった」「今年一年を改めて振り返ることができた」という感想が出てくるのであれば、それは会社イベントとして非常に良い時間だったと言えるのではないでしょうか。

GROWSでは、社内忘年会をはじめ、社員総会、表彰式、周年イベント、キックオフなど、さまざまな社内イベントの企画・制作・運営を行っています。

参加人数や会場、開催目的に合わせて、ゲーム企画だけではなく、会場構成、ステージ演出、映像、音響・照明、司会進行、当日の運営まで含めたイベント設計が可能です。

「毎年同じ忘年会になってしまっている」「今年は少し違うことをやりたい」「大人数でも全員が参加できる企画を考えたい」という場合は、企画段階からご相談ください。

忘年会は、一年間頑張ってきた社員が一堂に集まる貴重な機会です。

ただ飲んで終わるだけではなく、「今年もこの会社で頑張ってよかった」「来年もまた頑張ろう」と思える時間をつくることができれば、忘年会は会社にとって大切な社内イベントになります。

懇親会で盛り上がる企画をご紹介!


よくある質問

Q1.会社の忘年会では、どのくらいの時間をゲーム企画に使うのがよいですか?

忘年会全体の時間にもよりますが、企画は20〜40分程度にまとめるケースが一般的です。企画を詰め込みすぎると食事や歓談の時間が減ってしまうため、メイン企画を1〜2本に絞るほうが進行しやすくなります。

Q2.100名以上でもできる忘年会ゲームはありますか?

会社クイズ、数字クイズ、ランキングクイズ、抽選会など、全員が同時に参加できる企画が向いています。個人参加型よりも、テーブル対抗や部署対抗にすると大人数でも進行しやすくなります。

Q3.お酒を飲まない社員も楽しめる忘年会にするにはどうすればよいですか?

飲食だけに頼らず、クイズやチームゲーム、抽選会、サンクス企画などの参加型コンテンツを用意すると、お酒を飲まない社員も楽しみやすくなります。忘年会を「飲み会」ではなく「社内イベント」として設計することがポイントです。

Q4.忘年会の企画は何個くらい用意すればよいですか?

2時間程度の忘年会であれば、メイン企画は1〜2個でも十分です。企画数を増やすよりも、歓談、食事、企画、表彰、締めなど時間配分にメリハリをつけたほうが参加者の満足度につながります。

Q5.大人数の忘年会でも交流を生み出すことはできますか?

可能です。テーブル対抗クイズや共通点探し、ミッション型ビンゴなど、参加者同士が相談したり話したりする必要がある仕組みを入れることで、大人数でも交流を生み出せます。

このコラムを書いた人

株式会社GROWS 島田忍

株式会社GROWS 島田忍

株式会社GROWS代表。企業の周年イベントや社内表彰式、キックオフ、内定式など、インナーブランディングを軸としたイベントプロデュースを多数手がける。単なる「盛り上がり」で終わらせず、組織の想いをカタチにし、人と人をつなぐ企画づくりを信条に、現場第一でプロデュースを行っています。

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