社内表彰式の⾳楽/BGM選びってどうしたら?そのポイ ントや著作権についてプロが解説

表彰式に⾳楽は⽋かせません。その⾳楽が表彰式の成功の⼀端を握っているといっても過⾔ではありません。

しかし、⾳楽の選び⽅や著作権の問題など気になりますよね。

今回は表彰式における⾳楽選びのコツや著作権に関するポイントについて詳しく解説していきます。

 

表彰式の⾳楽選びのポイント

テーマや感情に合わせた⾳楽の選び⽅について具体的に解説していきます。

 

表彰式のテーマに合わせて⾳楽を選ぶ

表彰式のテーマと⾳楽のイメージが⼀致していることが重要です。例えば、テーマが「チャレンジ」であれば、

勇気を与えるような⼒強い曲が適しているでしょう。
逆に「感謝」がテーマであれば、穏やかで温かみのある⾳楽がふさわしいでしょう。

社⾵などにも合わせてチョイスしていきましょう。

 

場⾯ごとの雰囲気も考慮する

各場⾯ごとの⽬的も⾳楽選びに影響します。オープニング会場全体の雰囲気を上げたいのであれば、

エネルギッシュで元気の出る曲を。受賞者のインタビューでエモーショナルな雰囲気にしたいのであれば、

ソフトなメロディーの曲を選びましょう。

どのような感情を呼び起こしたいかで、場⾯ごとの⾳楽を選ぶことが良いです。

 

参加者の反応を観察する

過去の開催時の参加者の反応も参考になります。どのような曲が好反応を得たのか、

それを考慮することで、より⼀層成功したイベントにつなげることができます。

過去の担当者に聞いてみたり、引き継ぎ資料を確認してみましょう。

ただ全く同じ⾳楽を使っては⾯⽩みに⽋けますので、参考程度にしましょう。

 

個々の受賞者の特性を反映する

表彰式は各受賞者の個々の功績を讃える場ですから、その受賞者の性格や趣味、達成した業績によって⾳楽を

選ぶことはとても有効です。例えば、⾰新的なプロジェクトを成功させた若⼿スタッフが受賞する場合、

現代的なポップ⾳楽やテクノ⾳楽が適しているかもしれません。

野球の⼊場曲のように受賞者ごとに曲を選ぶと、ユニークで場も盛り上がることでしょう。

 

表彰の意義を反映する

受賞者が何のために表彰されているかによっても、⾳楽の選択を変えることができます。

たとえば、⻑年の勤務に対する表彰であれば、クラシック⾳楽や懐かしのヒット曲など、

落ち着きと尊敬の意を込めた⾳楽が適しているでしょう。

受賞者の個性や表彰の意義を⾳楽に反映させることで、メインである表彰部分をさらに盛り上げることができます。

 

⾳楽演出のコツ

⾳楽は感情を誘導する⼒強いツールであり、その演出⽅法次第で表彰式の印象を⼤いに⾼めることが可能です。

以下について、特に注意していきましょう。

 

⾳量とタイミングのコントロール

⾳量とタイミングのコントロールは、表彰式の⾳楽演出で⾮常に重要な要素となります。

この2つ次第で表彰式の雰囲気や参加者のモチベーションは⼤きく変わります。

 

⾳量の調整

⾳量は、参加者が感じる印象を⼤きく左右します。適切な⾳量であれば、会場の雰囲気を⼀気に⾼め、

場の緊張感を和らげる効果も期待できます。しかし、⼤きすぎる⾳量は逆に不快感を⽣み、

⼩さすぎる⾳量ではその存在感を感じられず、逆効果となることもあります。

 

タイミングの把握

⾳楽をスタートさせるタイミングは、その場の雰囲気を最⼤限に引き⽴てるための重要なポイントです。

表彰者の名前が呼ばれた瞬間、受賞者がステージに上がったとき、スピーチが始まる前等、

適切なタイミングで⾳楽を流すことで、臨場感と感動を⽣むことができます。

シナリオと照らし合わせながら、タイミングを細かく決めていきましょう。

 

演出に合わせた⾳楽のアレンジ

演出に合わせて⾳楽をうまく活⽤することで、表彰式に対する参加者の感情移⼊やモチベーションを⾼めることができます。

 

感情の起伏を考慮した選曲

表彰式は感情が⾼まる瞬間が多いです。その起伏を⾳楽で表現することで、より深い感動を⽣むことができます。

例えば、表彰者が発表される前の緊張感を⾼める⾳楽や、受賞者がステージに上がる際の華やかな⾳楽など、

シーンに合わせて感情を盛り上げます。

 

視覚と⾳楽のシンクロ

視覚的な演出と⾳楽は⼀緒に動作することで、より⼤きなインパクトを⽣み出します。

例えば、スライドショーの切り替えと⾳楽のリズムを合わせると、視覚と聴覚が⼀体となり、観客に深い印象を与えます。
ほかにも、受賞者がステージにあがる瞬間や記念品を受け取った瞬間など、

⼈の動きに合わせてベストな⾳楽を短くはさむこともよいでしょう。

 

リハーサルでの確認ポイント

⾳楽の選択やアレンジが終わったら、実際に演出が計画通りに進⾏するか確認するためにリハーサルが必要となります。

ここでは、リハーサルでの確認ポイントについて説明します。

 

演出と⾳楽のタイミング確認

まずは演出と⾳楽のタイミングを確認しましょう。⾳楽がスタートし、⽌まるタイミング、フェードイン‧フェードアウトの速度

などが計画通りになっているかをチェックします。

表彰式のシナリオや進⾏表としっかり照らし合わせながら、タイミングの記載漏れがないかもここで確認することが⼤切です。

 

⾳量調整

次に、⾳量の調整を⾏います。会場の広さや参加者の⼈数、⾳響設備により適切な⾳量は異なります。

リハーサルで実際の⾳量を確認し、調整が必要であれば⾏ってください。

オンライン表彰式の場合は、⾳量が⼤きすぎると⾳が割れてしまう場合がありますし、

逆にまったく再⽣されないというトラブルも起こり得ます。しっかりと事前に本番と同じ環境で確認しましょう。

 

トラブル発⽣時の対応策

最後に、もし⾳楽に関するトラブルが発⽣した場合の対応策を確認しておきましょう。

例えば、⾳楽が流れない、⾳が途切れるなどのトラブルが発⽣した場合、即座に対応できるような準備が必要です。

具体的にこのようなトラブルがあったときはこうするという動きをシナリオや進⾏表に記載しておきましょう。

その際司会者が参加者に対してどのようにフォローするかも決めておくことが良いです。

 

知っておきたい著作権のこと

表彰式の⾳楽選びにおいて外せないのが、著作権の問題です。著作権のことを今⼀度しっかりと理解し、

法律を守りながら効果的に表彰式で⾳楽を活⽤できるようにしましょう。

 

⾳楽の著作権とは何か

⾳楽の著作権とは、作曲家や作詞家などが作り出した⾳楽作品の使⽤に関する権利のことを指します。

これは、その⾳楽作品を使⽤する際には、原則として著作権者から許可を得る必要があるということを意味しています。

たとえ企業の表彰式で⾳楽を流す場合でも、その⾳楽作品の著作権者から使⽤許可を得るか、

または著作権料を⽀払う必要があります。

この点は、組織が適法に⾳楽を使⽤するために知っておくべき重要な知識となります。

 

「社内で内輪の表彰式だからどんな⾳楽を使っても⼤丈夫だろう」

「オンラインだから誰もわからない」

 

と思うかもしれませんが、思わぬトラブルが発⽣した場合の代償は⼤きいです。

トラブルがないように、しっかりと著作権について理解して⾏動しましょう。

 

著作権違反を避けるための⼿順

⾳楽の著作権違反を避けるためには、以下の⼿順を踏むことが重要です。

 

⾳楽の著作権の存在を確認する

まず初めに⾏うべきことは、使⽤しようとしている⾳楽が著作権の対象であるかどうかを調べることです。

この情報は⾳楽の購⼊元やウェブサイト、⾳楽ライセンス管理団体のウェブサイトなどで確認できます。

 

 

許可を得る

次に、著作権が存在する⾳楽を使⽤する場合、必ずその⾳楽の著作権者から許可を得る必要があります。

許可の形態は書⾯によるものが⼀般的で、電⼦メールでも可能です。

 

 

使⽤料を⽀払う

著作権者から許可を得た場合、使⽤料を⽀払う必要があります。使⽤料の⾦額は、⾳楽の種類や使⽤⽅法、

規模などにより異なります。

 

許可の範囲内で使⽤する

最後に、許可を得た⾳楽はその許可の範囲内でのみ使⽤することが必要です。例えば、使⽤する範囲や期間、

場所などが限定されている場合がありますのでよく注意して使⽤しましょう。

 

 

参加者にSNSにアップしないように事前に伝える

参加者は著作権のことは基本的に気にしていませんので、

表彰式の動画を個⼈のSNSなどにアップしてしまう可能性があります。

その際に著作権の侵害で通報されてしまう可能性がありますので、

参加者には動画を撮影したりSNSにアップしたりしないように事前に通告しておきましょう。

 

 

著作権フリー⾳楽の活⽤法

表彰式での⾳楽選びにおいて、著作権フリー⾳楽の活⽤は⼤きな⼀助となります。ここではその活⽤法をご紹介します。

 

適切なライブラリの利⽤

まず、インターネット上には著作権フリー⾳楽を提供しているライブラリが多数存在します。

⽤途やジャンルに応じて適切な⾳楽を選び、ダウンロードして利⽤することが可能です。

 

フリーミュージックとのバランス

ただし、著作権フリー⾳楽だけでなく、有名な楽曲を使いたい場合もあるでしょう。

その場合、必要な許可を取得した上で、フリーミュージックとバランス良く使い分けることが⼤切です。

 

⾳楽の調整

著作権フリー⾳楽も、⾳量や⻑さなどは⾃由に調整可能です。シーンに合わせて適切に調整し、

最適な雰囲気を作り出しましょう。

 

表彰式のプロに任せると安⼼

著作権に関しては、トラブルになってしまうと企業として⼤きな痛⼿になります。

しかし慣れない⼿続きは⼿間がかかりますし、わからないことがあると⼯数もかかります。

ですので、表彰式のプロにはじめから任せることにより、著作権の問題もクリアになります。

さらに場⾯ごとの適切な⾳楽のセレクトも豊富な経験と⾳楽素材からセレクトすることができます。

表彰式を安⼼して楽に迎えるためにも、表彰式のプロに任せることをおすすめします。

 

まとめ

表彰式にとって⾳楽はとても重要な役割を持ちます。ただ⾳楽を流すだけではなく、

⻑さや速度を変えることで⼤きなインパクトを作ることができますし、

場⾯にあった⾳楽を選ぶことで感情を⾼めることができます。表彰式は社員全員の⼠気を⾼めて、

改めて絆を深める⼤切な機会です。著作権に注意しながら、うまく⾳楽を活⽤して表彰式を成功させましょう

 

 

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